古くて新しいまち仏生山を盛り上げようと活動する香川大学佛生山らぼプロジェクトが、日曜日限定の町家カフェをオープンしたと聞き、さっそくお邪魔してきました。
仏生山かふぇ machiya
カフェがあるのは、高松市仏生山地区の交流拠点施設「もんぜん町家」内。
同地区の歴史を踏まえつつ、学生らしい発想で新しい事に挑戦する香川大学生のプロジェクトの一環で、地域の協力を得ながら準備を進めて来たんだそう。
店内に入ると、まさしくそこは町家。
靴を脱いで座敷に上がると、まるで田舎のおばあちゃんちにでも居るかのような心地良さです。
応対してくれた学生さんが「この中庭の景色が綺麗でしょう?」とすすめる眺めも確かに素晴らしい。
「これは通ってしまうよな…」という予感を早くも抱きながらカフェメニューを見せていただきました。
この日はゴールデンウイーク期間中で、まん延防止のためドリンクのみでしたが、普段は素麺やワッフルも提供しているそう。
おすすめは、地元の養蜂家から届けられる蜂蜜を使った「ハニーワッフル」。そして、古くは素麺の製造が盛んだった仏生山から着想した「よくばりそうめん」も人気なんだとか。
おすすめされると食べたくなるのが人情なのですが、それは次回のお楽しみという事で今回はオレンジジュースをお願いしました。
なんだかこの手作り感のあるコースターも可愛いですね。
聞けば、地元の人がオープンに合わせて作ってくれたんだそうです。
学生さんたちも皆さんにこやかで、楽しみながらカフェを営業されている様子が伝わってきます。せっかくなので少々お話をお聞きしました。
ーーそもそも、なぜカフェを始めようと思われたんですか?
学生さん「古い歴史が残り、最近はいろんな新しいチャレンジをしている仏生山を多くの人に知ってもらいたい。そして、地域の人たちとの交流の場として活用していただけたらと、カフェを思いつきました。」
ーーそういう意味では、観光案内所や休憩所でもある「もんぜん町家」の中でカフェを営業するのは相性もいいですよね。ところで…
君たちはなぜそんなところに佇んでいるのかな??
学生さん「お客様を待つ間はこうして礼儀正しくしているんです。」
つーか、めっちゃシュールなんやけど…
ーーそ、そうなんですね… それで、先週オープンしたそうですが初日の手ごたえはどうでしたか?
学生さん「関係者様をはじめ、一般のお客様もたくさんいらしたので一日があっという間でした。本当にありがとうございました。」
ーーちなみに毎週日曜日のみ営業との事なのですが、期間などは決まっているのでしょうか?
学生さん「今のところ体力が続く限りずっと営業していくつもりです。皆さん、ぜひお気軽にお立ち寄りください!」
古い町家に若くて明るい学生さんたちの笑顔。古くて新しい仏生山という町の縮図を見ているような温かい気持ちになるカフェでした。
皆さんもぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ところで… 君たち…
・・・・。
増えとるやないかいっ!w
おしまい。
店名 | 仏生山かふぇ machiya |
所在地 | 高松市仏生山463-5 もんぜん町家内 |
電話番号 | ー |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 日曜日のみ営業 |
駐車場 | なし ※近隣コインパーキング利用 |