こんにちは。
年に数回は東京出張で半分遊んでいるガーハラダです。
猫背で失礼します。
みなさんも出張などで東京へ行く機会もあると思いますが、日帰りより1泊の宿泊パックを使った方が旅費も安く済んだりしますので、前後に有休を取ってついでに東京見物なんて事もあると思います。
東京にも見どころ満載なので、それはそれで良いとは思いますが、何度か行くとそれも飽きたりしますよね。
そこで今回は鎌倉・湘南というチョイスをご紹介します。
実は、朝東京を出発して夕方の飛行機で帰るなんて事も十分可能な距離なんです。
鎌倉への行き方
新横浜からは、JR横浜線で横浜乗り換え、鎌倉までは約40分程度。羽田空港からは京急で横浜まで出てJR乗り換え、鎌倉までは1時間ちょっとです。
渋谷、品川、東京からも鎌倉までは1時間ほどで行ける距離ですが、土地勘のない人は少し余裕を持って行動しましょう。
各駅から鎌倉までのルートはYahoo!路線情報で簡単に調べられますよ。
江ノ電で湘南ロケ地巡り
JR鎌倉駅に到着したら、すぐ脇にある地下道を通って江ノ電に乗り換えましょう。
湘南はとてもメジャーな映画のロケスポットです。
ざっと思い出すだけでも角川映画の「早春物語」やホイチョイムービーの「彼女が水着に着替えたら」「波の数だけ抱きしめて」、桑田佳祐さんの「稲村ジェーン」、最近だと「DESTINY鎌倉ものがたり」なんていうのもありましたね。
個人的にはホイチョイにめっちゃ懐かしさを感じるのですが、いかんせんもう30年近く前なのでロケ地も様変わりしている事でしょう。
という事で、比較的最近見た映画でガーハラダが思わず泣いてしまった映画、「タイヨウのうた」と「海街diary」を中心に回ってみたいと思います。
江ノ電の駅だとこんな感じ。赤色が今回立ち寄った駅です。
今回のように、江ノ電であちこち下車する場合は、お得な1日乗車券「のりおくん」が便利です。
600円で1日乗り放題、各駅の券売機で購入できます。
スラムダンクの聖地、鎌倉高校前
という事で、さっそく鎌倉駅から江ノ電に乗車しました。
普通ならこのまま江ノ島まで行って、水族館などメジャースポットを楽しむのが定番なのでしょうが、今回はみなさんの期待を裏切ってあえて行きません(笑)
その手前の鎌倉高校前で下車しました。
江ノ電って、湘南海岸沿いに走っているのでどこもオーシャンビューというイメージなのですが、案外海っぷちの駅ってないんですよね。江ノ島までならここが唯一じゃないでしょうか。
ホームからの眺めです。
普段、島が多い瀬戸内海を見ているとすっかり忘れてしまうのですが、本来海って水平線が「どやねん!」っていうぐらい続いているのが普通なんだと、ハッとさせられる景色です。
この鎌倉高校前で下車したのには理由があって、どうやら最近、台湾や中国からの訪問者がやたらと多いらしいのです。
その理由はスラムダンクの聖地という事のよう。
漫画なので適当に町設定をしても良さそうなのに、スラムダンクはそこかしこに実在する場所が描かれているとの事。
そんな「聖地」を巡るアニメオタク(失礼!)さんたちがわざわざ訪問されるようですね。
という事で、その聖地筆頭の踏切です。
これだけじゃ、なんのこっちゃだと思いますので、親切なガーハラダはYoutubeを血眼になって探しましたよ~!
どうだーー!
おおっ!桜木花道~!
しかも、平日なのに台湾からの人達がうじゃうじゃ・・・
ちなみに、海から望む景色もアニメに出ているそうです。
ただね、最近放送されているらしい台湾と違って、スラムダンクを少年ジャンプで見たのは私が高校生の時ですからね。
根強い人気があるとは言え、実はあまり記憶がないのです。
という事で、本来なら感動に打ちひしがれるところなのでしょうが、まるで流川くんのようにクールにその場を立ち去ってしまったのでした。
ちなみに、私は流川くんでも花道でもなく、宮城リョータがお気に入りなのです。(記憶あるしっ!)
