Uber Japan 株式会社は、2025年6月17日よりスマートフォンアプリ「Uber」からタクシーを簡単に呼べる配車サービス「Uber Taxi」を高松市および直島で開始されました。
同日より徳島市、鳴門市、松山市でも開始され、従来から展開する高知市と合わせて四国全県でUber Taxiが利用できるようになりました。
今回のサービス開始は、同社と株式会社電脳交通がパートナーシップを結び、電脳交通のクラウド型タクシー配車システム「DS」とシステム連携することで実現したもの。これにより、電脳交通と契約する地域のタクシー事業者は個別にUber Taxiと契約を結ばなくてもUberアプリを通じた配車リクエストを受けられるようになるとのこと。
Uber Taxi の利用方法については以下のとおり。
• Uberアプリを起動し、乗車地と目的地を入力
• 見積もり料金と推定到着時間を確認
• 配車リクエスト後、近隣のタクシーとマッチング
• アプリ上で推定到着時間・車両の現在地などを確認し、タクシーの到着を待機
• 到着したタクシーに乗車し、目的地で降車
クレジットカード等の支払方法を事前にアプリに登録しておくことで、目的地到着後に自動決済されるので、予約から降車までスマホですべて完結でき、あとはタクシーに乗るだけです。
また、香川県内でもインバウンドが増えていますが、タクシー事業者にとっては外国語に対応する負担も同時に生じています。Uber Taxi は世界70か国以上、約50言語に対応しており、先に書いたとおり利用者はスマホで完結できるため、言葉が通じないことによるトラブルもかなり防止できそうですね。
香川県内には公共交通機関で行きづらい人気観光地も多いし、過疎化が進む地域では住民の移動の足も不足していると聞きます。今後は高松市や直島以外にも利用可能エリアがさらに広がって行くといいですね。
プレスリリース・トップ画像提供 = Uber Japan 広報事務局