
発売されたばかりの「ランドクルーザーFJ」で小豆島へドライブ!
隠れた絶景スポットや海岸、王道フォトスポット、そしてこの5/2にオープンしたばかりの斬新な麺などなど、たっぷり小豆島をドライブしてきました。
2026年5月14日に発表されたばかりの新型「ランドクルーザーFJ」。
発表直後から大きな話題となり、SNSやニュースサイトでも見かけたという人も多いのではないでしょうか。
実は私も発表直後に展示会の取材をさせてもらったのですが、今までの武骨でワイルドなイメージとは違って、小型で使い勝手の良いランクルという印象を持ちました。
そして今回はトヨタカローラ香川さんのご厚意で新型「ランドクルーザーFJ」(以下、ランクルFJ)をお借りする事ができたので、実際に運転して乗り味なども試しつつ、せっかくなのでRVの似合いそうな小豆島おすすめスポットを巡りたいと思います。

トヨタ ランドクルーザーFJ
2026年5月14日に発売されたランドクルーザーシリーズの新モデル。
「もっと気軽にランドクルーザーを楽しんでほしい」という想いから開発され、伝統のラダーフレーム構造を採用しながらも、シリーズの中では扱いやすいサイズ感にまとめられています。
サイコロをモチーフにしたスクエアなデザインも特徴で、全長4,575mm×全幅1,855mm×全高1,960mm。見た目は力強いものの、日本の道路事情にも配慮されたボディサイズとなっています。荷室容量は795Lを確保。旅行やアウトドアはもちろん、日常使いでも頼もしい収納力を備えています。
エンジンは2.7L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力163ps、最大トルク246Nmを発揮。さらにダウンヒルアシストコントロール(DAC)や電動リヤデフロックなど、本格SUVらしい装備も充実しています。
価格は450万100円。「ランクルは憧れるけど大きすぎるかも…」という人にも注目されている、今話題の1台です。
フェリーに乗って島旅スタート

まずは高松港から土庄行きのフェリーへ。
取材などで「人だけ」ではよく乗船するのですが、車ごと乗るのはほんと久しぶりです。車だと往復12,030円(5m未満、往復割引)もかかるので、弱小媒体のガーカガワとしては取材のたびにそこまで経費はかけられない。なので今回は結構気合が入っております。
余談ですが、よく小豆島のイベントなどのプレスリリースをいただくのですが、そんな事情もあって島内の移動に車が必要な場所への取材がなかなか行けないんですよね。
トヨタカローラ香川さんから15分から車が借りられる「トヨタシェア」が便利だと教えてもらったので、今度使ってみようかな… 坂手港と安全モータース(土庄港近く)にあるそうです。
と、編集部のしょーもない台所事情を話しているうちにフェリーは高松港を出港、土庄までは約1時間の船旅です。

フェリーから眺めるサンポート高松エリアの景観も、あなぶきアリーナ香川やマンダリンオリエンタル瀬戸内(2027年夏開業予定)が建って随分にぎやかになりました。
この日はあいにくのどんより曇り空だったのですが、それでも潮風が心地よく島旅感があります。人だけなら往復1,330円でこの瀬戸内海クルーズが楽しめるのだから香川の人はほんと恵まれていると思う。


小豆島フェリーに乗ったらぜひ売店のうどんも食べてほしい。旅情&潮風スパイスもあって、本当にうまい!

ちなみにフェリーに乗り慣れていないと車を船内に乗せる時に緊張するかもしれませんが、船内では係員さんが分かりやすく誘導してくれるので駐車場に入れるより楽ちん。さらにランクルFJは思っていたより扱いやすいサイズ感なので、フェリーへの乗り込みもスムーズで、「大きすぎて気を使う」という印象はありませんでした。
西の滝 龍水寺

小豆島に上陸して、まず向かったのは、西の滝龍水寺。
島といっても小豆島は淡路島に続いて瀬戸内海で2番目に大きな島なので、普通に信号もあるし幹線道路もあります。ランクルFJは、約2トンという重さをまったく感じさせない軽快なフットワークで、アクセルに対して素直に反応するから気持ちいい。そして、想像していたより5倍は車内が静かです。
車重の影響なのか、ブレーキが少し踏み込まないと利かない印象ですが、これは慣れれば大したことないでしょう。
そして、幹線道路から外れて、西の滝龍水寺へ向かう細い山道へ。

ここは狭く、わりと勾配のきつい山道で、運転に自信のない人には薦められない難所なのですが、ランクルFJの実力を知りたいと、あえてこの場所を選びました。

さらにこの日は台風の後という事もあり、道に木の枝や葉がかなり落ちています。さらに雨上がりで路面が濡れており、例えば非力な軽自動車だったりすると運転歴約40年の私でも神経質になるシチュエーションです。
ところがこのランクルFJったら、小憎らしいぐらい涼しい顔で坂道を登って行きます。パートタイム4WDの力強さと安定感、さらにスクエア型のボディなので車幅感覚が掴みやすい。この道も何度も車で走っていますが、今までで一番道路状態が悪かったのに、今までで一番ストレスなく走れました。


そんな過酷な山道を登った先にとっておきのご褒美が待っています。
そうこの瀬戸内海を見下ろす絶景!

