中華といえば、横浜や神戸の中華街を思い浮かべるかたが多いと思います。香川で中華といえば、中華そばや餃子・炒飯がメインの街中華。筆者も街中華超好き。炒飯の風呂に入りたいし、餃子に包まれて寝たいくらい好きです。
でも。でも、でも、でも。本格中華も超好きです。そして、実は香川県の本格中華ってレベルが高いってことがあまり知られてないのが歯痒くてなりません。
と、いうことで。今回は本格中華がカジュアルに楽しめる街中の名店「SHIGI chaina kitchen」さんにお邪魔してきました。
料理はオススメしかありません。定番メニューを置かない季節の味わい
場所は高松市内。南新町商店街から少しそれた場所にあるちょっと奇抜な形の建物です。
高松市立中央公園と琴電瓦町駅、どちらからも近いので車でも電車でも便利な場所にあります。
シェフの鴫山さんは観音寺市出身で高松中華の名店「麻布長江」さんで修行され、東京でも腕を振るっていました。
満を辞して帰郷し開業したのは、本格中華を・カジュアルに・色々な方に楽しんでもらうお店。そんなコンセプトと確かな腕でファンを増やし、カウンターだけで始めたお店では収まりきらなくなり現在の店舗に移転拡大して今に至ります。
僕がお邪魔した時も平日の早い時間に関わらず、テーブル席のほとんどが埋まりカウンターに一人ちょこんとお邪魔しました(アポ無し突撃すみません。。。)
こちらブックタイプのメニューはドリンクのみ。料理は黒板に記入され、仕入や季節によりちょっとずつ変化します。「その時その時で本当に美味しいものを提供する。だから、全部おすすめです。」とお話しされるシェフの自信の表れがグランドメニューをあえて持たないという形で表れてるんですね。
とはいえ、昼から飲んでいる酔っぱらいのおっさんの思考力はゼロ。状況(酔いっぷりやお腹の空き具合)を伝えてご提案いただいた中から三品チョイス。
オープンキッチンでシェフの調理が見られるのも良き。どの業種でも職人の洗練された動きはそれだけでアートというか、良い酒のアテになりますよね。
「俺も同じものを」と隣の人に言わせる絶品中華の威力
酔っぱらいのワガママを快く引き受けて用意してくれた三品がこちら。
◆よだれ鶏
前菜の冷菜。ピリッとくる辛味が少し目と舌を醒させてくれます。後から思うと、それもシェフの狙いだったんじゃないのか…
◆エビと季節野菜の炒め
◆豚ヒレ肉四川風炒め
僕の飲んでいるハイボールとお腹の好き具合に合わせて用意してくれた三品はどれも絶品!
特に三品目の「豚ヒレ肉四川風炒め」はお隣に来ていた常連の方が、「俺も同じものを」と僕の旨そうに食べる姿と匂いに触発されて注文してました(笑)
スタッフの親しみやすさが本格中華をカジュアルに仕上げる
良い意味で中華っぽくない小洒落た店舗の雰囲気はさることながら、スタッフの女性陣の親しみやすさが、カジュアルさを演出し、本格中華のハードルを下げてくれているように感じます。
右の女性がバシバシとツッコミを入れる風景や、左の大学生の雄和な雰囲気もひっくるめてSHIGIさんなんだなぁと。こういうのは、顔出しを嫌がられることも多々あるのにノリノリで撮影に協力してくれてマジで感謝。
さて、そんなSHIGIさんも飲食店あるあるの人材募集中のようです。美味しい賄いが食べられるのら下船中(本業船乗りな筆者です)だけでもバイトしたい(笑)。気になる方はぜひ店舗に連絡してみてくださいね〜。
もちろん、お客さんで来店するのもおすすめですよー!
店名 | SHIGI china kitchen |
所在地 | 高松市瓦町2丁目1−24 |
電話番号 | 087−802−5788 |
営業時間 | 18:00~0:00 |
休業日 | 月曜日 |
駐車場 | なし ※隣接地に有料駐車場あり |