鎌倉高校前から七里ガ浜まではサーファーパラダイス!
スラムダンクの聖地を後にして、なんとなくそのまま砂浜に出ると、そこはまたアニメとは真逆のサーファーたちパラダイスでした。
踏切の周りにはカメラを構えた人たちがたくさんいたのに、浜辺に出ると、サーファー以外には誰もいないんですよね。
これはこれで場違い感があってシビれたのですが、意外だったのが、女性のサーファーが多い事。
それも、昔私なんかがバカにされた陸サーファーなんかじゃなくて、ガチなんですよね。何人かでキャーキャーやってるわけでもなく、ただひとりで黙々と・・・
何気に砂浜でヘタっているおじさんサーファーさんに「平日なのに結構サーフィンしている人多いんですね」って聞いたら、これでも少ないそう。
意外と近所に住んでいる人が多くて、自転車に専用のキャリーを付けてやってくるのだそうです。
私なんかはサーフィンやってるだけでかっこいい!って思うのですが、普通の日常らしいです。
七里ケ浜でウルウル・・・
なんとなくそのまま海岸線を歩いていると、次の駅の七里ヶ浜に着いてしまいました。
ここはね、実は私がここ数年ずっと行きたかった場所なんです。
それは2006年に放映された「タイヨウのうた」のメインロケ地だからです。
病名は忘れたのですが、日光に当たると死んでしまう病気(本当にあるらしいです)のために夜間しか行動できない少女をYUIちゃんが演じています。
音楽が好きで路上ライブが日課の少女がある日ひとめ惚れをしてしまうわけですが、そこは病気なんかもあってなかなか泣けるんですよね。
もう10年ぐらい経つのですが、そこかしこに映画シーンの名残が残っていました。
ロケに使われた高台の家も健在でした。
もう、これだけでウルウルです・・・
で、この七里ヶ浜ですが、先ほどの鎌倉高校前とは違って、普通の若者たちがたくさん遊びに来ていました。
確かにおしゃれなカフェなども点在しているエリアなので、まさに「湘南」的な場所なのでしょう。
七里ヶ浜の絶景レストラン♪
海街diaryのロケ地でしっとり
もうひとつ、どうしても立ち寄りたかったのが「海街diary」の中でたびたび出てくる極楽寺駅です。
ロケ地という事を差し引いても、めっちゃ雰囲気の良い駅ですよね。
もう、この写真を撮るためだけに途中下車しても良いくらいです。
駅からトンネル方向に進んだ赤い欄干の橋や、駅の向かい側からホームを望む場所なんかも映画に出てきます。
この場所は他にも成海璃子、 小出恵介のほの悲しい恋愛映画「きみにしか聞こえない」にも出てきました。
せっかくなので、大仏~!
まぁ、ロケ地にも多分使われたことがあるとは思いますが、ちょっと記憶にない鎌倉の大仏。
ついでなので行ってきました。
長谷駅から歩いて10分ぐらいですかね。
有名な観光地だけあって、海外からの観光客も多かったです。
さすがに大仏はすごい迫力でした。
人畜無害なおっさんと思われたのか、やたら白人カップルに写真を撮ってくれと頼まれたり、はたまた賢そうに見えたのか、中東の人からアラブ語で道を聞かれたり(普通に話しかけられても分からんちゅーねん!)、まぁ適当に国際交流もやっておきました。
きっと、日本人のホスピタリティに感動して母国に帰った事でしょう。
そして、その後ホスピタリティなガーハラダは、若い人たちの間で流行っているというクレミアのソフトクリームをいただき帰途についたのでした。
甘くておいしかったんですけど、溶けるのがめっちゃ早くて、しかもコーンがラングードシャで出来ているもんだから、このあとパリパリに割れて地獄絵図になりました・・・
以上、なんだか日記みたいなレポートになりましたが、鎌倉・湘南には他にもたっぷり見どころがあって、ほんと1日では回り切れないくらいです。
東京に行ったついでに、それぞれあなたなりのテーマを決めて行かれてみてはいかがでしょうか?