
高松市が史跡高松城跡玉藻公園開園70周年記念事業として、2025年10月31日~11月3日に行う「玉藻あかり物語2025」。期間中は玉藻公園を入園無料とし、夜はライトアップ、昼間は獅子舞や演奏会、キッチンカー、学生たちとコラボした企画などなど、さまざまなイベントを用意して開催されます。
見どころはやはり玉藻公園内の披雲閣庭園を中心としたライトアップですが、そのあかりのひとつとして主に高松市内の幼稚園児たちが作ったペットボトル提灯にもあかりが灯されます。
今回は、それに向けて元気いっぱい提灯を作る幼稚園児たちを取材してきましたのでぜひご覧ください!
大学生たちに教わりながら天真爛漫なペットボトル提灯を作ってみたよ!

今回の「玉藻あかり物語2025」に向けてペットボトル提灯作りに挑戦してくれるのは、栗林幼稚園、屋島こども園、高松幼稚園、香川大学教育学部附属幼稚園高松園舎、丸亀ひまわりこども園、高松聖母幼稚園、桜町聖母幼稚園の7園(プレスリリースより)。その中で今回は、高松市栗林町にある栗林幼稚園(りつりんようちえん)にお邪魔しました。
まずは、香川大学学びのサポートProjectSTART&香川大学学生ESDプロジェクトSteeePの学生さんたちによる紙芝居です。
園児たちにも馴染みのある浦島太郎の昔話をアレンジした「プラしまたろう」を手作りし、海洋プラスチックの問題を分かりやすく園児たちに伝えていました。


紙芝居が終わったら、大学生のお兄さんお姉さんと一緒にペットボトル提灯を作って行きます。

ペットボトルの中にキラキラな緩衝材や折り紙、アニメのキャラクターが書かれた紙などを入れていきますが、ペットボトルの口が小さいからこれがなかなか難しい。それでもさすが年長さん。いろいろ工夫しながら少しずつ入れていきました。


要領が分かりだすと、みんな好きなようにアレンジしだすから面白い。与えられた材料をそのまま使うだけじゃなく、折り紙に絵を描いてペットボトルの中に入れてみたり、ペットボトルの外に貼り付けてみたりと、個性的なものに仕上がって行きます。


真剣に絵を描く子やお友だちと相談しながら作る子、ちょっと褒めると調子に乗って何度も見せに来てくれる子(笑)など、みんな天真爛漫でかわいい!
来年1年生やね?って話を振ったら、何色のランドセルを買ってもらったみたいな話で盛り上がり、ポケモンの話を振ったらレアキャラの話におっちゃんはついて行けなくなったりと、私も楽しく取材をさせていただきました。ちなみに、お友だちの絵をたくさん描いているちびっこに「おっちゃんの顔も描いてよ」ってイジったら笑顔でスルーという大人の対応をされてしまいました… なかなかやるな(笑)

そろそろみんなできたかな?



めっちゃカラフルやん! みんな本当に上手にできました。

てか、人懐っこすぎる!(笑)

先生にお聞きしたら、圧の強いクラスだそうです。めっちゃおもろい!(笑)
この栗林幼稚園をはじめ、幼稚園児が元気いっぱい作ったペットボトル提灯は、中に電球が入り、披雲閣庭園でライトアップされるそうです。
さまざまな絵が描かれた個性的な提灯がたくさん光るので、みなさんぜひご覧になってください!
「高松市が史跡高松城跡玉藻公園開園70周年記念事業 玉藻あかり物語2025」は、10月31日~11月3日に高松市の玉藻公園で開催されます。

おしまい。

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