生きた化石と言われるラッパ状のイチョウをご存知でしょうか?全国にちょいちょい残っているようですが、この香川県にも実はラッパイチョウが存在しているのです。
こんにちは。
珍しいものが三度のメシより大好きなガーハラダです。
昨日は県内に台風が上陸してところどころ冠水したようですが、皆様ご無事だったでしょうか?
そんな台風一過のこのタイミングであえてやってきたのが木田郡三木町にある常光寺さんです。
なぜこのタイミングでやって来たのかというと、実は常光寺さんには世にも珍しいラッパ状のイチョウが存在しているという情報を得たからです。
台風の後なら、落ち葉もたくさん落ちているだろう・・・
我ながら、なんという天才的なヒラメキなんでしょう!
ん?
やっべ! 掃除しているじゃないか!!
この天才的なヒラメキを無にするわけにはいかないので、お寺の人に撮影許可をいただいたのですが、なんだかめっちゃ優しい人で、作業の手を止めて、一緒にラッパイチョウを探してくれました。
お寺の門をくぐると本堂があって・・・
すぐ右手にその貴重なイチョウがありました。
樹を見上げて、どんな感じにラッパなのか探してみると、すぐに見つかりました。
おおっ!本当にラッパやん!
この樹自体は樹齢600年ほどとの事ですが、約2億年前のイチョウの葉の原形を受け継ぐ「生きた化石」なんだそう。
ご覧のように、すべての葉がラッパ状なのではなく、全体の1割程度の葉が先祖返りしているようです。
なので、このラッパイチョウを見つける楽しさもあるわけです。
そうこうしているうちに、お寺の職員さんが集めた落ち葉の中から撮影用にラッパイチョウを見つけてくれました。
単に丸くカールしているだけなのかなと思っていたのですが、本当に筒状につながっている事にびっくり!
まじ、すげーっ!
なかなかこれは一見の価値があると思いますよ。
これから黄色く色づいて、落ち葉も増える時期ですから、タイミング的にもベストですよね。
参拝も忘れずに!