参道からの景色は映画やテレビドラマのロケにも使われるほどの大パノラマです。
晴れていたらもっと綺麗なのですが、これはこれで幻想的でいいかも。

小豆島霊場第42番札所・長勝寺本坊大麻山慈眼院 西の滝龍水寺は、十一面観世音菩薩を本尊とする霊験あらたかな古いお寺。海抜500mの山に開かれたこの地は、古くから山岳崇拝の霊地とされ、山伏修験が行われていました。
本堂まで進むと圧倒的な迫力。不思議な洞窟もあったりするので、ぜひ参拝ついでにこの絶景をお楽しみください。


小豆島町池田558
MENTETSU 忠左衛門
西の滝龍水寺で参拝を済ませ、昼食は、上りよりさらにストレスフルな山道を下った先にあるこちらのお店にやってきました。
この5月2日にオープンしたばかりの「MENTETSU 忠左衛門」さん。

ここも見晴らしがとてもいい!

「MENTETSU忠左衛門」は、小豆島で80年以上オリーブを育てる井上誠耕園が手掛ける、オリーブ畑の中の小さな麺処です。カウンター席のみの特別感ある空間で味わえるのは、伝統の手延べ製法でつくられたパスタとのこと。



窓からはオリーブ畑と、その先に続く瀬戸内海を眺めることができます。天気が良い日は軽く散策してみるのもいいかも。

驚いたのはこの斬新な料理。一見ぶっかけうどん、それともラーメン?? みたいな佇まいなんだけど、実はお箸でいただくパスタ。

私が今回いただいたのは、温かい「ゆで豚ごぼうの醤油&ペッパー(1,000円 / 税込)」。
麺は小豆島の素麺職人が丁寧に作った特製手延べパスタ。これにゆで豚とごぼうをのせ、井上誠耕園のオリーブオイルと小豆島特産の醤油、ブラックペッパーを使用したパスタソース「醤油&ペッパー」を使った一品です。

お好みで卓上に置かれたオリーブオイルをかけて…

さらにブラックペッパーオイルを少しかけていただいたところ、ブラックペッパーの香ばしい辛さで急に食欲スイッチを入れられる感じで、次々と口の中に入れてしまう。麺も、これはどう表現したらいいんだろう? よくパスタの美味しい茹で方をアルデンテって言いますよね、そう、真ん中にひとすじ芯が残っているようなあの感じとはちょっと違っていて、麺全体でもちっとしながらも歯ごたえを感じるような、不思議な食感です。でも、ラーメンともパスタとも違うこの新感覚の一杯はめっちゃ美味しかったです。
今回モデルとして同行してくれた星瀬理桜さんは、これからの季節にちょうど良い冷製の「蒸し鳥の豆乳くるみダレ(900円 / 税込)」。

くるみのコクのあるナッツ感と、豆乳のまろやかさを感じるクリーミーさで、こちらもとても美味しかったそうです。
お店はレストランの忠左衛門の裏手になるので少し分かりにくいですが、駐車場の先にあるシルバーのトレーラーハウスが目印です。
景色の良さと、麺の美味しさとで思わず楽しくなるので、くれぐれもはしゃぎすぎにご注意ください(笑)

MENTETSU忠左衛門
小豆島町蒲生甲87−1
10:30~15:00 ※月、火曜日定休
TODAY IS THE DAY COFFEE ROASTERS

小豆島グルメを堪能したところで、今回の相棒についても少し触れておきましょう。
最近はほんと没個性というか、SUVのジャンルひとつを見てもどれも同じような丸っこいデザインで面白くない。確かにひとつひとつの車を見るとカッコいいんだけど、街で走っている姿を見てもときめかないんですよね。
なので、そのアンチテーゼというか、変化球というか、ジープやジムニーみたいな武骨でスクエアな車が人気なんだとか。
ランクルFJはそこまで武骨じゃないんだけど、スクエアなボディはすごく好感を持ちます。ちなみに星瀬理桜さんに「この車どう?」って聞いたら「えっ、かわいいくてめっちゃ好きです」そして、「思った以上にシートが広くて、乗り心地も良かった」とのこと。
トヨタカローラ香川の広報さんにお聞きすると、意外と女性にも人気なんだそうです。

星瀬さんが特に気に入ったのが、リヤのタイヤだそう。確かにこれがあると、明確に巷のSUVとは違う個性を感じます。
てか、若い頃パジェロに乗っていたおっさん編集者にとっては懐かしさすらある…

デザイン上、リヤのブレーキランプなどが車体からはみ出しているんだけど、はみ出した部分そのものが樹脂製なので、これは親切。

個人的にはリヤバンパーに刻印された「TOYOTA」がかっこいいと思う。

内装も、機能性とインテリア性のバランスがいい。運転しているちょうど良い位置にメーターがあったり、各スイッチ類があったりするので、今回もほぼ事前説明なしでいきなり運転してもまったく戸惑いはありませんでした。
最新のまったく物理スイッチのない、タッチパネルだけの車ってどうも苦手なのですが、ランクルFJにはちゃんと操作する感が残っていて嬉しい。


