
トヨタGR86で雨の香川県五色台をドライブ。海を臨む「川島猛アートファクトリーミュージアム」と、ログハウスのカフェ「海老ナポリのCOCO」にも立ち寄りました。GR86をじっくり楽しめるシェアカーサービスも!
クルマに乗ってどこかへ行く。
目的地に向かうための「移動」と考えれば、それだけのことなのですが、たまには走ることそのものを楽しむドライブがあってもいい。今回はあいにくの雨模様だったのですが、それはそれで楽しめることもあります。
今回はトヨタカローラ香川さんからトヨタのスポーツカー「GR86」をお借りして、アートを楽しみ、五色台のワインディングを走り、最後は美味しいものをいただく。そんな、香川を楽しむドライブに出かけてきました。

最初の目的地は、海の見えるアートミュージアム

今回まず向かったのは、高松市亀水町にある 川島猛アートファクトリーミュージアム。瀬戸内の海と島々を望む五色台の麓にあり、もともとは工場だった建物を活用した美術館です。
館内に入ってまず目に飛び込むのは瀬戸内海の景観。晴れた日には真っ青な海と空が望めそうですが、雨の日の幻想的な景観も、逆にアートっぽく見えるから不思議です。

香川県出身の現代美術家、川島猛氏。1963年、モダンアートの本場ニューヨークへ渡り、53年間にわたって同地を拠点に活動しました。ワーデル画廊での個展や、ニューヨーク近代美術館(MoMA)への作品永久収蔵など、国内外で高い評価を受けています。
2016年にはニューヨークから故郷・高松へ拠点を移し、瀬戸内海を望む場所にアトリエ兼ミュージアム「川島猛アートファクトリー」をオープン。現在も制作を続けています。

館内には、川島猛氏が1960年代から現在までに手掛けた作品が並びます。
まず目に入るのが、ニューヨーク時代を代表する「レッド・アンド・ブラック」。一見すると幾何学的な模様にも見えますが、ビルの窓の一つひとつに、それぞれの人間の暮らしや物語があるという発想から生まれたシリーズです。

続いて「ブルー・アンド・ホワイト」や「ドリームランド」など、時代とともに変化していく作品を見ていくと、色や形、素材の変化から川島氏の創作の軌跡が感じられます。2001年以降の「カレイドスコープ」では、鮮やかな色彩と切り絵のような形が印象的です。


そして、香川に拠点を移してから制作を始めたのが「宇宙」シリーズ。作品を追っていくと、ニューヨークで長く活動してきた川島氏が、故郷・高松に戻ってからも新たな表現に挑み続けていることが伝わってきます。

作品だけでなく、ガラス越しに見える瀬戸内海の景色も、このミュージアムならでは。アートと海を交互に眺めながら、川島猛という作家の世界をゆっくり味わえる場所です。


川島猛アートファクトリーミュージアム
所在地 高松市亀水町1411
開館時間 10:00~16:00
休館日 月・水・金・日曜日 ※臨時休館日あり
入館料 1,000円(一般)
いよいよGR86で五色台へ

アートを楽しんだら、ここからが今回のもうひとつのお楽しみ。GR86に乗り込み、五色台スカイラインへ。
五色台スカイラインの入り口にある大崎の鼻からは、三角帽子の2つの島、手前から小槌島、沖合に大槌島を望む絶景!
と言いたいところですが、雨の日はこんなもの…

気を取り直して五色台スカイラインに進みます。
正式には香川県道281号五色台線。高松市中山町から坂出市王越町まで、五色台の山上を抜ける全長約10kmの県道です。もともとは1964年に開通した有料道路「五色台スカイライン」でしたが、1999年に無料開放され、現在もその愛称で親しまれています。
標高200~400mほどの五色台を縫うように、カーブの続く山道を走りながら、時折見える瀬戸内海の景色も楽しめます。

今回乗ったGR86は6速MT。
若い頃はMTで走り回っていた私もすっかりATに慣れきってしまっていて、試しに運転してみたらギアを入れるたびに車が挙動不審…。幸いな事に、今回同行してくれた ななさんがプロドライバーなので、運転はお任せすることにします。

GR86は2.4L水平対向4気筒エンジンを搭載するFRスポーツカーで、最高出力は235PS、最大トルクは250N・m。低重心・ワイドスタンスのボディと合わせて、ドライバーがクルマを操る楽しさを重視したモデルです。

雨に濡れた路面を眺めながら、ステアリングを切っていきます。もちろん公道なので、無茶な走りをするわけではありません。
それでも、コーナーをひとつ曲がるたびにクルマの動きがダイレクトに伝わってくる感覚は、普段乗っているクルマとはちょっと違う。「曲がる」「加速する」「減速する」という一つひとつの操作を自分で行うことで、単なる移動時間がドライブそのものになっていきます。
と、助手席に乗っているだけでも感じます…(笑)


