こんにちは。
今年で開通30周年となった瀬戸大橋。先日記念イベントも有りましたが、同時に瀬戸大橋開通当時を思い出された人も多いのではないでしょうか?
思い出してみると、瀬戸大橋フィーバーに沸き返って、お盆と正月が同時にやってきたような賑わいだったのですが、その陰に隠れてひっそり無くなったものもあります。
そう、宇高連絡船ですよね。
僕は元関西人と言いながら、実は父親の転勤で松山の高校に通っていました。
途中、またまた転勤があって、当時は編入が難しかった関係で、高校2年3年生の2年間はひとり暮らしをしておりました。
そんなわけで、よく高松から宇高連絡船に乗って実家のある兵庫まで帰省をしておりましたが、宇高連絡船に乗った時には必ずと言っていいほど連絡船うどんを食べたのを思い出します。
映画UDONでも連絡船うどんの思い出を語るシーンがありましたが、皆さんもそれぞれに懐かしい思い出があるのではないでしょうか?
という事で、今回は懐かしの動画を見ながら宇高連絡船うどんを語ってみようじゃありませんか特集です(笑)
懐かしの宇高連絡船うどん
さすがはYoutube、動画を検索するとこんなものが出てきました。
そうそう、こんな感じでした。
なぜかうどんの売店は外の甲板にあったんですよね。
で、客室に持って行けばいいものを、みんなそのまま甲板でうどんをすすっていました。
うどんの種類は・・・
出典:Youtube
かけうどん、きつねうどん、天ぷらうどん。
そこらへんのスーパーで特売しているような、普通のゆでうどんに安っぽいかき揚げのような天ぷら。
何の変哲もないうどんなのですが、潮風に当たりながら食べるこの連絡船うどんは、旅情もあって何とも言えない美味しさがありましたよね。
甲板でうどんをすすっていると、なぜか同じようにうどんをすすっているおっちゃんによく話しかけられたものです。
「お兄ちゃん、どこ行くん?」
実家に帰りますと言うと、たいてい大学生と間違われました。
ついでに、おっちゃんから竹輪のおすそ分けがあったり・・・(笑)
ある時は、なぜか気に入られて缶ビールをおごってもらったのですが、話しているうちにおっちゃんはどこかの高校の先生っぽい事が分かって、バレないよう必死になったり・・・
ちなみに、帰省の時はウォークマンでレベッカや浜田麻里、渡辺美里なんかを聴いていました♬
いやぁ~ 懐かしいですね~
連絡船うどんが懐かしい時は
と、僕の暗い高校時代の思い出話は置いといて。
皆さんなりの懐かしい思い出が蘇って来たところで、ふとこう思ったりしませんか?
あの懐かしい連絡船うどんが食べたい!
連絡船うどんそのものは、今でもJR高松駅で食べる事ができますが、
いやいや、これじゃないんですよね。
やっぱ、船で食べないとあの懐かしい味は蘇らないのです。
多分、皆さんもそう思うでしょう?
という事で・・・
小豆島フェリーに乗って、
はい、どーん!
残念ながら売店は屋内にあるのですが、窓際の席だとそれなりに雰囲気が出ます。
何なら、そのまま甲板まで持って行ってもいいですしね。
もう、おっちゃんから話しかけられる事もなくなりましたが、フェリーに乗るたびについうどんを食べてしまうのは、おそらく宇高連絡船うどんの体験がそのまま残っているからでしょう。
とっても美味しくいただきました。
皆さんも、このうどんを食べるためだけにフェリーに乗ってみてもいいのではないでしょうか?
尚、小豆島行きフェリーのほか、宇野行きのフェリーやジャンボフェリーでもうどんは食べる事ができるようです。
おしまい。