ガーカガワ

多度津町の古民家で人知れず行われているサロンに潜入してみた。

築100年の広い古民家を生かして、定期的にサロン的なイベントを主催している北川さん宅へお邪魔しました。

 

多度津町の某所、大々的にアピールするわけでもなく、人知れずごく数人だけ集まるサロン的なイベントがちょくちょく行われている、謎に満ちた古民家があります。

そのイベントというのも「たっぱっぱーでるんぱっぱ」「ミラクル~☆大好きな人の集まり」「大人限定♡男女で性のおはなししましょ」といった、よく分からないものや際どそうなものなど、これまた謎に満ちています。

しかもイベント案内のチラシが手書きて…(笑)

こんな事を考えるのはかなりクレイジーでアナーキーな人物に違いない!
という事で、恐る恐る連絡を取ったところ「多度津で採れたおいしい牡蠣があるので食べに来ませんか?」という、随分まともで、しかも魅力的なお誘いがありましたので、のこのことお邪魔する事にしました。

 

古民家でイベントなんて私しかできない!楽しい事で地域を盛り上げたいという心意気

招かれるままくだんの古民家を訪れると、上がりかまちにいきなり畳の和室という、どこぞの道場を思わせる迫力の佇まい。
思わず「たのもう!」と声をかけると、奥から現れたのは思いのほか雰囲気の柔らかいご婦人でした。

こちらの築100年と言われる古民家にお住いの北川弘美さん。

雰囲気は柔らかいけど、来ている服はアナーキーでした。(笑)

そして、三たび現れたさっちゃん…

「よく喋りよく喋る」が、さっちゃん界隈で流行語大賞のようなので、さらにキャラを立てていきたいと思っています。

さて、なぜにさっちゃんまで来ているのかというと、実はこの日もちょっとコアなイベントがあるという事なのです。
題して「プペルをみた人あつまろう会」。映画えんとつ町のプペルを見た人たちが集まって感想を言い合うという、なんともゆる~いイベント。
多度津の牡蠣はこのための仕込みだったんですね。

そして、三々五々集まった参加者さんたちで、誰ともなく雑談が始まりました。
僕はプペルを見たことがないのでまったく話についていけなかったのですが、仕事も立場も違う人たちがプペルという共通の話題で熱く語り合う姿はなかなか楽しそうでした。

そして、そのまま何のスケジュール感もなくランチタイムへ。

というか、この料理の数々やばくね?

遠慮なくいただきましたが、化学調味料などは使わず素材そのものの旨さを引き出した素朴で優しい味。取材であちこちのお店に行きまくってますが、この味は堂々とお店が出せるレベルだと思います。
なんでこんなに料理が上手なの?と聞くと、結婚した時にご主人から料理が美味しくないと言われ、猛烈に勉強したそうです。

今では、この料理が楽しみでイベントに参加される人も多いんだとか。ほんと美味しいです!

プペルの話の腰を折ってはいけないと遠慮しておりましたが、食事が始まると普通の雑談になってきましたので少しお話を伺いました。

ーーこんな古民家に住んでるし、料理も上手だし、来ている服も個性的だし、ちょっと北川さんに興味が沸いてきました。ズバリ、北川さんてどんな人なんですか?

北川さん「いきなりどんな人かと聞かれても困るのですが、不思議に思われる人も多いので経歴などをまとめてみました。」

なになに、看護師の資格をお持ちで文章を書くことが好き、お子さんは…4人!
ご主人の転勤で高知に住んでた頃にいろんな地域活動に携わる事でイベントの楽しさを知ったという事でしょうか。

しかも、これも手書き!(笑)

ーー開催しているイベントの内容や経歴でなんとなく古民家に住んでいる理由も分かるような気がしますが、あえて聞きます。なぜこういったイベントを始めようと思われたのですか?

北川さん「そうですね… やっぱり、この大きな古民家を最大に生かせる事がやりたかったのが大きな理由ですね。
多度津町の活性化といえば聞こえはいいですが、私は自分の大切な人、置かれている環境をよりよくすることが好きです。なので、住まわせてもらっている地域の活性化をしたいなぁと思ったのがきっかけなのと、この古民家でイベントを開催するのは私にしかできないことだからです。」

ーーそれにしてもなかなか普通の主婦ではできない事だと思うのですが、やりがいみたいな事はどこに感じますか?

北川さん「来てくれた人が『来てよかった〜、ごはんが美味しい!また来たくなる!ひろみんにあえてよかった』と心から言ってくれることです。そして、人との繋がりが深まったことも良かったことですね。」

ーーやっぱり人から喜ばれるって本当に嬉しい事ですよね。ところで、これを見て「私も北川さんのイベントに参加してみたい」と思われる人もいるかもしれませんが、イベントスケジュールの確認や申し込みはどちらから行えばいいですか?

北川さん「イベントの日程や内容は私のFacebookで配信しています。申し込みもそちらからどうぞ。」

⇒ 北川さんのFacebook

今回は初めましての人もいらしたのですが、共通の話題があると早々に打ち解けて会話が盛り上がっていました。
僕もプペルの話は別として、雑談になった際には話すつもりもなかった事までしゃべってしまったのは、きっと北川さんが作り出すふんわり温かい場の雰囲気があるからだと思います。

イベントというより地域の座談会的なこういう雰囲気もいいなぁと思いました。

 

最後に告知です。
実は場の雰囲気に流されたついでに、なしくずし的に僕の雑談会を開催する事となりました。と言っても偉そうに話す事などないのですが、取材のエピソードやこれまでの生き方みたいな雑談をしながら北川さんの美味しい手料理を食べよう的な内容です。
3月10日10:30~14:00頃の開催で、参加料はひとり2,000円です。お申し込みは北川さんのFacebookからどうぞ。

 

おしまい。