JR観音寺駅から、ところどころレトロな建物が残る風情ある街並みを歩くこと15分ほど。大通りから少し入った路地裏にひっそりと佇む町家風の情緒あるお店が目に留まります。
路地裏のかまぼこ屋 山地蒲鉾さん。
「はいってぇ つかぁ~」と、土地の言葉で書かれた手書きの看板がほっこりとします。
この場合どう返していいか分からず、「おじゃましまんにゃわ!」とベタなひとり言をつぶやきながら暖簾をくぐったのでした。
創業明治40年。今も受け継がれる手練りの味!
※スタッフの正田さんと
創業は明治40年。100年以上も受け継がれる伝統の味は、上質のすり身を昔ながらの石臼で練り上げる手練りが特徴。職人さんがひとつひとつ丁寧に仕上げる手練りにより、すり身本来のねばりや旨味が引き立ち、ふっくらと仕上がるんだとか。
明るい笑顔で迎えてくれたスタッフの正田さんに案内されて商品を手に取ると、どれも思わずよだれが出てしまいそうな逸品ばかりです。
こちらは、正田さんおすすめの「やまぢのカワジャン」という天ぷら。
ガーリックな鶏皮と国産ごぼうを練りこんだ、ちょっとファンキーなパッケージが目を引く商品。
子供から大人まで楽しめる、ちょっとスパイシーな美味しさなんだそう。
少女隊もあれも美味しそう、これも美味しそうと、勝手に盛り上がっています(笑)
あとでいただきましたが、ぷりっぷりの食感の後にじんわりやってくるすり身の旨味がいい塩梅です。これでビールがあったら最高なんだけどなぁ~なんて思いながら、次々と手が出てしまう美味しさでした。
お店の奥にはちょっとした休憩スペースも!
大きな水槽がどーんと飾ってあって、この時期は特に涼しげでいいですね~!
水族館などでよく見かける魚や、珍しいエイなんかもいます。
小さなお子さんにも大人気!
タイミングが良ければ、隣りにある工場から運ばれてくる出来立てあつあつの天ぷらを分けていただく事もできるんだとか。
和みのスペースで、お話し好きのスタッフさんたちとほっこりとしながら老舗のこだわりを感じてみてはいかがでしょうか?
めっちゃおいしいよ!
おまけ。ちょっと先の有明浜にも立ち寄りました。
お店からちょっと足を伸ばせば、全長2kmに渡って白い砂浜が続く有明浜があります。
個人的には父母ヶ浜に勝るとも劣らない風光明媚な海岸だと思うのですがいかがでしょう?
ちょっと風が強かったですが…
山地蒲鉾さんで何個か天ぷらを買って、有明浜の海を眺めながらパクついてみるのもいいですね~!
おしまい。
モデル= スーツ少女隊(Sana、Fuka)
店名 | 路地裏のかまぼこ屋 山地蒲鉾 |
所在地 | 観音寺市観音寺町甲2695 |
電話番号 | 0875-25-3609 |
営業時間 | 9:00~18:00 ※日・水曜は10:00~16:00 |
定休日 | 無休(年末年始を除く) |
駐車場 | あり |