私事で恐縮ですが、モデルの涼ちゃんのお友達が一眼レフを買ったのでカメラの使い方を教えてほしいという事で、指定されたお店にやってきました。
坂出市元町にある珈琲館 薔薇屋さん。
僕の写真なんてまったくの我流なので人様に教えるほど偉くないのですが、「めっちゃレトロなカフェなんです」という言葉に興味を覚えてホイホイと出向いて行きました。
てか、なんでこんなシブイお店を知っているの??
いやもう、店内に一歩入った瞬間、まるで昭和にタイムスリップしたかのよう。
多分、若い涼ちゃんに言ってもピンとこないであろう「純喫茶」という懐かしい言葉が僕の頭にフラッシュバックしたので、急遽、これまた味のあるマスターにお願いして取材という流れに相成りました。
暗く落ち着いたレトロな店内で嗜むサイフォンコーヒー
まるでトンネルの中にいるかのような店内。
年季の入った壁掛け時計が、まるで時間を過去に向かって刻んでいるかのような錯覚すら覚えます。
お水と一緒に持って来られたメニューには、ブルーマウンテンやキリマンジャロ、モカなどのストレートコーヒーにブレンドやアメリカン、カフェオレなどのコーヒーバリエーションは豊富。その他、タージリンやオレンジペコといった紅茶やジュース類も比較的豊富なのですが、食べ物は数種類のサンドウィッチとトーストのみというシンプルな構成です。
このあたりは、まさに純粋にコーヒーを楽しむ「純喫茶」ならでは。
さっそくマスターにコーヒーをお願いすると、その場でポコポコとサイフォンで淹れてくれました。
これも年季が入ってる!
コーヒーのいい匂いが漂ってくる中、マスターに結構長く続けられているんですか? と聞くと、「はい、長いだけが取り柄ですから」と、笑いながら気さくに答えてくれました。こだわりが強いのは見てすぐに分かるのですが、こういうオシャレな返しをされると、もうグウの音も出ません(笑)
コーヒーもちゃんと美味しかった!(キリマンジャロ・550円)
涼ちゃんは、オレンジペコ紅茶(450円)。
簡単にカメラの使い方をお教えしてロケ撮に行くつもりでしたが、居心地が良すぎてつい1時間ばかり根を下ろしてしまいました。
こういうお店は絶滅危惧種と言っていいくらい貴重な存在になりつつありますよね。
昭和を思い出す世代もそうですが、都会の方ではここ数年ちょっとした純喫茶ブームもあるそうです。若い人たちにもぜひ立ち寄ってもらいたいレトロ感たっぷりなお店でした。
おしまい。
モデル=涼(ズーダプロダクション所属)/YouTubeチャンネル
店名 | 薔薇屋 |
所在地 | 坂出市元町3-4-13 |
電話番号 | 0877-45-6080 |
営業時間 | 8:00~19:00 |
休業日 | 火曜日 |
駐車場 | あり |