ガーカガワ

まめまめびーる ~ 海を見下ろす高台で島のクラフトビールを味わう ~

小豆島の恵みをたっぷり生かした醸造所のクラフトビールをオープンエアーでどうぞ!

 

小豆島の南端、坂手港から瀬戸内の島特有の坂のある町並みを歩くこと約10分。民家が立ち並ぶ坂道を上がりながら「本当にこんな場所にブルワリーがあるの?」なんて不安になったころ、ようやくひっそりと佇むお店が見つかりました。

古民家を改装したおしゃれなブルーパブ「まめまめびーる」さん。

この黒板がなければ危うく通り過ぎてしまいそうになるほど町に馴染んでいる。
こういうお店は絶対にはずれがない! 思わず顔がほころんでしまっている自分に気づきながらお店にお邪魔しました。

 

島の食材や島で飲むイメージを大切に造られるオリジナルビール

店内に入るとカウンターが奥まで続き、まさしくブルーパブといった趣き。元々の古民家を生かしたカフェなどが多い昨今ですが、やっぱりパブはパブらしくあるべき。古民家古民家してないところがかえって新鮮で、これはこれで好きな感じです。

島の場所やシーン、自然環境や生活スタイルを想い描きながら醸造したというビールは、その名前もユニークです。「〇〇まめまめ」ってかわいい!

醤油のもろみを使ったものや、島の柑橘やハーブを使ったものなど小豆島らしさを感じるラインナップはさすがに迷いますが、今日は天気も良いので爽やか系のこちらをチョイスしました。

島の柑橘香るレッドエール「あかまめまめ(700円 / 330ml)」と、レモングラス等のハーブと柑橘などを使った「しろまめまめ(700円 / 330ml)」。そして、まさか飲酒運転では帰れないので、1人はノンアルコールの「自家製果実シロップのサイダー(385円)」もオーダー。

瀬戸内海を見下ろすテラス席で、ようやく秋を感じるようになった潮風が心地よい。さっそくビールをいただくと、本当にすっきり爽やか! 特有の苦味がほとんど感じないので、ビールが苦手な人でも美味しくいただけるんじゃないかと思いました。

せっかくなので、自家製塩麹の唐揚げとソーセージもいただきましたが、これも「なにこれ!」っていうぐらい美味しい。

高台から眺める瀬戸内海の景色に、サクサクジューシーな唐揚げとビールに合うソーセージ。これに、その土地で造られたクラフトビールが飲めるのだからこれほど至福の時はそうそうありません。

ちなみに、これだけオーダーして3,000円ほど。
これはわざわざ行く価値ありますよね!

 

店名まめまめびーる
所在地小豆郡小豆島町坂手甲769
電話番号0879-62-8670
営業時間12:00~17:00(L.O.16:30)
休業日火・水曜日
※季節変動あり
駐車場あり(遊児老館前2台)