こんにちは。
今回は小ネタなので、さくっと驚いてもらいますね。
【追記】本記事のデュエットフォンはすでに通常の物に交換されました。残念…
不思議すぎる公衆電話
一見、なんの変哲もないふつーの公衆電話に見えますが、なんとなく変??
さて、普通の公衆電話との違いがお分かりになるでしょうか?
ん・・・・?
受話器が2つ付いてるじゃないか!
まさかの両刀使い(笑)
ちなみに、最近はめっきり公衆電話も見なくなったので、ピンと来ない読者の皆さんに本来あるべき姿をお見せすると・・・
「本当はどっちに受話器が付いてるの~?」と、テレカ世代のくせに、ひとりジェネレーションギャップごっこをしてはいけません。
左ですよ左。
で、にわかに信じられないのですが、どうやらフェイクでもなさそうです。
携帯鳴らしてみたら・・・
ちゃんと鳴ったので、無駄に1人会話を楽しんでしまいました。
携帯をスピーカーにすると、自分の声がシンクロして聞こえるという不思議な体験だったのですが、
よくよく考えてみると「別に普通の公衆電話でもできなくね?」と我に返りました。
で、なんで受話器が2つもあるのか不思議だったので、そのまま「113」にダイヤルして聞こうかと思いましたが、故障とは違うとまたまた我に返り、ふと見上げてみると・・・
デュエットホン???
ネーミングがテキトーすぎるし・・・
つーか、公衆電話で三人でお話しするシチュエーションが想像できんわ!(笑)
不倫相手のアケミと駆け落ちして、家に言い訳の電話を入れると鬼嫁が「ちょっとアケミと代わりなさいよ!」って。
そんでアケミが「さっきからデュエットホンで聞いています・・・」とか火に油を注ぐ光景しか頭に浮かばんぞ。
この注意書きだけではよく分からないので調べてみると、NTTがオフトークなるものの開通を記念して平成2年に限定モデルとして制作されたそうです。
当初は何台制作されたのかは定かではないのですが、現在は、ここ旧大野原町役場と神奈川県川崎市、島根県の津和野町、全国でも3台しか現存していないそう。
なんで大野原なのかは謎すぎますが、日本で3台しかないと考えると大変貴重ですよね。
3人でお話しできるメリットを感じられる人は、ぜひ旧大野原役場(現観音寺市大野原支所)まで行ってみてはいかがでしょうか?
おしまい。