運転するななさんも思わず「楽しい~っ!」と叫びます。
一般の乗用車よりかなり硬めに設定された足回りなので、道路の段差では突き上げが結構来ます。ただ、そんな多少の乗り心地の悪さなど、カーブをひとつ曲がれば吹っ飛ぶくらい気持ちが良いのです。これは法定速度内であっても何ら変わりません。

さらに、雨の五色台もなかなかいい。
青空の下で瀬戸内海を眺めながら走る五色台ももちろん気持ちいいのですが、雨の日はまた違った表情を見せます。木々に囲まれた道路、濡れたアスファルト、そしてフロントガラス越しに流れていく景色。晴れの日とは違う、ちょっとしっとりした香川ドライブです。


よくね、洗車した後に雨が降ってきたら「チェッ!」って思ったりしがちですが、私は案外それも好きなんですよね。撥水剤がしっかり効いたボディや窓ガラスに弾かれた水の玉がかわいいと思いませんか? さらに、GR86のようなスポーツカーだと、濡れたボディーがなぜかセクシーに見えたりします。

この天気だと絶景は期待できないと思いつつ、五色台展望台にも立ち寄ってみました。

晴れたらめっちゃ景色がいいんですけどね…

でも、ななさんは景色よりGR86の方に興味があるようで、車内をあちこちいじっています。
友だちの彼氏とかが86に乗ってたらイキってるな~ なんて思っていたそうですが、「先入観で勝手に思っちゃだめですね…」と。実際に運転してみて、GR86に乗る気持ちがよく分かったそう。


後部座席はあくまでも緊急用で考えた方がベターですが、前席の2名は、窮屈な感じがしない十分な広さが確保されているのもポイントが高いそう。
GR86女子。いいんじゃないでしょうか(笑)

適当にUターンして、ふたたび大崎の鼻まで戻って来る途中、前面に瀬戸内海がドーンと見えました。次は晴れた日に来てみよう。

実は夕日も綺麗なんですよ。
走った後は、海老ナポリでひと休み

五色台を下り、最後に向かったのは坂出市林田町の「海老ナポリのCOCO」。ログハウスのような温かみのある建物が特徴的なお店です。
ここまでワインディングを楽しんできたので、そろそろ休憩タイム。お店のドアを開けるとすごい数の花たちがゲストを迎えてくれます。


木の温もりを感じる店内で、コーヒーやスイーツをいただきながらひと息するのもいいですね。

ななさんは「ゆずクリームソーダ(750円)」、そして私は小腹が空いたのでアイス珈琲と「チーズエッグトースト(650円)」をいただきました。


ちなみにこちらのカフェは海老ナポリが人気。
ずいぶん前に取材したときの写真ですが、昔懐かしのナポリタンにプリプリなエビフライがのってて美味しかったですよ~!

しとしと雨が降る窓の外を眺めながら、ちょっといい時間を過ごさせていただきました。

海老ナポリのCOCO
所在地 坂出市林田町2915-39
営業時間 8:30~17:00
定休日 水曜日
クルマが変わると、いつもの香川も少し違って見える

今回のドライブで改めて感じたのは、クルマが変わるだけで、いつもの道も少し違って見えるということ。
目的地まで早く着くことだけがドライブではありません。「この道、気持ちいいな」と思いながら走ったり、気になる場所を見つけたら寄り道したり。そんな自由さこそ、クルマで香川を巡る楽しさなのかもしれません。
GR86がレンタルできる! さらにGRシリーズのイベントも

これを見て「ちょっとGR86に乗ってみたいな」と思われた方に朗報です!
今回のGR86はトヨタカローラ香川からお借りしましたが、実はシェアカーサービス「Lymo(ライモ)」でもGR86を利用できるようになる予定です。
スマートフォンから予約して、短時間の試乗ではなく、実際に借りてじっくり乗れるのがLymoの面白いところ。「GR86ってどんな感じ?」と気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
⇒ Lymo(ライモ)公式サイト
さらに、9月12(土)・13日(日)、ジェームスレインボーロード店跡地で、GRシリーズ試乗会とモータースポーツイベントを開催します。GRヤリス、GRカローラ、GR86等の試乗に加え、ミニ四駆やRC(ラジコン)体験も楽しめます。
詳しくはこちらの記事からご確認ください。
⇒ トヨタGRシリーズ試乗会&親子で楽しむモータースポーツイベント開催(9/12、13)


モデル = なな
車両協力 = トヨタカローラ香川株式会社
関連記事 新型ランドクルーザーFJで小豆島へ!斬新すぎるランチと穴場&王道フォトスポットを巡る
