香川にも意外とたくさんいるんですよね、アマチュア+α なバンドやミュージシャンが。
中にはメジャーを目指している熱い人もいますが、その多くは本業の傍ら、趣味よりもちょっと本気目に活動している人たちじゃないかと思います。イベント等でよく演奏されている姿を見ますよね。でも、意外とファンが付いていたりするんですよね。
今回はそんなアマチュア+α なユニットのひとつ、「おかず」を紹介します。
美声と誠実さに惚れ合って結成!ボーカル&クロマチックハーモニカユニット「おかず 」
ユニットを組むのは、あずーこと 桐島逢純桜さんと、もっちーこと 望岡季世彦さん。
実はこの二人、私とはそれぞれ音楽とは関係ないところで知り合って仲良くしていただいていて(そのはず)、桐島逢純桜さんにいたってはガーカガワの記事にも何度か出ていただいたこともあります。
それぞれ歌を歌っていたりハーモニカを演奏したりということは知っていたのですが、まさかその二人がユニットを組むなんて、私の中ではちょっとした驚きだったんですよね。
という事でめっちゃ気になるのでミニライブの前ですが、先にインタビューを取りたいと思います。
ーーまずは二人の馴れ初めから(笑)
もっちー「まず(あずーの)声の美しさに惚れました。ヒーリングボイスにうっとりいたしまして、これはハーモニカでやらなければならんと。使命感みたいなのを私は感じました。」
あずー「性格も真面目だし、まず人間性が大事だと思ってるんですよ、ユニットを組むって。そんなに組んだことないですけど。人間性が大事だと思うので人間性という面で言うともっちーはめちゃめちゃ真面目なんですよね。自他ともに認めるぐらい真面目に見える人なんで。音で聞いた中でもそうですし、その真面目な誠実さが音にも現れてる。」
ーーユニットを組んで今回で2回目のイベントだそうですが、実際やってみてどうですか?
あずー「お互い意見を出し合って、ハーモニーをより意識して二人で作り出すという感覚がすごくあってよかったなと思います。」
ーー練習とかは割と結構してるんですか?
もっちー「もう結構ね、週3回以上はやってるかな…」
ーーユニット名「おかず」の由来は?
もっちー「望岡のおかと、あずーのずで…」
ーーえらい簡単やな!(笑)
もっちー「音楽ってなくても生きてはいけるじゃないですか。でもなんかその主生活ってご飯だけやとちょっと味気ない。だからその皆さんの生活っていうちょっと彩りを与えるような、そういう音楽をやっていけたらいいねって、そういう皆さんのおかずでありたいというので、そんな意味も込めたんです。」
ーーなんか後付けっぽいですが、あずーも同意ですか? 同意されますか?
あずー「それに対しては同意するんですけど、衣装をね、じゃあおかずっぽい衣装を、って提案して話し合ってたらどう聞いてもさっき言った前提と外れたような奇抜なのばっかり選んできて。日常の彩りなんでしょ。日常からかけ離れた服選んでどうするのみたいな。」
ーー今日もその奇抜な服に今から着替えて?
もっちー「いやー、今日はおとなしいですね…」
そこまで話し振っといておとなしいんかいっ!
という事で、激辛でも激甘でもない、ふつーのおかずがはじまりました。
てか、いきなり熱唱!
もっちーの視線がストーカーっぽいけども(笑)
演奏する曲は「瑠璃色の地球」や「なごり雪」、「セーラー服と機関銃」など、昭和のJ-POP 5曲を披露。
ハーモニカとボーカルのユニットって想像付かなかったのですが、カラオケの伴奏に合わせて歌とハーモニカが掛け合いみたいなイメージでしょうか。あずーの美声は以前イベントで耳にしていたので安心感がありましたが、もっちーのハーモニカが思ってたより5倍うまくて少々うろたえました。
自己陶酔感漂う表情もいいですね(笑)
今回はゲストとして日光壮大さんがギターサポート。懐かしの昭和のメロディーに思わず足を止めて聴き入る人たちもいて、サンポートで行われたイベントも大いに盛り上がりました。
ーー最後に今後の展望は?
あずー「曲を作りたい。まずは新曲を新曲を作ってCDでリリースしたい!」
もっちー「アリーナ立ちたい!」
夢は大きく! オリジナル曲をひっさげて、あなぶきアリーナで演奏される日を心待ちにしています。
3月は「おかず」が出演するイベントも目白押しとのこと。あずーのエンジェルボイスと、もっちーのイキったハーモニカを聴いてみたい方は「おかず」のFacebookページをチェックしましょう!