どうも。
昔、ちょっとイキってスクーターでハングオンしたら、「蚊みたい」と縦巻きロールのJKに冷笑されたので、その後まったくバイクに乗ってないガーハラダです。
さて、今回は綾川町のカートランド四国に大勢の株主が集まると聞き、「もしかするとお金持ちと友達になれるかも!」と、ややハイになっております。
その名の通り、四国屈指のカート用サーキット。
ふと見渡すと、そこかしこに本格的なレース用のカートが置いてありました。
めっちゃかっこいいですよね!
聞けば、レースが行われていない日にはレンタルでコースも走れるとの事で、皆さんも遊園地のゴーカードでは味わえない刺激を楽しんでみてはいかがでしょうか?(事前にカートランド四国さんへ問合わせた方が無難との事)
などと、軽く告知をしながらさらに敷地内を歩いていると・・・
やっぱ、かっこいい!
ん?
カブヌシ!!
てか・・・
そっちかいっ!!
今年で2回目の開催、カブレース!
と、ネタフリの時点からオヤジギャグの臭気を放ってしまいましたが、今回は今年で2回目の開催となる「IMB CUP カブレース」にやってまいりました。
今回の目玉は2時間耐久レース。
ただ、どんな感じでレースが行われるのかまったく見当もつきませんので、主催者である川﨑さんに少しお話をお聞きしました。
ーー本日はよろしくお願いします。さっそくですが、今回のルールと言いますかレースの概要みたいな事をお話しいただけますか?
川﨑さん「簡単に言うと、2時間でどれだけの距離を走れるかを競うレースです。早く走れば当然走行距離も伸びますが、1台2名以上の参加が条件なので、ライダーの交代などのピット作業もポイントとなります。」
ーーそうすると、参加される皆さんは結構ガチなんですね。
川﨑さん「当然ある程度は勝負ですし、気を抜くと危険ですからね。ただ、そこはあくまでもカブレース。楽しく和気あいあいとした雰囲気で、人の輪を拡げていくのも目的のひとつですね。」
ーー今回で2回目の開催と聞きました。来年も続けて行う予定でしょうか?
川﨑さん「もちろん、来年も開催の予定です。実は次回は4時間耐久でやろうかと考えています。きっと盛り上がりますよ!」
ーー4時間耐久となるとさらにテクニカルになりそうですね! では、今日はじっくり応援させていただきます。
川﨑さん「ぜひ、楽しんでください!」
と、そこへやってきた料亭「綾瀬」の社長さんから「裏金」と書かれたポチ袋(?)を渡されるという、関係者と綾川町民にしか分からないブラックジョークを披露・・・
綾瀬さん、このあと取材に行きますんでよろしくお願いします(笑)
そして、いよいよ2時間耐久レースの開始!
参加者全員の準備もそろそろ終わり、開会式。
楽しい雰囲気の大会とは言っても危険の伴うレースですから、注意事項は入念に。特に安全面のルールはしっかり伝えられました。
そして、それぞれしっかりとテスト走行。
数周走ってはいろいろチェックされている様子です。
レース前ですし、結構ピリピリされているのかなと思ったら、意外と皆さん楽しそう。
ピット内は笑い声であふれていたので、ちょこっと声をかけて撮影させてもらいました。
皆さんフレンドリーで有難い!
こういう雰囲気を見ていると、僕も来年参加してみようかな・・・ なんて無謀な事をふと考えてしまいました。ハングオンは「蚊」ですけど(笑)
そして、いよいよ2時間耐久レースのスタート!
カブと言えども迫力があります。
そして、蚊じゃないカッコいいハングオン!!
※いろいろ撮りすぎてごちゃまぜになってますので、テスト走行時のものなんかも混じってます。
ピットの人たちの応援にも熱が入ります。
負けじと僕たちも「影」ながら応援(笑)
途中、選手の交代の時は結構緊迫感が伝わってきました。
なおもレースは続く。
終盤には、転倒あり、動かなくなるバイクありのハプニングも耐久レースならでは。
僕も、途中コースを渡ったり、ピットに入ってくるカブに気を付けながら、まさに命がけの撮影(頭の中では、もちろんT SQUAREのF1のテーマがエンドレス)。
そして、結構あっという間に残り5分の表示が・・・
そして、フィニッシュ!
古舘伊知郎ばりの実況をお届けしようと思いましたが、口内炎なので写真だらけで失礼しました。
ちなみに、今原稿を書いているとうちのマダムが何気にのぞき込んで「カブレースって言うから野菜のカブを持って競歩でもやるんかと思ったわ。こっちのカブか…」とつぶやいていきました。似たもの夫婦です・・・
という事で、走行距離の計測も終わって、
表彰式とシャンパンならぬ炭酸水ファイト!
からの~
ジャンケン大会。。。。
ジャンケン大会が一番盛り上がったとの声もちらほら(笑)
と、熱い1日が終わりを告げたのでした。
実は僕自身、モータースポーツを間近に見たのは初めてでしたが、若い頃はF1ブームだったり、車をいじって六甲山を走ってみたりで、車好き、バイク好きの輪にどっぷりと浸った経験はあります。
バイク独特の排ガスの匂いやオイルの匂いも懐かしかったですが、それよりも、モータースポーツ好きって仲間意識が強いのか、みんな友達っていう雰囲気がすごくいいんですよね。これは昔から変わらないような気がします。
もちろん、取材なので最初に皆さんには軽く挨拶と撮影の件は説明に回りましたが、もう最初のひと声からフレンドリーなんですよね。
レース自体のスピード感や迫力も良かったですが、カブレースのこういう雰囲気がとってもなごみました。
皆さんも、1年間みっちりカブの練習をして、来年エントリーしてみてはいかがでしょうか?
おしまい。