まずは新入生の皆さん、晴れてご入学おめでとうございます。これから始まる学生生活が楽しみでしょうがないことでしょう。勉強はもちろん、サークルやバイト、高校生の頃にはできなかった遊びなどなど、やりたい事はたくさんありますよね?
そんな、皆さんの「やりたい事」にほんのひと手間かけることで、卒業する頃にはいろんな企業から「ぜひうちに来てください!」と言われるスーパー学生になれる方法があるとしたら知りたくないですか?
これから提案する事に取り組むだけで、例えば以下のような能力が身に付きます。
・大人たちとの接し方が分かり、コミュ力が抜群になる
・多くの企業が悩む、情報発信力、広報に関する能力が身に付く
・webサイトの運用、写真や動画の撮影・編集、SNS活用などのスキルが身に付く
・同世代はもちろん、決裁権限を持つ大人たちとの人脈を持つことができる
・いろんなお店や会社をリアルに知ることができ、将来の参考になる知識が身に付く
・仮に就職できなかったとしても、そのまま起業することもできるかも
などなど、取り組み方次第で、今までまったく想像してなかった能力が身に付き、その過程でさまざまな世界が広がって行きます。
では、これからその方法について説明します。
自分の好きを発信する、自分だけのメディアを立ち上げる!やってみると意外と簡単なのです
とは言え私もそこいらにいる普通の人間なので、自分が経験した事しかお伝えすることができません。そんな私が提案するその方法とは、お察しの通り本誌ガーカガワのようなローカルメディアをご自身で立ち上げる事です。
えっ、そんなの無理です…
ローカルメディア立ち上げたら?って言うと、ほとんどの学生さんがそう言います。
でも、そんな人のSNSを見ると、友達とカフェに行ったり、旅行したり、学生生活のあれこれが投稿されたりと、わりと情報発信してたりするんですよね。それらをちょっと文章を多くして記事らしく仕上げるだけなのです。
それならSNSでいいじゃん… と思われるかもしれませんが、インフルエンサーと呼ばれる状態になるまでどれくらいかかると思いますか? フォロワー数で言うと数十万は獲得しないと今は目立ちませんよね。そう、みんなやっているから競争が激しすぎて、今から始めるには天才レベルの能力が必要となってくるのです。
それに対してガーカガワのようなローカルメディアなのですが、これがやっている人は本当に少ない。学生さんが個人でやっているなんてまず聞かないですしね。
自分自身に置き換えても、もしSNSだったら今頃埋もれまくってたでしょうね。ほとんど誰もやってないローカルメディアだからこそ目立ちやすく、香川ではそこそこ知られるメディアになれたんだろうと思います。
余談ですが、今年27歳になるうちの娘にも、娘が大学生になったときに同じような事を勧めてみたんですね。結局めんどくさがってやらなかったのですが、就職して仕事にストレスが溜まった時にふと「パパの言った事をやっておけばよかった」って漏らしたことがありました。仮にその時やったとしてうまくいったかどうかは分かりませんが、ひとつの可能性を見逃してしまったという後悔はあったのかもしれませんね。
ただ、まだこの説明だけではピンと来ないと思います。ここからは、ローカルメディアを運営することでどうして冒頭のような能力が付くのか、また、それらを身に付けることでどうなるのか、少し説明したいと思います。
ローカルメディアの地域に与える破壊力!運営者となることで起こるさまざまなメリット
ここからは私が実際に体験した事例なども交えながら説明したいと思います。
まず、ご覧いただいているローカルメディア「ガーカガワ」についてですが、現在のところ1記事あたり数千~数万程度読まれています。
ちょっと自慢するようでいやらしいのですが、これがどういった結果を生むのかと言いますと、例えばとあるバスツアーの体験記事を書いたところ、それまでまったく申し込みがなかったものが、ツアー期間中の予約がほぼ埋まりました。
他にもとあるうどん屋さんで懐かしの中華そばがメニューにあって、その記事を書いたところ、その後1週間に渡って通常の売り上げの2倍を記録したそうです。また、新規オープンのパン屋さんに行列ができたり、ホテルの予約が増えたりと、もちろんすべての記事がそうではありませんが、さまざまな影響を及ぼしています。
もしそんなメディアをあなたが運営していたら… すごい事になると思いませんか?
まず、取材を口実に会いたい人に会えるようになります。有名な芸能人はさすがに無理かもしれませんが、地場の社長さんや、市町村の首長さん、観光業界の人々などなど、相手にメリットのある取材なら大抵は喜んで会ってくれます。
私のようなおっさんでも印刷した300枚の名刺があっという間になくなってしまうので、さらに学生さんが地域のために活動しているとなればもっと会いやすくなるはずです。
その積み重ねが大きな人脈になり、いろんな人たちと会って話すことでコミニュケーション能力も自然と備わってきます。
ちなみにここでもメディアを運営する利点が出るのですが、決裁権限を持っているおじさん達にインフルエンサーだとかTikTokでフォロワーたくさん持ってると言ってもピンと来ないんですよね。最近は理解できる人も増えていますが、まず普通のおじさんおばさんにはその世界観が分からない。でもメディアだと、普段からニュースサイトなどに馴染んでいる人たちだからすぐに理解してくれます。この違いは地味に大きいですよ。
次に実務的なスキルについて。ガーカガワはWordPressというCMSつまりwebサイトを作る無料のシステムを使っているのですが、WordPressはwebの世界では今ではマストなので、メディアを運営することで簡単なホームページぐらいなら作れるスキルが身に付きます。また、記事にこだわると写真や動画にも自然と力を入れるようになるので、当然そのスキルも身に付きます。実はそうやって覚えた撮影スキルを私は仕事として年間何十本も受けています。
収入面で言えば、他のメディアからの執筆依頼なども多いですね。1回の仕事で、学生さんが1カ月バイトするぐらいの収入があることも普通です。まぁ、これはある程度メディアが知られるようになってからの話なのですが…
そのまま起業みたいな流れでもいいですが、普通は卒業したらどこかの会社へ就職すると思います。そんな時、面接などで名の通っているメディアを運営している事を話してみるとどうでしょう? どこの企業も広報の出来る即戦力は欲しがっていますし、頭の良い人なら「この学生を入れたらメディアごと手に入る」と考えるでしょう。そもそもすでに人脈が出来ているので、就活なんてしなくても良くなっているかもしれませんしね。
休みの日や寝る前の数時間、空きコマの90分などなど、時間を有効に使えば取材や記事作成は十分できますし、いつも使っているスマホやノートパソコンがあれば運営できます。ちゃんとやれば4年もあればそれなりに名の知れたメディアになり、あなたも何者かになれるはずです。
えっ? 友達とも遊びたい? どうぞどうぞ! それも記事ネタになるし、なんなら友達もメディア運営に巻き込んでしまえばいい(笑)
もちろん細かいコツやノウハウはあるんですけどね。その辺りは私で良ければご相談いただければ学生さんに限っては無料でお教えします。ご興味のある方は問い合わせフォームからどうぞ。
これからの学生生活4年間で人生をガラッと変えてみるのも面白いかもしれませんよ。
以上、取材やらなんやらで学生さん達と関わってきたおっさん編集者からのしょーもない提案でした。