
父母ケ浜に荘内半島、天空のブランコなど、ドライブと言えばつい西の方を目指してしまいがちなのですが、香川県の東の端、東かがわ市もなかなかあなどれないものがあります。
個人的には片側1車線ののどかな国道が続くさぬき市から東かがわ市の海岸沿いは、渋滞や車線変更など考えずにのんびり流せるから、実はお気に入りのルート。最近話題のスポットも増えてきたし、グルメも意外と充実しているので、むしろ積極的に東を推したいくらいです。
それと、最近すごく気になっていることがあって、それはBEV(電気自動車)。ガソリン代と比べるとかなり安いって聞くし、充電スポットも増えてきたし、なんてったってエコな自分に酔えるじゃないですか(笑)
まぁ、個人的な承認欲求は置いといて… 今回縁あってトヨタカローラ香川さんから昨年10月に新型となった「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」をお借りすることができたので、車の感想なんかも交えながら春間近の東かがわをドライブしたいと思います。

車好きが高じてタクシードライバーになったという ななさんも、「実は電気自動車気になっているんです!」と早くもテンション高めなので、張り切って行ってみましょう!
河川敷がピンクに染まる!満開の湊川河津桜ロード

トヨタカローラ香川 東パイパス店(高松市元山町)で営業さんから丁寧に車の操作方法を教えてもらって一路東へ。いきなり高速道路は怖いので、いったん志度まで上って国道11号線を進みます。
「bZ4X」の第一印象はとにかく静か! 先ほどまで乗っていたガソリン車のマイカーがJRの気動車なら、こちらは新幹線という感じで、スルスルと音もなく加速していく様は未来の車を連想させます。快適装備のステアリングヒーターも寒い朝にはめっちゃ有難い。
それと、想像していた以上に乗り心地がいいんですよね。ひと昔前の国産車だと、道路の段差や継ぎ目を通った後にひと揺れする車が多かったイメージですが、「bZ4X」はピタッと収まる。バッテリーが床下に敷き詰められているそうで、そんな低重心設計もあってか気持ちよく曲がります。
ただ、静かで快適がゆえに知らず知らずに速度が増していて、メーターを見て慌てて速度を落とす事がありました。これは慣れるまで要注意かもしれません。
なんて事を偉そげに話しているうちに最初の目的地である湊川河津桜ロードに到着しました。ちょうど満開で、河川敷が約80本の河津桜でピンクに染まっています!


河津桜はソメイヨシノに比べてピンク色が濃いので写真映えしますよね~。
この日(3月9日)は平日にもかかわらずたくさんの見物客で賑わい、皆さん思い思いに写真を撮る姿が見られました。
せっかくなので我々も少々。


東かがわ市内の花のスポットが見頃になると設置されるバス停型看板は人気の撮影スポット。SNSなどでお馴染みですよね。

今年は3月8日と15日に「湊川河津桜まつり」が行われるので、見頃はその頃まででしょうか。
その後のソメイヨシノも東かがわには白鳥温泉や、とらまる公園、前山公園など穴場的な桜スポットがあるので、河津桜を見逃した人もご安心を!
東かがわ市白鳥1355
東かがわでカフェランチならここ!木と音の温もりを感じる「カフェ 第二楽章」

河津桜の咲く湊川から1本西側の与田川沿いにあるオシャレカフェ「カフェ 第二楽章」さん。
実は東かがわ市でカフェに行きたいと思ったら必ずここに立ち寄ってしまうほど個人的にはお気に入り。いつか記事で紹介しようと思いつつ、今回初の登場です。てか、もう何度もお邪魔しているので、すっかり記事に書いた気になってました…
まずは看板犬のお出迎え。おとなしくてかわいいワンちゃんなんですよ。

ランチは日替わり定食(1,100円)のほか、からあげ定食、ポークソテー定食、カレー、ローストビーフ丼などメニューも充実。
料理によっては日替わりランチをお願いすることもあるのですが、ここに来たなら必ずと言っていいほど食べるのがこちらです。
「昭和のナポリタン(1,080円)」

鉄板にのった、あの昔懐かし喫茶店のナポリタンです。半熟の目玉焼きに絡めて食べると、ケチャップの酸味がマイルドになってめっちゃ美味しいんですよね~! これはたまらん!!

