
日帰りバスツアーを利用して、これから見頃の睡蓮の花が彩るモネの庭と、パステルカラーの室戸岬、そして旬のブルーベリー狩りに行って来ました。高知で夏を満喫!
さぁ皆さん、梅雨が明けましたよ~! 暑~い!!
年々暑さが増しているような気がしますが、それでも夏なんだからどこかに出かけたい。でもね、そもそも計画立てるのが億劫じゃないですか?
そんなわけでついまた楽ちんバスツアーに頼ってしまうのですが、いつもお世話になっているトラベルビジョンさんのwebページを眺めていると気になるツアーが!
四国最南端の秘境『室戸岬』とブルーベリー狩り& 睡蓮の花咲く『モネの庭マルモッタン』
おっ! 睡蓮と言えば夏の花だし、ブルーベリーも今が旬。さらに太平洋のただっ広い海も夏らしい! これだけ夏らしさが詰め込まれると記事のページビューも伸びるに違いない。(いや、動機が不純やろ!)
さらに今回は、この人が出ればことごとく人気記事になるという、お馴染みの まいさんを誘ったら「楽しそう~! ぜひ行きたいです!」と嬉しい返事が返ってきたので張り切って行ってまいりました。

新聞の折込チラシを見るたびに気になっている人もいると思うので、実際のバスツアーの様子をぜひご覧ください。
早朝発で一路高知へ!睡蓮が彩る、北川村「モネの庭」マルモッタン

朝6時すぎに高松市の杣場川駐車場を出発、その後高松駅、ゆめタウン組と宇多津駅で合流。その後、丸亀、三豊に立ち寄り一路高知へ。
ちなみに今回は高松競輪場の西にある市営杣場川駐車場に車を停めました。ここだと24時間まで最大1,000円(普通車)で、いつもわりと空いています。宇多津駅付近だと同最大300円~500円なのですが、結構早い時間にどこも満車になってしまうのでご注意ください。
高松から最初の目的地である北川村「モネの庭」マルモッタンまでは、自家用車だと2時間30分~3時間ほどで到着するのですが、バスツアーはあちこちでツアー客を拾い、さらに休憩を2回挟むので5時間弱かかりました。でも、自分で運転することを考えると本当に楽ちん。添乗員さんの漫談… いや、観光情報やトリビアな雑学を聞きながらバスに揺られているうちに、あっいう間に到着しました。
視覚的には鮮やかな緑が涼し気なのですが、やっぱり暑い(笑)

北川村「モネの庭」マルモッタンは、フランスの画家クロード・モネが愛した庭をモデルに整備された庭園。世界で唯一、モネ財団から「モネの庭」の名を名乗ることを認められた庭として知られ、四季折々の花々や、水面に浮かぶ睡蓮が織りなす美しい風景を楽しめます。
睡蓮の花を見るなら午前中(午後になると花が閉じます)とのことで、まずはモネの名作「睡蓮」の舞台「水の庭」に向かいました。



木々の間を抜けると、目の前には大小さまざまな睡蓮が浮かぶ池が広がり、思わず「ガチでモネの絵画やん!」とつぶやいてしまうほど。
水面には青空や周囲の緑が映り込み、風が吹くたびに景色がゆらゆらと表情を変えていきます。


モネが夢見た「青い睡蓮」も凛とした美しさ。
青い睡蓮の栽培を生涯の夢としてたモネ。しかし、寒冷なフランスの気候では熱帯性の青い睡蓮を咲かせることができず、ついに絵画の中でその幻の青を描き上げたのだとか。青い睡蓮は7月から10月下旬頃までが見頃とのこと。

睡蓮はもちろん、その周りを彩る花々や橋、木漏れ日までもがひとつの風景として美しく、「絵画の中を歩いている」という表現がぴったり。モネがこの景色に魅了された理由が、少し分かったような気がします。


「水の庭」の奥にある「ボルディゲラの庭」に差し掛かるとガラっと景観は変わり、メタセコイヤが美しい小径に。

夏の日差しの中でも木陰は心地よく、ベンチに腰掛けて景色を眺めているだけで時間を忘れてしまいそう。写真を撮る手を止めて、しばらくぼーっと過ごしたくなるような、そんな穏やかな空気が流れていました。


