丸亀市にある回遊式大名庭園・中津万象園。
丸亀藩京極家二代目藩主・京極高豊によって、貞享5年(1688年)に築庭されたとされる日本庭園は、約1200本の松のほか、春の梅や桜、秋の紅葉などの彩を感じる樹々も植えられ、訪れる観光客を楽しませています。
そんな中津万象園で、毎週日曜日限定で抹茶を楽しむことができると聞き、さっそくお馴染み莉夢(りゆ)ちゃんと行ってきました。
普段、中には入れない母屋を開放!立派な大傘松を見ながら縁側でまったり
場所は、湖畔にたたずむ「母屋」と呼ばれる茶室。この母屋そのものも丸亀市の文化財に指定されている歴史価値の高い建物です。
普段は中に入ることができないのですが、毎週日曜日限定で行われる抹茶体験では茶室の中でのんびり寛ぐことができます。
お抹茶は1人500円、お茶菓子も付いてきます。
それではさっそく母屋の中で一服するとしましょう。莉夢ちゃんは「私、お茶の作法が分からないのですが大丈夫ですか?」とちょっと心配の様子でしたが、まったく気にすることはありません。お好きに楽しんでくださいとのことなのでご安心ください。
「先にお菓子から少し召し上がるとお抹茶の味が引き立ちますよ」とアドバイスをいただき、まずはひと口。なんか、めっちゃ嬉しそう(笑)
そしてお抹茶。さすがにズルズルと音を立てて飲むのは恥ずかしいと思ったのか、ゆっくり慎重に… いや、味わって飲んでいます。
縁側から眺める景色も最高! 「日本の名松100選」にも選ばれている樹齢約650年の大傘松が目の前にどーんと見え、その奥にわずかに見える朱色の百本鳥居も目を楽しませてくれます。
僕は抹茶が苦手なので泣く泣く遠慮させてもらったのですが、莉夢ちゃんに聞くと、とっても美味しかったそうです。
お作法などの心配はご無用! 中津万象園の立派な大名庭園をゆっくり見て回るついでに、ちょこっと一服いかがでしょうか?
母屋の裏手にある百本鳥居もおすすめですよ。
流行りのキツネダンスのつもり(笑)
モデル = 莉夢(りゆ)
撮影 = 原田伸一(ガーハラダ)
施設名 | 中津万象園・丸亀美術館 |
所在地 | 丸亀市中津町25-1 ※無料駐車場あり |
電話番号 | 0877-23-6326 |
営業時間 | 9:30~17:00 ※最終受付16:30 |
休業日 | 水曜日 |
入場料 | ・庭園 大人700円 小中学生300円 ・絵画館 大人500円 小中学生200円 ・庭園+絵画館セット券 大人1,200円 小中学生500円 ※絵画館の特別展開催期間中は別料金となります。 |