
台中国際空港及び台湾中部エリアの観光局の皆さんのご案内で、高松空港のスタッフさんたちとファムツアーのような形で3泊4日の日程で参加する台湾中部の旅。その第1回目の記事では、思いのほか気軽に行ける台中市の観光スポットを巡ってみました。
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そして第2回目の今回の記事は、台湾最大の湖であり、映えスポットだらけの「日月潭(リーユエタン / にちげつたん)」を中心に、サイクリングやクルーズ船、紅茶作り体験などの様子をお届けします!
台湾最大にして、もっとも美しいと言われる日月潭で、プチリゾート気分を味わう一日

という事で、前回の記事で台中第二市場を出発した我々は、そのまま貸切バスに揺られて次の目的地である台湾最大の湖・日月潭(リーユエタン / にちげつたん)に向かいます。
アクセスについて少し調べてみると、台中駅から日月潭までバスが1時間に2本程度出ているようですし、現地旅行会社等のオプショナルツアーも散見されたので、個人旅行でも比較的行きやすい場所だと思います。
我々は途中、南投県埔里にある有名な台湾料理の店・金都レストランでランチをいただきました。


ここは1994年に創立された台湾中部を代表するレストランで、旬の食材をふんだんに使った台湾の創作料理が特徴。海外の人にも受け入れられる味、香り、色、形を追求した美味しい料理が堪能できるそうです。

こういう、いろんな料理を大皿で提供される台湾のスタイルっていいですよね。いろんな料理が一度にたくさん食べられますし、自分の好みや胃袋次第で食べる量を調整できるのもいい。
出てくる料理も、割と日本でも馴染みのあるものや、なんとなく味が想像できるものばかりだったので安心して食べることができます。てか、変なクセもなくめっちゃ美味しかったです!


デザートに出てきたパッションフルーツが、酸っぱいながらもフルーティで最高でした。台湾ってほんとフルーツが美味しくて、もうそれだけで天国です。

日月潭
そしてやってきました日月潭。あいにく台風が近づいていてどんよりな天気ですが、それでも美しい湖面や亜熱帯植物が生える湖畔はわざわざ日本からやって来るだけの価値があります。

さっそく自転車を借りて、サイクリングを楽しみましょう。
日月潭にはレンタサイクルのお店が多くあるそうで、おおよそ100元~200元と言うから日本円にして500円~1,000円といった所でしょうか。私は記者という立場から体力を温存したいので(というか単なるヘタレ)、追加で150元(約750円)を払って電動自転車をチョイスしました。

日月潭には1周約30kmの環潭公路という自転車道が整備されていて、気軽にサイクリングを楽しむことができます。今回は時間の都合ですべてを制覇することはできませんが、随行するガイドさんが日月潭のおすすめルートを案内してくれました。
普段あまり自転車には乗らないので恐る恐るですが、さっそく湖畔を巡ってみましょう。


湖の北側が太陽(日)、南側が月の形に似ていることから日月潭と呼ばれるようになったそうですが、自転車を漕いでいるとフォトスポットだらけで、ついつい立ち止まってしまいます。


返す返すも天気が良くないのが残念で、写真に撮ると曇り空の白い空が湖面に反射してしまいます(カメラレンズに反射光を抑えるPLフィルターを装着しても限度がありました)。それでもところどころ森の陰になっている部分では、本来の碧い美しい姿を見せてくれました。

向山懸臂式観景台からの眺め。


ぽつんと浮いている拉魯島(ラル島)がかわいい。
どんより雲ですが、十分美しかったです。次に来るときは晴れますように…

向山懸臂式観景台から折り返し、少し戻ったところにあるビジターセンター・向山遊客中心にも立ち寄りました。ちなみに「センター」を中国語に訳すと「中心」となり、思わずそのまんまかいっ! とツッコんでしまいましたが、例えばショッピングセンターなどの「センター」っぽい施設にはそのまんま「購物中心」みたいな表示をされているので、これを覚えておくと街歩きなどでなんとなく役立ちます。

すごっ、巨大なアートのような建物です。某社長が「ここいいよ~」ってすすめてくれたのでポートレートっぽく一枚。

私はこのくまモンっぽいファンキーなキャラクターが気になったのでサムズアップな一枚。

ちなみに日本では各地で大騒ぎとなっている熊ですが、聞くところによると、台湾にも固有のツキノワグマが居るには居るそうですが、絶滅危惧種のようで見かけたら奇跡レベルなんだそうです。どうぞご安心を。
向山遊客中心の屋上からの眺め。

その後引き返してレンタサイクルを返却、続いて日月潭クルーズを楽しみました。

日月潭クルーズは、水社埠頭から出発し、玄光寺、伊達邵埠頭に寄港してまた水社埠頭へと帰ってくる遊覧船です。大人300元なので日本円にして1,500円ほどでしょうか、交通機関や乗り物類は総じて日本より安いようです。
普段、瀬戸内海のプチ船旅に慣れているので遊覧船自体にそれほどの感動はなかったのですが、寄港地には観光した感のある魅力が詰まっていました。


