外食産業に厳しい状況が続く中で、昨年から大手も参入する注目の業界がテイクアウト唐揚げです。唐揚げ、旨いですよね。筆者も大好きです。飲食店でも共通のメニューでありながら、各店で様々な個性があり必ず注文してしまう一品。
西讃では知名度NO.1といっても良いほどの繁盛店グループ「IZAKAYA時々(jiji)」観音寺店さんで、テイクアウトを主目的とした唐揚げが開発され、評判だという情報を聞きつけてきました。
場所はJR観音寺駅からほど近い場所。近くにはマルナカ観音寺店さんがあります。
田舎では有難い深夜2時まで営業している居酒屋で、仕事上がりの飲食店員さんも集うコミュニティーのようなお店。筆者も飲食業に従事している時、お世話になりました。
豊富すぎる味の種類で飽きることのない逸品
今回は取材ということで、居酒屋の営業時間前に電話注文・受け取りをしてきました。
あっ、テイクアウトは16:00〜対応してくれるそうですよ。
しかし営業時間前で店員さんも残像になるくらい忙しそうでした。お忙しい中、有難いことです。
こちらの唐揚げヤミチキ。まず、注目していただきたいのは、その味付けの種類の豊富さ。基本の「黄金プレーン」から韓国系を初めとする様々な国の特徴を捉えた味がラインナップされています。しかも1コイン(500円・税込)で一人前が注文できるのも魅力的。
全部はさすがに食べきれないので、今回もオススメを聞いて注文。
●レモンペッパー
●ネギ塩ダレ
●ヤンニョムチキン
●ハニーチキン
●ハニーマスタード
の5品。いつも通りのお一人様のくせに、いつも通り注文しすぎちゃいました。それでも、コンプリートまでは道半ばも行かず。。。本当にメニューが多い!
せっかくなので温かいうちに食べたいし、家の中でっていうのも味気ないので近くの公園に来ました。
地元の人は小公園と呼ぶ寛永通宝の噴水(止水中)のある公園。周りはバリバリの道路ですがこちらで実食です。周りの目を気にせず逝きましょう。
まずは、ざぁっと広げて。
種類が豊富なので、パックには一つ一つ味を記載してくれています。お礼のメッセージも。こういう手間隙が飲食店らしくてステキですよね。
見た目は小ぶりな唐揚げ。ガッツリという感じはしませんが、女性やお子様でも食べやすいサイズですね。
(追記:取材後マイナーチェンジされて、お値段据え置きで画像の1.3倍の大きさになっているそうです)
実際食べてみると、衣のサクサク感がしっかり楽しめます。なるほど、クリスピーというネーミングも考えられたものなのですね。おかずにも当てにもなる。個人的にはハイボールが欲しくなります。井川遥がママなら、なお良し。
味もそれぞれ特徴があり、すごく楽しめる味わい。レモンペッパーはペッパーとレモンのアクセントが多様なお酒とマリアージュしそうだし、ネギ塩タレはネギの清涼感と塩ダレの風味で上品な中華を味わっている感覚。
ヤンニョムチキンは、辛味が強めの甘辛。絡みが苦手な筆者でも食べられるけど、余韻がすごい。ご飯とも相性が良さそうです。
ハニーチキン・マスタードはどちらも不思議な甘さ。でも嫌じゃない。若い子から支持が高いのがなんとなく分かります。
って、写真も撮ってみましたけど画像じゃ違いが伝わりませんね(笑)
でも、どれを食べたも美味しいのは間違いありません。
我が子を笑顔にするために生まれた乳化剤・卵不使用の秘話
このヤミチキを開発したのは観音寺店の店長件オーナーでもある安藤さん(左)。学生時代からアルバイトで勤務し、jijiの黎明期からの発展を支えてきたメンバーの一人です。
今はご結婚もされお子様もいらっしゃるのですが、そのお子様がアレルギーを持っているのだとか。そんな、お父さんの目線から開発がスタートしたのだそうです。
子供も安心して食べられる。なおかつ、揚げ物という家庭での調理では大変めんどう。しかも、みんなが大好き。それを叶えてくれるのがcrispy yummy chicken”ヤミチキ”なんですね。
仕事柄、お子さんとの触れ合う時間もなかなか取れないでしょうが、本当に素敵なエピソードだと思います。
誰かのための愛情が形となる。それが結果として様々な人に響き、評判となる。そんな実例を見たような気がしました。
安心して美味しいを楽しめるヤミチキ。外食を控えてるご家庭の皆さまは、是非一度試してみてください。味皇も味将軍も納得の旨さですよ。
もちろん、店内でも食べることができるので、来店の際に注文してみるのも良いですね。
店名 | IZAKAYA時々(jiji) 観音寺店 |
所在地 | 観音寺市昭和町1-8-39 |
電話番号 | 0875-25-6511 |
営業時間 | 16:00~25:00 ※ヤミチキの受け取り時間 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり |