世の中はお盆休み真っ只中!
コロナ禍による自粛ムードが解消された今年は、帰省や旅行などで県内の観光地やうどん店はどこも人でいっぱい。ようやくいつもの年のお盆に戻ったようで混雑する道路でさえほのぼのとしてくるから不思議です。
とは言え、殺人的な猛暑の中の観光や行楽は思いのほか体力を消耗するもの。夏バテ解消あるいは予防に「今夜は焼肉!」なんて方も多いと思いますが、実はビタミンやミネラル、そして水分が豊富なフルーツは疲労回復にぴったりなのです。
と言うことで、今回は夏バテ解消にもいいフルーツをたっぷり美味しくいただこうと「キウイボム」さんの出店ブースにお邪魔しました。
種類豊富なフルーツサンドと杏仁豆腐がカラフルでおいしそう!
やってきたのはTSUTAYA高松サンシャイン通り店。主に出張にて販売されている「キウイボム」さんは、県内のTSUTAYA各店のほかイベントなどにも出店されているそうです。
すべて手作りというスイーツはとってもカラフルで、商品を眺めているだけでも視覚からビタミン補給できそうな気がするほど。
たくさんの農家さんとのつながりで実現した多彩なフルーツは圧倒的なほど。農家さん直送の旬のフルーツを余すことなく使った商品も多くあり、こんなん美味しいに決まってるやん! いやもう、堪忍してください!
もう杏仁してください(笑)
この抜群なネーミングのスイーツは、薬膳料理にルーツがあるあっさり杏仁豆腐にたっぷりのカットフルーツが盛られた人気商品。どれにしようか本当に悩む!
またフルーツサンド「ボムパン」も人気商品。油断して午後からゆっくり買いに行こうなんて思っていたら完売御礼なんてこともあるそうです。
ちなみに今おすすめは旬を迎えているこちらの桃。(取材日の8月1日時点。記事が遅くなってすみません、、)
その時々の旬のものはもちろん、農家さんが本気で作ったこだわりのフルーツはカラダに優しいものばかり。
水分やミネラル分を失いやすいこの時期。体の調子を整えるビタミンやミネラルが豊富で、失われがちな水分を摂取できるフルーツを美味しくいただきませんか?
最新の出店情報や商品情報は公式SNSでご確認ください。(Instagram / @91_o6)
秋冬も楽しみ!品評会受賞のキウイフルーツ
株式会社キウイボムの社長・中野さんの案内で農園にもお邪魔しました。
元々は建設業を営んでいたという中野さんですが、これからの時代はモノづくりが大切になってくると感じた事と、建設業ではなかなかできない「弊社ならではのもの」を作りたいという理由で一念発起、キウイ農家を始めてからの12年間は試行錯誤の連続だったといいます。
そんな中野さんの苦労と本気を感じる農園にお邪魔すると、早くもたくさんのキウイフルーツが実りつつありました。
キウイボムさんが生産されているのは、香川県のオリジナル品種「香緑」「さぬきゴールド」「さぬきキウイっこ®」といったキウイフルーツ。例年10月下旬ごろから12月上旬ごろが出荷のピークで、自家製造のフルーツポンチは2月ごろまで旬の美味しさが楽しめるそうです。
その品質は折り紙つき。令和3年度のキウイフルーツ品評会の受賞に続き、令和5年度には高松市長賞を受賞されるという快挙を果たされました。
「弊社ならではのもの」としては、単に収穫して出荷するだけでなく、フルーツポンチに加工して自社サイトでのネット販売、先ほど紹介した地域一果物がふんだんに詰まったフルーツサンドや杏仁豆腐の製造販売などを手掛けています。
また、先を見据えて子どもたちに向けた農業体験や、県内唯一のキウイフルーツ研修農園として後進の育成に携わるなどの活動も精力的に行っているそうです。
キウイフルーツは苗木から植えて最初の収穫まで3~4年はかかるといわれます。聞けば丹精込めて育てたキウイの樹が収穫直前に台風によりなぎ倒されたこともあったそうで、自然を相手にする農業はうまくいかないことだらけ。それでも「儲けだけ考えてたらこんなことやってません」と笑いながら話される中野さんはどこか楽しげでした。
種類豊富なフルーツサンドと杏仁豆腐で夏バテを解消したら、果肉の触感が良く、甘みと酸味のバランスが絶妙なキウイフルーツの収穫も楽しみになりますね!