仕事でも遊びでも、日常的に使うからこそ気持ちがアガる車に乗りたい。ランクルFJは間違いなく日常に遊び心を与えてくれる車だと思います。

締めの言葉がキマったところで(そうなん?)、ちょこっと海岸の散策をしましょう。実はここ、あの「からかい上手の高木さん」の実写版でロケに使われた場所なんですよ。説明すると、道の駅オリーブ公園をそのまま下った先にある海岸です。

でっかいトンビもいました。

この場所に見覚えがある人も多いんじゃないでしょうか? 高木さんと西片もここの座ったんでしたっけ。


アニメや映画を見てない人でも、ロケ地に選ばれるほどの景観なので、ただぼーっと過ごすだけでも癒されそう。
そして、喉が渇いたらこの海岸沿いにあるコーヒースタンド「TODAY IS THE DAY COFFEE ROASTERS」に立ち寄ってみましょう。


自宅を改装してオープンしたという「TODAY IS THE DAY COFFEE ROASTERS」は、コーヒー豆販売、テイクアウトドリンク、焼き菓子を提供している海辺の小さな焙煎所です。
通りに面してないから今まで私もまったく気づいていませんでした。まさかこんな素敵な場所にあるなんて…
思いがけず、海を眺めながらコクのあるアイスコーヒーをいただけてラッキーでした。

こんなインスタっぽい写真も撮れます。
てか、同行人数がバレるけども…(笑)

左からりんごジュース(500円)、アイスカフェオレ(600円)、水出しアイスコーヒー(550円)×2、小豆島産甘夏みかんのソーダ(600円)。
TODAY IS THE DAY COFFEE ROASTERS
小豆島町西村2256-2
10:00~18:00 ※日、月曜日定休
道の駅小豆島オリーブ公園

そして最後は、小豆島と言えばここ。人気のフォトスポットのひとつ「道の駅 小豆島オリーブ公園」です。
約2,000本のオリーブ畑に囲まれ、小高い丘からの眺めはまるでエーゲ海のよう。「幸せのオリーブ色のポスト」や、まるでおとぎ話にでてくるような、高さ3mの本のモニュメント「始まりの本」などのフォトスポットも盛りだくさん!

実写版 魔女の宅急便のロケセットとなった雑貨屋「コリコ」も映画の世界観のまま残されています。


そしてやっぱり一番人気は真っ白な「ギリシャ風車」です。魔女のほうきが借りられるので、ここで魔女になったつもりで写真を撮るのがマストです。
でも今回はインバウンドの団体客の皆さんに譲って、我々は少し離れた場所から撮影する事にしました。

実は人が大勢いたのですが、皆さん撮る場所は一緒なので、少し離れるとわりと人が入り込まない写真が撮れるのです。
さらに、石畳の遊歩道を通ってギリシャ風車の後方から撮るのもおすすめです。

ここまで来たら、せっかくなので「オリーブの原木」までオリーブ畑を歩いてみましょう。

そしてこれが「オリーブの原木」です。
1917年に小豆島に植えられた最初のオリーブの木の1本で、樹齢100年を超えるこの木は日本最古のオリーブの木なんだそうです。

小豆島は同じ香川県とは思えない、もっと言えば海外に行ったような空気を感じるのですが、そう感じさせるひとつが至るところで目にするオリーブ畑。その発祥の木を小豆島ドライブの最後に眺めると、この日の布石が一瞬で回収されるように腑に落ちるから不思議です。
パワースポットというほどではないのですが、オリーブの生命力を感じて元気が湧いてくるスポットですよ。

道の駅 小豆島オリーブ公園
小豆島町西村甲1941−1
8:30~17:00(年中無休)
気づけば「また乗りたい」と思っていた。

という事で、ランドクルーザーFJをお借りして小豆島のおすすめを巡ってみました。
ランドクルーザーFJと聞くと、どうしても性能やスペックに目が行きがちです。もちろんそれも魅力のひとつなのですが、でも今回の旅で印象に残ったのは、数字(スペック)ではありませんでした。
フェリーに乗る時間。
絶景に出会う瞬間。
美味しいものを食べるひととき。
そんなドライブの時間を少しだけ特別なものにしてくれる存在。気づけば「次はどこへ行こうかな」と考えている自分がいました。
ランドクルーザーFJは、そんな気持ちにさせてくれる車なのかもしれません。
ちょっと欲しくなってきたかも…
でもなぁ~ 燃費がさすがに8.7km/L は取材用にはきついかな…
でもなぁ~ この車で仕事すると、メンタル的に絶対に良い影響出てくるからリターン大きいしな~
う~ん、悩む…(ダダ漏れの心の声)

おしまい。
モデル = 星瀬理桜 / X @rion_hoshisepin
車両協力 = トヨタカローラ香川株式会社
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