創業25年目を機に、創業の地・高松に本社を移転した「株式会社はなまる」が、「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動。その一環として2月25日から約1年間、ことでん長尾線林道駅の副駅名を「はなまるうどん駅」とされるとのことで、その発表会に参加しました。
1号店の最寄り駅が「ことでん長尾線林道駅 はなまるうどん駅」に!「幸運のはなまるうどん号」も運行
発表会の冒頭に株式会社はなまる代表取締役社長の前田氏より、今回のプロジェクトの主旨や概要、今後の展開などについて説明がありました。
要約すると、
香川への原点回帰と地域活性化: 株式会社はなまるは、本社を東京から香川県高松市に移転し、地域に根差した活動を強化することで、香川県の経済と文化の活性化を目指す。これは、同社が創業の地である香川県への感謝の念を示すとともに、地域との連携を深めるための取り組みである。
さぬきうどんの伝統と革新: さぬきうどんの伝統的な製法や価値観を大切にしながら、新しいメニューや店舗コンセプトを開発し、顧客体験を向上させることを目指す。具体的には、店舗ごとに異なるテーマを設定し、現代、未来、本能など、多様な視点からさぬきうどんの可能性を追求する。香川県内全14店舗では、3月中旬よりすべてのうどんメニューに香川県産小麦粉「さぬきの夢」を使用したうどんの提供を始める。
情報発信と観光誘致: 香川県産の食材や名店の味を積極的に活用し、首都圏でのさぬきフェスティバル開催などを通じて、香川県の魅力を全国に発信する。また、ことでんとのコラボレーションにより、1号店の最寄り駅が「ことでん長尾線林道駅 はなまるうどん駅」に。また「幸運のはなまるうどん号」の運行や駅構内の装飾を通じて、観光客の誘致を図る。
と言ったところでしょうか?
今年に入って本社を高松に移転しただけでもインパクトがあるのに、さらにそれに留まらずさまざまな展開が控えているので、今後のはなまるうどんに目が離せません。
そしてこの後、うどん脳ツルちゃんが、盆栽応援ガールズユニット「ボンクラ」で旋風を巻き起こした女優・モデルの大里菜桜さんと登場!
株式会社はなまる社長の前田氏と、ことでん常務取締役の河田氏を交えて副駅名が記載された駅看板が披露されました。
この駅看板は後ほど現地でじっくり拝見するとして、続いては「さぬきの夢」使用のはなまるうどんを試食。なんだかコントが始まりそうなセットとなり、
さらにひとネタ放り込んで来そうな雰囲気になって少し期待したのですが…
当然そんな場ではありませんので、大里菜桜さんが美味しそうに食べている姿をただただ羨ましく見ているだけでした(笑)
でもほんと美味しそうな表情だったので「さぬきの夢」を使ったはなまるうどんの期待値は爆上げです。香川県内全14店舗で3月中旬よりすべてのうどんメニューに香川県産小麦粉「さぬきの夢」が使われるそうなので、乞うご期待!ツルツルウェイ!
発表会も終わったところで、せっかくなので現地に出向いてみましょう。ことでん瓦町駅のホームで待っていると…
アイボリーと緑の配色の電車が入線してきました。ちなみに県外の読者さんのために解説すると、ことでんは各線によって色分けされていて、この長尾線は緑、海岸線沿いに進む志度線は赤、こんぴらさんへは琴平線の黄色の電車となります。
てか、ヘッドマークがはなまるやん!
これは、林道駅の副駅名が「はなまるうどん駅」になることを記念し、ことでん長尾線1300系のうち1編成が「幸福のはなまるうどん号」として運行されるというもの。11.1%の確率で出会える電車だそうですよ。(2月25日より約1年間運行)
さらにこの「幸福のはなまるうどん号」にはちょっとした仕掛けが施されていて、車両の1カ所にこのようなうどんどんぶりのステッカーが貼られています。
そして「はなまるうどん駅」にはこのようなポスターが。
賢明な読者の皆さんならもうお分かりでしょう。そう、このポスターに電車内のステッカーが重なると、こんなふうになるのです。
※画像 = はなまるうどんPR事務局提供
残念ながら報道陣が多すぎて生でこの瞬間を見ることができなかったのですが、上り(瓦町方面)の電車に乗るとぴったり重なるように電車が止まるそうです。ぜひ試してみて!
そして林道駅の看板には「はなまるうどん駅」の文字が!
たて看板にもこのとおり。
いいなぁ~
うちも編集部の最寄り駅の春日川を「カスガガーカガワ駅」にしてもらいたい!(いや、舌噛むわっ!)
試しに「次はカスガガーカガワです」と車掌さんのように発声してみましたが、やっぱり噛んだし、ツルちゃんはヒマそうにしてるしで、お腹もすいたので「はなまるうどん駅」最寄りの1号店(木太店)に徒歩で向かいましょう。
「はなまるうどん駅」から徒歩10分ほど、旧長尾街道に面した立地に1号店である木太店があります。
「はなまるうどん発祥の地」と書かれた看板が、なんとなく威厳を感じます。
こちらでは、ことでんとのコラボを記念した1号店限定「カレーかま玉」をぜひご賞味いただきたい。この「カレーかま玉」は、現社長の前田氏が初代店長だった頃に考案したメニューの復刻版とのこと。
カレーかま玉:小680円、中830円、大1,000円
かまあげのアツアツ麺に玉子を絡ませて、さらにお肉と野菜たっぷりのカレーをぶっかけた逸品。どんぶりの中でかき混ぜて食べると、これが絶妙にマイルドな美味しさです。特にカレーに生玉子を入れる派の人にはたまらないはず!
飯テロ失礼! いやほんと美味しかった。
普段は車で移動している人もたまにはことでんに乗ってみるのもいいかも。長尾線の駅で偶然「幸福のはなまるうどん号」がやってきたらラッキー! そうでなくともひたすらやって来るのを待つのも一興です。
そして、「幸福のはなまるうどん号」に乗って「はなまるうどん駅」に降り立ち、1号店で「カレーかま玉」を食べるまでがワンセット。道中写真を撮りまくって、SNSにアップしたら良いネタになりますよ~!
電車がすいてたら、ぜひこのステッカーが貼られてある席にお座りください。
おしまい。
店名 | はなまるうどん 木太店 |
所在地 | 高松市木太町1831-2 |
電話番号 | 087-812-3860 |
営業時間 | 10:00~21:30(L.O.21:00) |
休業日 | 無休 |
駐車場 | あり |