ここ数年、香川県西部の観光と言えば父母ヶ浜に一極集中みたいなところがあるのですが、お隣の観音寺市にも実は魅力的なスポットが目白押し。その中でも地元の人以外にはそれほど知られていない映えスポットが、観音寺市街地の細い路地を入ったところにひっそりと建っています。
山地かまぼこ音楽堂。
昭和の始めに建てられたとされる赤レンガ倉庫は、同地にある山地蒲鉾の社長さんが私財を投げうってリノベーション。現在では「山地かまぼこ音楽堂」として、音楽や演劇、食などのイベントホールとして市民に愛されています。
このレトロな赤レンガ倉庫そのものがフォトジェニックなので、少しスーツ少女隊と一緒に撮影してみました。
どの角度から撮ってもSNS映え間違いなしじゃないでしょうか。
SNS総フォロワー数20万人のクリームソーダ職人による移動型喫茶店プロジェクト「旅する喫茶」が1日限定でオープン!
そんな、SNS映えする赤レンガ倉庫でこの日開催された「旅する喫茶」にお邪魔しました。
今回のイベント「旅する喫茶」は、観音寺市の骨付鶏・讃州鳥(株式会社GOODTIME CREATE)さんが主催。SNS総フォロワー数約20万というクリームソーダ職人さんと、東京を拠点に地元食材を使ったカレーを作りながら全国をまわっているという旅するカレー屋さんとのコラボ企画。
主催者の讃州鳥・日下さんにお聞きしたところ、こういう時期なので開催もかなり迷われたそうですが、様々なイベントが中止となる中、何か夏の思い出作りになればと、密にならないよう完全予約制にするなどの感染対策を施したうえでこの日を迎えられたそう。
※主催者の日下さんと
この日の「旅する喫茶」は、地元産の食材をふんだんに使ったスパイシーカレーと、3種類の個性的なクリームソーダ。
まずはこちらのカレーからいただきました。
ガスバーナーで炙られたカレーなんて初めて見た!
※讃州鳥と夏野菜のスパイシーカレー(1,500円)
讃州鳥さんの骨付鶏は、塩と醤油、そしてピリッと効いた唐辛子のそれぞれに旨味がぎっしり! それに少しハーブの香りがするオイルが食欲をそそります。
カレー自体は少しあっさり系なのかな? 地元産の野菜と炙られたチーズとの相性も良く、あえて素材を引き出しているような気がしました。これは本当に美味しい!
そして、欲張りな取材陣は3種類のクリームソーダをフルオーダー!
だって、みんな美味しそうで映えそうなんですもの(笑)
※梨とハーブのクリームソーダ(1,000円)
梨のみずみずしさと、ほんのりローズマリーやカモミールの香りがする、ほど良い甘さのクリームソーダ。気温35度を超えるこの日には最高な美味しさ、一気に半分ぐらい飲んでしまいました。
※青空のクリームソーダ(1,000円)
全国各地を回っている「旅する喫茶」の人気メニュー。夏らしい青空をイメージしたブルーがとっても綺麗ですよね。
※秋を誘うぶどうのクリームソーダ(1,000円)
香川産のピオーネにアーモンド、シナモンを加えた秋の気配を感じさせるクリームソーダです。
シナモンが効いた、ちょっと大人の味。薄く切って飾られたピオーネがとっても可愛いです。
少女隊の2人にとっても、夏の良い思い出になりました!
今のところまだ未定ですが、「旅する喫茶」はまた不定期に開催したいとの事。
レトロな赤レンガ倉庫でのんびりするのもいいと思いますよ~!
そして!
山地かまぼこ音楽堂のお向かいには、これまた雰囲気の良い蒲鉾屋さんが建っています。
こちらも取材してきましたので、ぜひご覧ください!
関連記事 老舗のこだわりを堪能!「路地裏のかまぼこ屋」山地蒲鉾
モデル=スーツ少女隊(Sana、Fuka)