
せっかくの休日なのに雨でがっかり…
でも、そんな日にこそいつもとは違った空気を撮ることができるんです。今回はそんな雨の映え写真を撮るヒントをご紹介します。雨の日はあえて靴を磨いて出かけてみましょう!
なのですが…
梅雨入りしたはずなのに、天気予報を見ると向こう一週間はずらりと晴れマーク。
「雨の日の楽しみ方を書こう」と思っていたのですが、どうやら香川の空はまだ本気を出していないようです。
まぁでも、タイミングはずしはガーカガワらしさのひとつでもあります。(えっ、そうなん?)
この記事を書いている今も窓の外は気持ちがいいくらいの快晴なのですが、いずれやってくるガチ梅雨のために雨の日の撮り方をちょこっと紹介したいと思います。
これを見ると雨の日が待ち遠しくなるかも(笑)
ポイント1 あえて暗めに撮る

雨の日に写真を撮ろうとすると、「ちょっと暗いな」と思う事があります。
でも実は、その暗さこそが雨の日らしさだったりします。
カメラやスマホは自動的に写真を明るくしようとしますが、少しだけ暗めに撮ることで、その日の空気感が残ります。


晴れた日は明るくハイキー寄りに、雨の日はあえて暗めに撮る。自然に逆らうより、自然な天候に素直にのっかった方がその場の空気も撮れるような気がします。
まぁ、写真としては地味になりがちなんですけどね。そこで、ちょっとした工夫をポイント2から紹介します。
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ポイント2 傘をうまく使ってみよう

私は、いつ雨が降ってもいいように取材の車には透明のビニール傘と赤い傘をいつも積んでいます。
でね、この透明のビニール傘が意外と小道具として使えるんです。顔を隠したり、前ボケに使ったり、水滴を写し込んだり。
あえて顔ではなく傘の雨粒にピントを合わせたりすると雰囲気出ませんか?

それと、光をある程度透過してくれるので人物の顔が明るくなるのも大きなメリットです。ポイント1で暗めに撮ろうと書きましたが、それでも光と影は意識するとメリハリがでますしね。

そして赤い傘は、風景の中に刺し色がほしい時に使ったりします。
紫陽花のブルーにちょこっと赤を入れると良いアクセントになりそうです。

ただ、人の顔まで赤くなるので、あまり寄らずに引いて撮るのがコツです。
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ポイント3 濡れた地面を探してみる

雨の日だけ現れる景色があります。そのひとつが、水たまりや濡れた路面です。
低い位置からリフレクション(反射)を狙ったり、雨が落ちた時の波紋を撮ったり、雨ならではの面白い写真が撮れます。

夜になるとあえて水たまりを探すこともありますね。いろんな方向から見て、反射した景色の一番おいしいところを撮るのが楽しいのです。
あまりにも水たまりを凝視しているもんだから「何か落とされましたか?」って親切な人に声を掛けられたことがありますが…

普段は見過ごしてしまう道端も、雨の日には立派な被写体になります。
ただし、水たまりを凝視しすぎると怪しまれるのでご注意ください(笑)
その4 オールドレンズで空気を写す

フィルム写真しかなかった頃の古いレンズがここ数年流行っているそうです。
今ほどコーティング技術が発達していなかった頃のオールドレンズには独特のフレアーやゴーストが楽しめるので、晴れた日に持ち出すことが多いのですが、あえて雨の日に持ち出すと、しっとりとした湿度感のある写真が撮れたりします。


少しにじむ。
少し柔らかい。
少し曇る。
そんな描写が、湿った空気や静かな時間とよく似合うんです。


解像感を求めるというより、その場の雰囲気を残したい。雨の日の撮影では、そんな気分になることがよくあります。
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ポイント5 音を撮るイメージ

雨の日はなぜか街の音が澄んでいるように感じます。
踏切の警報音。
車が濡れた道路を走る音。
傘をたたく雨粒の音。
雨上がりの鳥のさえずり。
音は写真には写らないのですが、でも、不思議と音を感じる写真はあります。


そんな音を想像できる写真には、その場所の空気が残っています。
時には耳をすまして音を感じながら撮ってみると、ちょっと違う世界にいるような面白さがありますよ。

晴れの日の香川は、もちろん綺麗です。
でも雨の日には、晴れの日には見えない景色があったりします。
もし次の休日が雨だったら、少しだけ早起きして、あえて靴を磨いて香川の空気を撮りに出かけてみませんか?
案外、悪くない一日になるかもしれません。
向こう一週間、晴れやけれども…

おしまい。