こちらはモネが南フランス・ボルディゲラで描いた風景をイメージして造られたエリアで、水辺の穏やかな景色とは対照的に、色鮮やかな花々やヤシの木などが南国らしい開放感を演出しています。



このエリアには幸せを呼ぶという青い蜂「ブルービー」が7月~9月に飛来するそう。運良く見つけたらラッキー!
今回は残念ながら見れなかったので昨年撮影したものをどうぞ。この時は「花の庭」にいたので、その時々で出没する場所が違うのでしょう。

昼食はその「花の庭」にある「カフェモネの家」へ。地元の食材を使ったモネのレシピ風のメニューが用意されています。


今回のバスツアーでは昼食は付いてなかったので、それぞれが自由に食事をするスタイル。じっくりモネの庭を見て回りたい人は、北川村特産のゆずを使用した手作りパンを買って食べてもいいですね。

我々はゆっくり涼みながらランチしたいので… てか、すでにバテてる?(笑)
この時期ゆっくりモネの庭を鑑賞したい方は日傘は必須。それと冷感タオルやネッククーラーは必携ですね。
油断して冷感タオルもネッククーラーも持ってこなかった私は店内でクールダウンさせてもらう事にします。

まいさんは「土佐沖獲れ白身魚のブイヤベース ~モネレシピ~ / 2,000円」。しっかり魚介の出汁が出ていてとっても美味しかったそう。

私は「ハンバーグランチ~北川村産柚子入り おろしポン酢ソース~ / 2,000円」。
実はランチメニューにハンバーグがあるとついオーダーしてしまうんですが、こちらのハンバーグも巷のレストランに引けを取らない美味しさです。一般的に、こういう観光施設内のランチってあまり期待できないものですが、ここまで美味しいと嬉しくなります。ゆずのさっぱりとしたソースが夏らしくてよき。

ランチの後は出発までしばし休憩。カフェは高台にあるので、店舗の前から奈半利川を望む自然な景観が素晴らしい。
写真映えするスポットなので、ぜひカメラに収めてください。

アート好きな人はもちろん、単に自然に触れたいという人にもおすすめ。ちょっと遠いですが、まだ行った事がない人はぜひ一度 北川村「モネの庭」マルモッタン に足を運んでみてください。きっとまた来たくなりますよ。
瀬戸内の人は海の概念がバグっている事に気付く?!雄大な室戸岬へ

モネの庭を後にして次に向かうのは室戸岬。海沿いに進む車窓からは雄大な太平洋が目の前に広がります。
てか、はるか南方を進んでいるはずの台風9号の影響からか、波が荒い荒い(笑)
めちゃくちゃ晴れているのに、この波の高さは普段見慣れている穏やかな瀬戸内海とは打って変わって猛々しいのひと言。

海岸沿いに軽くモヤがかかって見えるのはこの波の飛沫のなせる技なのか。こんな景色はなかなかお目にかかれません。
つづら折りの室戸スカイラインを上がって行くと、さらにその雄大さを眼下に見下ろすことができます。

駐車場から先は徒歩で遊歩道を進みます。

しばらく歩くと、「修行の道場」とされる土佐最初の霊場、第二十四番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)に着きます。

最御崎寺は弘法大師・空海ゆかりの寺として知られ、木々に囲まれた静かな境内は、室戸岬のダイナミックな景色とは対照的な落ち着いた雰囲気。旅の途中に立ち寄って、ゆっくり参拝するのもおすすめです。

さらに先に進み室戸岬灯台へ。なにこれ、空も海も灯台もパステルカラーやん!

室戸岬のシンボルでもある室戸岬灯台は、1899(明治32)年に初点灯した歴史ある灯台。白亜の灯台は岬の高台に建ち、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
さらにこちらも恋人の聖地。こういう景色の良い場所はもれなく恋人の聖地のような気がするのは私だけ?(笑)

灯台そのものも見応えがありますが、ぜひ周りをぐるっと歩いてみてください。場所によって海の表情が変わるので、気が付けば何枚も写真を撮ってしまいます。


海は広いな 大きいな~♬ って歌われるように、よくよく考えてみると水平線がずっと続くこの広大な海が本来の海の姿なんですよね。場所によっては島だらけで水平線の見えない瀬戸内海沿いに暮らしていると、何気に海の概念がバグってしまっている事に気付かされます。
たまには太平洋でも日本海でもいいけど、本来の海を見ておかないといけませんね。

そしていったんバスに戻り、

ふたたびバスに揺られて岬の先端まで行きます。

てか間近で見ると、この波の勢い、激しすぎひん?

