こんにちは。
元関西人のガーハラダです。
先週の事ですが、祇園祭を見に京都へ行ってきました。
四国帰化人となって20数年なので、祇園祭に訪れたのも30年ぶりぐらいです。
コンチキチン♪
というお囃子が至る所から聞こえて来て、やっぱ京都はいいなぁ~なんて思うわけです。
ビールを片手にきゅうりを丸かじるのも夏の京都の風物詩。
日帰りだったのですが、たっぷり夜遅くまで堪能させていただきました。
ハイシーズンの京都は車で行くと地獄を見る?
と、ガーハラダの夏の思い出を語ってもつまらないと思いますので、早々に本題へ進みます。
今回は、実は娘が神戸に住んでいるという事もあって、車で神戸まで行き、そこからは京都の烏丸(からすま)まで阪急電車を使いました。
ちなみに、神戸からは十三で乗り換えて京都線というのがセオリーなのですが、梅田まで行ってしまって乗り換えた方が座れるというあざとい戦法を使いました。
関西人ならみんな知ってる地元ネタです(笑)
では、なぜ京都まで車で行かなかったのでしょうか?
わざわざ神戸で乗り捨てなくても、そのまま車で京都まで行ったらいいやん!
なんて思われた人も多いと思いますが、祇園祭の期間中は、祭りが行われる烏丸から八坂神社までの四条通が夕方より通行止めになります。観光客が多すぎて大混雑するので、歩行者天国になるんですね。
京都のメインストリートである四条通が通行止めになると、当然周辺道路は大渋滞。観光客の流入も重なって、車なんていつ目的地に到着するか分かったもんじゃない。駐車場があるとも限りませんからね。
という事で、今回は神戸にてパーク&ライドしたわけなんです。
京都市内の大渋滞は、何も祇園祭の期間だけではありません。
連休や、ともすると何でもないただの土日ですら渋滞する事があります。
特に、桜や紅葉の時期は、車で観光すると死にます!
でも、ガーカガワの読者である香川県民の皆さんは、どこに行くのも車派が多いと思います。
京都に行くなら新幹線か高速バスで!というのが正解なのですが、複数人で行く事を考えると車の方がラクですし、お金も安く済んだりしますからね。
という事で、今回は元関西人、そして年に何度かは仕事や観光で京都を訪れるガーハラダが、裏ワザ的パーク&ライドを皆さんにお伝えします。
伏見稲荷や清水寺、祇園方面は深草周辺に駐車すべし!
ハイシーズンの激混み度ナンバーワンなのが伏見稲荷や清水寺周辺。
春は桜の名所が多いですし、
上から順に、伏見稲荷、伏見稲荷千本鳥居、三年坂の桜、高台寺の桜
秋は、燃えるような紅葉の名所ですからね。
清水寺
ちなみに、清水寺はシーズンを通してこんな感じの人出です。
まず、周辺地域で大渋滞ですし、駐車場もどこも一杯なので、パーキングジプシーとなります。
という事で、おすすめしたいのは京阪電車の深草駅周辺に駐車する事です。
※「拡大地図を表示」で見ると、たくさんのコインパーキングが表示されます。
京阪電車の深草駅(あるいは藤森駅)周辺には比較的安価なコインパーキングが点在しています。
京都南インターチェンジからもさほど遠くはなく、市内中心部に入る前に東へ行くので、渋滞に巻き込まれる事も少ないでしょう。
深草駅からは次の駅に伏見稲荷がありますし、清水寺などの東山方面には清水五条駅で下車。
祇園や八坂神社などへは祇園四条駅。ちなみに、祇園四条下車して四条大橋を渡ったら阪急河原町駅ですのでさらに足を伸ばすこともできます。
祇園。普通に舞妓さんが歩いていました。
嵐山へは桂から阪急で!
もうひとつ、京都では外せない観光スポットが嵐山です。
ただ、ここも車が大渋滞なんですよね。何せ駐車場が足りてない!
清水寺周辺から比べるとまだ日によっては車で行けない事もないのですが、ハイシーズンの休日に行くのはやはり無謀と言わざろうをえません。
なので、とりあえず嵐山方面に車を走らせてもいいとは思いますが、ナビを見ながら数キロ手前から渋滞しているようなら引き返した方が良いです。
では、どこに引き返すのか?
そのまま街の中心部へ向かってもいいのですが、みんな考える事は同じなので、京福電鉄周辺は駐車場が満車な事も多いのです。
だからと言って、路線バスやタクシーだと結局渋滞に巻き込まれるのは同じですからね。
おすすめは阪急桂駅周辺です。
※同じく「拡大地図を表示」で見ると、たくさんのコインパーキングが表示されます。
阪急桂駅から阪急嵐山駅までは3駅約7分です。
こちらも京都南インターチェンジから西大路通→八条通で道も分かりやすいと思います。
嵐山観光のあと、時間があるようなら京福電鉄で市内の名所を巡って、河原町や烏丸あたりから阪急で桂まで戻ってきてもいいですね。桂は大きな駅なので、河原町方面からはどの電車を乗っても止まります。
という事で、今回はどうしても京都まで車で行きたい人のために、パーク&ライドをおすすめしてみました。
ご旅行の参考にぜひなさって下さいね~!
あっ、ちなみに京都の夏は、暑すぎて昼間うろうろすると死にます。熱中症対策を忘れずに!