ななさんは、こちらも昔懐かし「昭和のオムライス(1,080円)」

ケチャップで描いた顔がかわいい! これは思わず撮りたくなるよね。

オムレツと言えばふわふわ系という世代ですが、こういう昭和な感じの薄焼き玉子巻きも気に入ってくれたようです。ひとくち食べた瞬間、目を丸くしてました(笑)

ランチのほか、朝のモーニングセットのトーストや、午後のティータイムにはシフォンケーキもおすすめ! 音と木の温もりが感じられる落ち着いたカフェです。
東かがわ市中筋224-4
9:00~17:00 ※金・土は、9:00~22:00
定休日:水曜日
SNSで話題の白鳥神社の風車は、桜の形で春を彩っています。

次のスポットへ行く前に、ドライブで気になる充電スポットについて。
普段ガソリン車に乗っていると気にならないかもしれませんが、BEV車を買う気になって見てみると、意外とあちこちに充電スポットがある事に気付きます。それもそのはず、本項執筆時点で香川県内には充電スタンドが330拠点、ここ東かがわ市にも16拠点あるそうです。(充電スタンド情報サイトGoGoEVにて確認)
試しに、事前にトヨタカローラ香川さんにてお聞きしていた「ひとの駅さんぼんまつ」に立ち寄ってみました。ここには充電口数4台分ありました。

普通充電器だと満充電まで数時間かかるらしいので、使う分だけ充電する感じでしょうか? 急速充電ができる場所なら満充電に30分程度らしいのですが、ガソリン車に比べると、この時間がかかることが最大のネックかもしれません。
でも、良いように考えればあえてその時間を楽しむのもいいかも。普段忙しいとなかなか口実がなければ自分だけの時間は作れないものなので、充電時間の30分、車の中でコーヒーでも飲みながらぼーっと過ごしたり… 私なら小説を読んだりして過ごすかな。最近そんな時間が恋しくなる時があります。
もっとも「bZ4X」だとフル充電で746km(WLTCモード / 国土交通省審査値、Z FWDグレードの数値)も走るので、コンパクトな香川県ならそう不便ではないかもしれません。まぁ、天下のトヨタさんのことだから、そのうち乾電池で動く電気自動車を開発してくれることでしょう(笑)
と、充電の仕方が分からないので充電するフリだけして次の目的地「白鳥神社」に向かう事にしましょう。(後で上の写真の誤りに気づきましたが、助手席側の充電口は急速充電用でした。普通充電は運転席側にあります。)

もう何度もガーカガワで紹介しましたし、SNSなどにも多く投稿されているので知っている人も多いと思いますが、ここ白鳥神社にはたくさんの風車(かざぐるま)が飾られていて、参拝に訪れる人々の目を楽しませています。
ちょうど取材日の前日から春らしい桜の形をした風車が飾られていました。


境内に入って右手にある「かざぐるま回廊」も相変わらずフォトジェニック。
時折そよ風が回廊を抜けると、カタカタとかわいい音を立てて風車が回りだします。

この「かざぐるま回廊」には、「いい風」が吹いて、物事が「よく回り」ますようにとの願いが込められているのだそう。仕事や私生活に行き詰まりを感じている人は、気分転換に訪れてもいいかもしれませんね。


参拝も忘れずに!

東かがわ市松原69
海沿いの峠道を超えて注目の新しい映えスポットへ

白鳥神社からはそのまま国道11号線から引田へ向かうのが一般的ですが、ワインディングロードの走りも体験したかったので、あえて海側の峠道(県道122号)を進みました。
と、その前に格好の仕事中のサボり… いや、休憩スポット「潮越公園」に少し立ち寄ってみましょう。
誰もいない海!


こんな休憩所もあります。

ここは香川では珍しい石ころの浜です。

石ころを見るとついやってしまいますよね。水面を何段ジャンプさせるか選手権!
てか、ななさん… めっちゃ本気やん!(笑)

五十肩で投げることができないおっちゃんの分まで頑張ってくれました。1人だけの選手権は、もちろん優勝です(笑)

さて、文字どおり肩慣らしが済んだところで峠道と行きましょうか。
五十肩のおっちゃんは肩慣らし以前の問題だったので、ここはタクシードライバーのななさんに辛口で運転していただきましょう。
えっ待って、これすごい!

スマホの置くだけ充電が二か所も! bZ4Xさんは身を削って電気を分けてくれます。ちなみに、AC100V・1500Wの給電機能もあるそうなので、アウトドアや災害時の電力供給もお任せあれ!
アウトドアと言えば道具もたくさん運ばないといけないのですが、電動のリヤハッチは優しさ満点!


肌触りの良い電動シートは、運転席・助手席にシートヒーターとベンチレーション(送風機能)、後席にもシートヒーターが標準装備なので、運転中はもちろん車中泊も快適!