すっかり荒波に気を取られっぱなしですが…
室戸岬は、海底にあった地層が長い年月をかけて隆起してできた地形で、その価値が認められユネスコ世界ジオパークにも登録されています。ゴツゴツとした岩場や複雑な地層を眺めながら歩いていると、大自然の力を肌で感じることができます。

いい感じの岩肌があったので地層ポートレート(笑)

さらに少しバスで移動すると、こんな断崖絶壁がありました。弘法大師・空海が若き日に修行を行ったと伝わる御厨人窟(みくろど)。

「空」と「海」しか見えなかったことから、ここで空海という名前を授かったという言い伝えも残されており、歴史好きはもちろん、パワースポットとしても人気を集めています。


空海が修行した当時からかなり隆起しているので、空海が見た景色は現代のそれとは違っているそう。その当時の景色を想像しながら空と海を眺めてみるのも面白いかもしれませんね。
波ミストのおかげか、それとも体が慣れてしまったからか、やや暑さがマシだった室戸岬を後にして、今回のバスツアー最後の目的地へ向かいます。
甘酸っぱい実に夏バテも吹っ飛ぶ?!収穫したものはすべて持ち帰れるブルーベリー狩り

バスは安芸市内まで戻り、岡宗農園で今が旬のブルーベリー狩りです。
岡宗農園は、苗木や果樹を育てる生産農家として長年親しまれており、ブルーベリーをはじめ、マンゴーやライチ、小夏などさまざまな果樹を栽培しています。直売店「メリーガーデン」では季節の果物や植物の販売、カフェも営業しており、地元でも人気のスポットです。


今回はこちらのブルーベリー畑で、旬ならではの甘酸っぱい実を味わいながら収穫体験を楽しみます。
まずは実の撮り方や美味しいブルーベリーの見分け方を教えてもらい、収穫のスタート。熟れているものとそうでないものの色の差がはっきりしているので分かりやすい。なるべく大きな実を採るのがコツなんだとか。


参加者の皆さんを見てると、とにかくたくさん摘み取る派と、食べるのが先派にきれいに分かれている感じ。おみやげにたくさん持って帰りたいのは山々ですが、つい口に入れてしまうんですよね(笑)


うんまーっ!
熟れ方や品種などで甘酸っぱさが違うのが楽しい。教えてもらった通り、やっぱ大粒の方が私も好きかも。


20分ほど収穫したのですが、食べながら、撮影しながらの割には意外とたくさん採れました。

この日の戦利品。我々はこれぐらいでしたが、バケツ一杯にする猛者もいるんだとか。

収穫したブルーベリーはすべておみやげとして持って帰れます。これは嬉しい!

パックにすると2.8パックぐらいでした。ちなみに、来る途中に休憩で立ち寄った道の駅では、この1パックが600円とか800円とかで売られていました。
なんだか得した気分になれるので、ぜひ皆さんもどれだけ採れるかチャレンジしてみてください(笑)

という事で、今回は睡蓮の花が咲くモネの庭、雄大な室戸岬、そして旬のブルーベリー狩りという、夏満載な高知バスツアーの様子をお届けしました。「自分で運転して全部回るのは大変そう…」というコースも、バスツアーなら移動まで含めて旅の時間として楽しめるのが魅力でした。
今回同行してくれた まいさんは、大学生のころ友達と何度かバスツアーは体験済みだそうですが、やっぱり楽ちんなのと、自分では見つけられない観光スポットに連れて行ってくれるのもポイントが高いと言ってました。今回もすごく楽しかったそうですよ。
今回お世話になったトラベルビジョンさんでは、このほかにも香川・愛媛発の日帰りバスツアーがたくさん企画されています。
「こんなツアーの記事も読んでみたい!」というものがあれば、ぜひリクエストしてください。編集部が皆さんに代わって体験してくるかもしれません(笑)
それでは、また次の旅で。

おしまい。
モデル = まい
取材協力 = トラベルビジョン
