
ユニークな性格診断「樹木キャラ占い」を、香川県高松市の創業100年超の老舗材木店・株式会社マルトクが公開しました。全30種類の樹木をキャラクター化し、木材の個性を人の性格に見立てた、ちょっと気になる占いです。
「あなたを木に例えると?」
そんな問いから、自分の性格を30種類の樹木に当てはめて診断できる「樹木キャラ占い」が登場しました。
このユニークなコンテンツを作ったのは、香川県高松市で木材のオーダーカット・通販を手掛ける株式会社マルトク。創業100年を超える老舗材木店が、木材の個性をもっと身近に知ってもらおうと企画したものです。
ちなみに試しに私がやってみたら、キラキラ王子になりました(笑)

これは楽しい!
木材の個性を「占い」にしてみた

「樹木キャラ占い」は、マルトクが運営するECサイト「マルトクショップ」内で公開された性格診断コンテンツ。
ウォールナットやナラ、アカシアなど全30種類の樹木をそれぞれ一つの性格タイプに見立て、木材が持つ「硬度」「色合い」「経年変化」「希少性」などの特徴を、人間のパーソナリティに投影しています。
診断方法はいたって簡単。10個の直感的な質問に答えるだけで、約1分で自分がどの木のタイプなのかが分かります。
診断結果では、その木の性格や強み、周囲との相性、隠れた一面などが紹介されるほか、ライフスタイルや価値観に合う木材も提案してくれます。
例えば、ウォールナットは「深く物事を考え、静けさを愛する知性派」、ナラは「堅実に積み上げる、信頼の置ける実力者」、アカシアは「多様な要素を束ねて成果に変える、したたかな戦略家」といった具合。
そして診断結果には、それぞれの樹木をモチーフにしたアニメチックなキャラクターも登場します。プレスリリースに掲載されたイメージを見ると、まるでキャラクター図鑑のような仕上がりです。
※キャラクターの一例

しかも、無料・登録不要で誰でも楽しめるという気軽さもポイントです。
「自分は何の木なんだろう?」なんて、ちょっと試してみたくなりませんか?
なぜ「木」を占いに? マルトクに聞いてみた

ここからは、今回の「樹木キャラ占い」を企画した株式会社マルトクの福田さんに、その誕生の経緯や狙いについて聞きました。
――「樹木キャラ占い」を作ろうと思ったきっかけは?
当社は創業100年を超える材木店として、日々、多種多様な木材と触れ合っております。社歴の長い従業員になると、木目を見ただけで一瞬で樹種が分かるほど、木には種類ごとに違った特徴があります。
そうした木材一つひとつの違いや特色を、占いのような形で紹介できたら面白いのではないか、とスタッフの間で話したことが最初のきっかけでした。
木材は身近な存在ですが、身近だからこそ、意外と深く理解されていない素材でもあります。空気や水と同じように、世の中に当たり前に存在しているものですよね。
だからこそ、木材に携わる私たちとして、その個性や面白さをもっと知ってほしいと思いました。
そこで、誰でも興味を持ちやすい「診断」や「占い」というコンテンツに着目しました。
「動物占い」や「しいたけ占い」、近年では「MBTI診断」など、さまざまな診断コンテンツがありますが、共通しているのは「自分のことを知るためのツール」として楽しまれていること。そこに木材を組み合わせられないか、と考えたのが始まりです。
診断や占いを通して、身近だけれど意外と知らなかった木材の個性に気付いてもらえたら… という思いがあります。
――なぜアニメチックなキャラクターにしたのでしょう?
木材という一見無機質なものを性格診断として扱うためには、擬人化・キャラクター化が欠かせないと考えました。
世の中には、何かを人物化してキャラクターとして扱うことで、もともとの対象に興味がなかった人までファンになったコンテンツがあります。例えば「艦これ」や「ウマ娘」のようなものですね。
キャラクターを入り口にすることで、もともと木材が好きな人だけではなく、これまで木に関心がなかった人にも興味を持ってもらえるのではないかと考えました。
それぞれの木材をモチーフにしたキャラクターを見て、「なんとなくカッコいい」「かわいい」と感じてもらう。そして診断結果でそんなキャラクターが出てきたら、うれしいですし、誰かに話したくもなる。そういう楽しさも狙っています。
――公開後の反応はいかがですか?
自社のECサイト「マルトクショップ」のお客様が主な読者となっているメールマガジンで配信したところ、10数名の読者が反応してくれて、自主的にXへ投稿してくれるという反応がありました。制作者としては、実際に誰かが反応してくれるのはうれしいですね。
今後は、自社のSNSやメディアでも発信していきたいと考えています。
また、グループ会社にも共有したところ、タイルを製造販売している会社から「タイル占いも作ってみたい」という声もありました。タイルも実に味わい深い素材ですが、その中身や良さがなかなか伝わりにくい素材の一つなので、もしかすると今回の仕組みを応用できるかもしれません。
こうした流れが他の業界にも広がっていくと面白いと思っています。
「生成AIだから実現できた」新しいコンテンツ
今回の企画について、もう一つ興味深いのが、生成AIの存在です。
マルトクでは、以前なら「面白そうだけど、実現するのは難しい」と諦めていたような企画を、生成AIを活用することで形にできるのではないかと考えたそうです。
実際に今回の企画について真剣に考え始めたのは2026年6月。それから2か月足らずで、今回のコンテンツを公開するまでに至りました。
新しい診断コンテンツを一から作るとなれば、以前なら膨大な工数やコストが必要だったはず。それが生成AIによって、限られたリソースでも実現できる可能性が出てきたわけです。
「木材をもっと身近に、もっと楽しく」という発想から生まれた「樹木キャラ占い」。
一見すると遊び心のある性格診断ですが、その裏側には、100年以上にわたって木と向き合ってきた材木店だからこその「木の個性を知ってほしい」という思いがあります。
さて、あなたは30種類の木のうち、いったい何タイプでしょうか?
無料・登録不要なので、まずは気軽に診断してみてください。
画像提供 = 株式会社マルトク(© マルトクショップ)