最初に立ち寄った玄光寺。台湾のお寺はどこもド派手な極彩色というイメージなのですが、ここは落ち着いていて、日本人にとってはほっとするお寺です。


ガイドさんから煮玉子を手渡されましたがここの名物でしょうか? 何気に美味しかったです。
ちなみに台湾では煮玉子はポピュラーなおやつ(?)みたいで、コンビニにも普通に売っていました。

玄光寺からふたたび遊覧船に乗って伊達邵埠頭へ。人形かと思ったら大道芸のおじさんでした。投げ銭を入れるとおかしげなパフォーマンスをしてくれます。こういうのも何気に楽しい。

伊達邵埠頭は、まるで日本の古き良き温泉街のような雰囲気で、いろんな露店が並び、それぞれに活気があって面白い。

やたらとお酒の試飲や商品をすすめられるのですが、案外うっとおしく感じないのは物珍しさからか。どれもそれほど高くないので、食べ歩きしてみるのも楽しいかも。

調べてみると台中駅から日月潭までバスで片道1,000円ほど。レンタサイクル借りて遊覧船に乗って、さらに飲み食いしても1人10,000円以下なので、台中観光とセットで考えても良いのではないでしょうか? 私もまたいつか晴れた日にゆっくり訪れてみたいと思いました。
東峰紅茶荘園
日月潭観光の後は、そこからすぐ近くの東峰紅茶荘園へ立ち寄りました。ここでは、台湾紅茶作りの体験ができます。


実は日月潭周辺は台湾紅茶の生産地としても世界に知られ、特にアッサム種の紅茶は評価が高いそうです。ここ東峰紅茶荘園は、自然に近い栽培方法にこだわり、化学肥料や除草剤などを使用せず栽培しているそう。
素人目では何の変哲もない葉っぱに見えますが、これを手でしっかり揉んでいくと、粘り気が出て、良い香りがしてきます。


一緒に参加した皆さんからは「うどんの生地をこねているよう」という声も聞かれましたが、まさに力を入れて茶葉を揉んでいく様はうどん作りに似ています。つい、うどん生地のように足で踏まないようご注意ください。(誰がそんなことするねん!)

しっかり揉み込んでしなしなになったら乾燥します。

この乾燥作業には当然時間がかかりますが、しっかり乾燥して翌日なんと台中のホテルまで届けてくださいました。なんて親切!
おかげさまで、家に持ち帰って楽しむことができました。甘い香りがしてやさしい紅茶でした!

その後、紅茶の飲み比べも体験。台湾の茶葉文化を広めたいという店主さんの思いもしっかり伝わりました。


グランドハイライ日月潭
そして、日月潭の最後に案内していただいたのはこちらのホテル「グランドハイライ日月潭」。すっかり日が暮れて景観は分からなかったのですが、涵碧半島の見晴らしの良い湖畔の高台に佇む、ハイクラスなホテルです。

館内には香川の皆さんにはお馴染み、草間彌生氏のかぼちゃもありました。なんだか親近感が湧きますよね。

12階には長さ25メートルの屋外インフィニティプールも。ここからは美しい日月潭の絶景が一望できるそうです。

残念ながらここに泊まることはできなかったのですが、せっかくだからと最上級のスイートルームを見せていただきました。
てか、広っ!


お風呂は地下1,600mから湧き出る天然温泉で、お風呂からもバルコニーからも日月潭を眺めることができます。夜だったので真っ暗やったけれども…

聞けばこのお部屋、日本円で1泊15万円とか20万円とか、なんしかもう1、2回は台湾旅行できるくらいのお値段だそう。私には一生そんな贅沢はできそうもありませんが、香川のちょっとリッチな読者の皆さんはぜひお泊りになってみて、後で感想を聞かせてください(笑)

今回はここに泊まることはできませんが(まだ言う!)、リッチなホテルの一流広東料理のレストランで食事をいただくことができました。ありがたや~!


ふと、どでかいワインセラーを覗くと1本600万円のワインとか普通に置いてました。どんな世界やねん!(笑)

超絶高級なレストランにビビらされた後なので、その後出てくる料理を見ても「このひと切れ、一体いくらするんやろう?」と貧乏性な考えしか思い浮かばなかったのですが、後で請求書がこちらに回って来るわけでもないので、お大尽になったつもりでしっかり楽しませていただきました。
実は食事中に「原田さん、なんかおとなしいですね(笑)」と言われるほどビビリまくってましたが(笑)



という事で、高松発台湾旅行記事の第2回目は、亜熱帯の自然が美しい日月潭をたっぷり楽しみ、最後はお大尽レベルの超絶豪華なレストランでチキンになってしまう様子をお届けしました。
最終回となる第3回目の記事は、ナチュラル派にはうれしい自然の中で、いろいろチルってみた様子をお伝えします。
ちなみに、ゴージャスなホテルには泊まれなかったのですが、この日泊まった埔里の承万尊爵渡仮酒店(Cheng Wan Grand Hotel )も広い部屋でとっても快適でした。


つづく。
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モデル = Rena(Instagram @taiwan_rena)
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