辛口どころかラブ上等になってますが、そろそろ参りましょうかお姐さん…

おふざけついでにもう1つだけ書かせてほしい!
こんだけ非の打ちどころのないbZ4Xさんですが、女子的にはどうしても許しがたい点があります。それは、この青いドアミラー。
親水効果のためだろうことは察しますが、不用意に顔を映すと…
心霊写真になるでぇ~。
※後日お聞きしたところ、青いドアミラーは「レインクリアリングブルーミラー」と言って、ミラー表面に水が付きにくくなる親水処理がなされていて、雨天時等の視認性を向上させているそうです。(オプション)
いや、なかなか峠道に進まんやん!
という事で、さんざん引っ張りまくった挙句ようやく峠道に差し掛かりましたが…



走りが悪いわけないやん! 以上!

そして、今回のメインイベントのひとつ。皆さんがきっと気になっているこちらのスポットです。
場所は、引田の田の浦海岸にあります。

お隣には、トイレも芝生も綺麗な無料のキャンプ場「田の浦野営場」などもあります。

ここの砂浜に実は東かがわ市さんが推す、新しいフォトスポットがあるのです。
東かがわ市の公式画像に寄せて、少し彩度を上げて紹介します。
とりあえず名前が定まってない感じが鮮度の高さを物語る、ここ!

東かがわ市観光情報サイトでは「海まで続く道」として紹介され、Googleマップでは「海へ続く道」、さらに「海に続く道」なんて表記もあったりで正しい名称は定かではないのですが、とにかく「海の細道」みたいな場所です。(さらに勝手に名前を付けて混乱させるな!)
またいつか市役所にお邪魔した時にでも聞いてみようか…

タイミングは満潮になりかけぐらいの時間帯に行くと良いようです。
公式の写真のように透明度の高い海水に撮るなら、海面の反射を抑えるPLフィルター(CPLフィルター)が必要。スマホ用も発売されているので、頑張って撮ってみてね!

東かがわ市引田3017-2
まとめ。電気自動車はアリかナシか?

そして今回の東かがわドライブで最後に立ち寄ったのが、引田漁港にある「湾岸アート」です。

この作品たちは、アートによって町の活性化をはかろうと、地元の有志で立ち上げた「湾岸アートプロジェクト」によるもので、県内外から集まったアーティストたちが個性豊かに描いたものです。
SNSなんかを見ていると、この壁画をうまくつかっていろいろ皆さん工夫しながら撮影されているようです。個人的には楽しくふざけながら撮るのが好きです。



皆さんも壁画の世界観にのっかってみてはいかがでしょうか?

帰りは引田I.Cから高松まで高速道路を使って帰ってきました。朝から丸一日お借りしているので、もうすっかり運転も馴染んでいます。


※ななさんにばかり運転させている鬼編集者のようですが、ちゃんと交代で運転してますので怒らないでください(笑)
高速道路の走りはと言うと、制限速度内に限って言えば上り坂でも瞬時に加速できる力強さがあります。いや違うか… 加速という言葉がどうもしっくり来ない。というのも、ガソリン車のような力強さが伴うものじゃなく、頑張っている感がないというか… そうそう、坂を駆け降りるようにスピードが増すような感覚と言えば伝わるでしょうか? ほんと、スマートに、なんのストレスもなく加速していきます。
高速走行だからといって乗り心地に影響することはなく、いつでもずっと快適そのもの。運転しながらななさんとも話していたのですが、快適すぎて逆に面白くないとさえ感じるほどです。だから、加速する時のマフラーからの音が好きとか、電子制御バリバリの車に乗せられている感が嫌いだとか、運転そのものに楽しさを感じる人には向いてないかもしれません。
でも、それ以外の大勢のドライバーにとっては快適さがほんと異次元! 「bZ4X」はぜんぜんアリじゃないかなと思います。

最後に、トヨタカローラ香川の広報さんが営業担当者さんに聞いてくれたお客さんの声を一部紹介しますね。
・試乗で電気自動車ならではの滑らかさや乗り心地に感動した!
・給電スタンドあまりないのでは?
※全国データで現在ガソリンスタンド並みにあるそうです。香川県はコンパクトシティで満充電710㎞で十分!
・補助金により車両価格から130万円安くなるので、400万円ぐらいで他の400万円の車より重厚感のあるクオリティの高い車が乗れる(デザインも刷新されたことで人気が出ている)
※現在は補助金の申請は受付終了。次回以降につきましては一般社団法人次世代自動車復興センターでご確認ください。
・メーカーのバッテリー保証もbZ4Xは10年20万kmと充実している!
など、満足度は高いようです。気になる方は、お近くのトヨタカローラ香川で試乗してみましょう!

おしまい。
モデル = なな
車両協力 = トヨタカローラ香川株式会社
