2/3に閉店したとの情報が目に留まりました。ついでの時にでもまた確認いたします。
昭和30年~40年世代にとって懐かしい思い出が残る駄菓子屋さん。その当時のまま今も残る宇多津古街の磯野商店さんに行ってきました。
こんにちは。
初恋は、幼稚園の年長さんだったおませなガーハラダです。
みずほちゃん、万が一この記事を読んでたら連絡ください。
そして、娘がいたら会わせてください。(なんでやねん!)
昭和43年生まれの僕の世代は、まだ近所に子供たちがうじゃうじゃいた時代で、小学校の校門の近くとか、住宅地の一角には必ずと言っていいほど駄菓子屋さんがありました。
そして学校が終わったら100円玉を握りしめて、「おばちゃーん、クジ引かせて!」と、ポストイットを長くしたようなクジ引きの紙を引っこ抜いたものでした。
「くそ~っ! またスカか」
とか言いながら、バンバンボールでババババーンしていたのを覚えています。
※分からない人はググってください(笑)
と、そんなどーでもいいガーハラダの鼻たれ小僧伝説は置いといて・・・
今回は、なんとなく宇多津町の古街(こまち)をぶらついてきました。
そこで、めっちゃ懐かしいものを見つけたのでサクッとリポートしますね。
中途半端に残ってる感が逆になごむ宇多津町の古街
宇多津古街は、宇多津町役場から南側一帯に広がる旧市街で、かつては塩の港町として栄えました。
そして、現在も多くの町家が残っています。
ちょっと散策しただけでも、
という感じで、いたるところに古い町家が残っています。
こちらは、その象徴的存在の倉の館三角邸。
何気に歩いていると、かなり腰の低い鳥居なんかもありました。
小一時間ほどぶらつくのにちょうど良い規模です。
いかにも町並み保存地区的に観光地化されているところも良いのですが、宇多津古街の生活感を感じる中途半端さが返ってなごみを与えてくれる気がしました。
不意に現れた昔懐かしの駄菓子屋さん。
今回は、ほんと何の予習もなくぶらりと立ち寄ったので、まぁ適当に古街の風景を撮影してざっくりとリポートしようと思っていたのですが、不意に目に留まったこちらのお店に俄然テンションが上がってきました。
まさかの駄菓子屋さん。
こういうお店は、もう絶滅しているのかと思っていました。
まさに、僕が子供の頃通った駄菓子屋さんそのものです。
懐かしいなぁ~ とつぶやいた時には、もう勝手に足が店内に向いていました。
あかん・・・
懐かしすぎて涙が出そう・・・
お店のおばちゃんも気さくな人で、撮影許可をもらったら「こんな古い店やのに恥ずかしいわ」と言いつつも快諾してくれました。
少しお話を聞くと、もう70年以上もお店をされているそうです。
スルメはやっぱり駄菓子屋さんが一番似合いますよね。
他にも懐かしの駄菓子類がそこいらにあふれていました。
僕の中では、駄菓子屋さんと言えばスコールかスプライトなのですが、さすがにそれらは無かったのでオロナミンCを飲みながらおばちゃんとしばし会話。
子供の絶対数も減って、こういうお店が存続している事自体奇跡だと思うのですが、聞けば宇多津町の浜あたりの新興住宅地には結構子供さんがいて、みんなで連れだって自転車で買いに来るのだとか。
お店の前には公園もあるので、駄菓子を買って公園で時間をつぶしているそうです。
それでも、私も歳やからいつまで続けられるか分からんけどね・・・ と、笑いながら話すおばちゃんでしたが、その生き生きとした姿はまだまだ当分大丈夫そうでした。
通ってくる子供たちが、きっとおばちゃんの元気の源なんでしょうね。
そして・・・
聞いてないのに、周辺の見どころをいろいろ教えてくれました(笑)
宣伝しといてよ~
と頼まれたので、読者の皆さんにしっかりお伝えしておきます。
奇跡的に残っている昔懐かしの駄菓子屋磯野商店さんは、宇多津町の西光寺の隣り。
懐かしすぎて涙が出る駄菓子がいっぱいありますし、何なら売れ残ったままレアものになった玩具類が発掘できるかもしれません(保証はできませんが・・・)
ぜひみなさん、わざわざお越しくださいな。
僕も次回は大人買いしようと思います(笑)
おしまい。