ずっと寒い日が続いた後に一気に気温が上がって、朝その日着ていく服に悩まれていると思いますが、そんな変な天候が続いているからか、不思議な現象に遭遇しました。
瀬戸内海を進む大型タンカーがまるで空を飛んでいるように見えませんか?
4月1日、東かがわ市のとらまる公園から見られた蜃気楼の一種「浮島現象」です。取材中に偶然見ることができました。
浮島現象は海水温が高く気温が低い時、つまり大気の下層と上層で気温が違う時に発生するそうです。温度の違う空気の層がある場合、光が屈折し、このような不思議な光景が見られるよう。
特にぐっと冷え込んだ冬に見られるそうですが、この日の気温が13℃ぐらいで海水温は10℃前後だった模様。発生条件と矛盾するので他の要因があったのかもしれませんが、高台になっている「とらまるてぶくろ体育館」あたりから瀬戸内海を見渡すと、運が良ければこんな光景が見えるかもしれませんよ。