
ANAのCA(客室乗務員)として働きながら、三豊市役所で観光振興に携わる舘さんに三豊市のお気に入りを紹介してもらうコーナー。今回は高瀬茶特集と題して、若草色に染まった茶畑にどっぷり浸ったあと、高瀬茶を使ったランチとスイーツを巡ります。
瀬戸内海の景観や豊かな食に魅了されて移住してきた 舘 咲奈(たち さきな)さん。普段はANAの客室乗務員として働きながら、大好きな三豊市の観光振興にも携わっているそうです。
そんな舘さんに三豊市のお気に入りを紹介してもらう「現役CAの三豊ログ帳」。今回は、ここ数年県内あちこちで注目されるようになった高瀬茶の特集として、若葉が美しい茶畑を訪問。そして、三豊市内で楽しめる高瀬茶を使ったランチとスイーツに舌鼓を打ってきました。
では、ここからは舘さんにバトンタッチしてレポートしていただきましょう。記事の最後には、手書きのフライトログブック(ログ帳)風にかわいいイラストも描いてもらったのでお楽しみに!
高瀬茶の茶畑

香川県のお茶生産量の約8割を占める一大産地、三豊市高瀬町。
二ノ宮地区を中心とした町南部の丘陵地帯には、一面に茶畑が広がり、穏やかな里山の風景が楽しめます。今回は、高瀬茶の魅力を学びながら、高瀬町のグルメやスイーツを巡ってきました。
最初に訪れたのは高瀬茶業組合。
こちらでは、高瀬茶の歴史や特徴、おいしいお茶の淹れ方について教えていただきました。
※高瀬茶業組合の荒木さん
高瀬茶の最大の特徴は、その豊かな香り。山間部ならではの爽やかな香りと、透明感のある色味、すっきりとした味わいが魅力です。
一般的なお茶よりも蒸し時間を短くする「浅蒸し製法」を採用しているため、新緑を思わせる鮮やかな緑色とフレッシュな風味を楽しめます。口に含むとほのかな甘みが広がり、どこかほっとする味わいでした。

おいしく淹れるコツは、お湯を少し冷ましてから注ぐこと。
ポットから直接注ぐのではなく、一度湯冷ましや湯呑みに移して温度を下げるだけで、お茶本来の甘みが引き立つそうです。
※編集部より
高瀬茶業組合の売店には、高級茶葉から日常使いのものまで、さまざまな高瀬茶が販売されていました。どんなお茶がいいか迷ったら、いろいろ聞きながら選ぶのもいいかも。


これからの季節は、やや熱めのお湯で苦味や渋みをしっかり引き出したお茶に氷を加えて楽しむ飲み方もおすすめとのこと。自宅でも試してみたくなりました。

お話を伺った後は、念願の茶畑へ。

高台に位置する茶畑は風通しがよく、見晴らしも抜群。青々とした茶葉が風に揺れる景色は美しく、思わず深呼吸したくなるような心地よさでした。



香川県有数のお茶どころならではの風景は、高瀬町を訪れたらぜひ体感してほしいスポットです。
高瀬茶業組合
三豊市高瀬町佐股甲2476
TEL 0875-74-6011
8:30~17:30 ※土日祝祭日定休(製茶期間中は無休)
IZAKAYA時々 -jiji- 高瀬店

ランチは「jiji」へ。
瀬戸内の旬の食材を取り入れた料理が楽しめる人気店で、高瀬茶を使用した蕎麦も提供されています。


私は「特製 霜降りローストビーフ重(1,650円)」をいただきました。
やわらかなローストビーフをわさびで味わう一品で、肉の旨味をしっかり感じられる贅沢な味わいでした。


※編集部より
高瀬茶特集やのにローストビーフ重かいっ!
とツッコみながら私はしっかり「讃岐高瀬茶の茶そばと大海老天ぷら定食(1,260円)」をいただきました。うどん県と呼ばれる香川では、美味しい本格的なお蕎麦は絶滅危惧種と言っても過言ではないのですが、こちらの茶そばは歯ごたえと風味がほど良くて美味しくいただきました。天ぷらも揚げたてサクサク!


昼も夜もすごく雰囲気の良いお店なのでぜひどうぞ!
IZAKAYA時々 -jiji-(居酒屋ジジ) 高瀬店
三豊市高瀬町比地113-1
TEL 0875-74-3288
ランチ 11:00~15:00 / ディナー 17:00~23:00(L.O.22:30)
※年末年始、ゴールデンウィーク明け、お盆明けのみ休み
Cafe にがり衞門

食後のデザートは「Cafe にがり衞門」へ。
こちらは、豆腐づくりに欠かせない「にがり」のメーカーとして全国トップクラスの生産量を誇る仁尾興産が運営するカフェです。


今回のお目当ては、高瀬茶を使用したパフェ「天空の鳥居ドレスプレート(単品900円、ドリンク付き1,100円)」。
天空の鳥居をイメージしたビジュアルが印象的で、思わず写真を撮りたくなります。



パフェの中には、父母ヶ浜バーム(キャラメル味)やあんこ、グラノーラ、バニラアイスが層になっており、食べ進めるごとに異なる味わいを楽しめます。


特に印象的だったのが豆腐クリーム。
あっさりとした口当たりながらコクがあり、高瀬茶の風味とも相性抜群。甘さも控えめで、最後まで飽きることなくいただけました。

店内のお土産コーナーも充実しており、パフェに使われていた父母ヶ浜バームのほか、にがりを活用したバスソルトなども販売されています。


※編集部より
にがり衞門の運営元、仁尾興産が手掛けるライフケアブランド「umiral(ウミラル)」も話題です。国内トップクラスのにがりメーカーならではの技術を生かし、瀬戸内生まれのにがりを使ったバスソルトやハンドクリームなどを展開。毎日のセルフケアで海の恵みを感じられるアイテムとして人気を集めているそうです。
試しにバスソルトを使ってみましたが、体の芯まで温まる感じで発汗作用もあるようですっきり! 入浴後は水をがぶ飲みしたほどでした。これからの季節にこそいいかも。

Cafe にがり衞門
三豊市仁尾町仁尾辛1番地(仁尾興産株式会社内)
TEL 0875-23-6655
11:00~15:00 (L.O. 14:00)※年末年始、お盆休み、臨時休業あり
高瀬茶の魅力に触れ、美しい茶畑を眺め、地元ならではのグルメやスイーツを楽しむ一日は、想像以上に豊かな時間となりました。
香り豊かな高瀬茶を味わいに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
◆今回のフライトログブック

