一生に一度しかない大切な時期だからと、今マタニティーやベビーの写真をプロに撮影してもらう人が増えていると聞きます。今回はそんな実情をフォトグラファーに聞いてきました。
こんにちは。
カメラの設定をいじりすぎて墓穴を掘りがちなガーハラダです。
最近は「インスタ映え」なる言葉があるように、素人さんでもかなりクオリティの高い写真を撮影している人が目につくようになりました。
反面、そうでない人との差が歴然となってきており、ハレの日の撮影などにプロカメラマンの需要も高まっていると聞きます。
確かに、子供が成長した時に「友達の写真はみんな綺麗なのに、私の赤ちゃんの頃の写真ってダメダメだね」なんて言われると、親としていたたまれないですよね。
という事で、最近のマタニティー&ベビーフォト事情について、ベビグラファーの三船 知佳(みふね はるか)さんに聞いてきました。
人生にとって特別な時期を記録に残したい。
やばい! 綺麗すぎる・・・
偏見かもしれませんが、妊婦さんて体型を気にするあまり、写真を撮られる事って抵抗があるのかと思っていました。
でも、三船さんの作品を拝見すると、被写体である妊婦さんがすごく自然に綺麗なんですよね。
マザーリトミックという考え方
僕もそうですが、男性目線って、意識してなくても昔からの刷り込みというか、どうしてもエロ本脳になっているので、純粋な美しさというものに意識が行かないのかもしれませんね。
撮られるママさんにしても、やっぱりダンナさんは異性なので、変に意識してしまう事もあるかもしれません。
子育て経験のある三船さんだからこそ、「撮ってもらいたい写真」が感覚的に分かるメリットがあるのでしょう。
ベビーだって可愛く綺麗に撮りたい!
ちなみに、20年近く前の話しで恐縮ですが、実は僕も多分に漏れず娘の写真はわりと撮っていました。
その頃はデジカメなんてまだ一般的じゃなかったので、プリントしたものをスキャンしてみましたが、三船さんとの比較対象のために何枚か貼り付けてみます。
うちのマダムも若かった・・・
娘は「女は愛嬌」を地で行くようなポヨ顔だったので、自然とそんなイメージの写真が増えました。
世のお父さんたちに忠告しておきます。
あまりウケ狙いの写真ばかり撮ってると、何年かして子供からエライ目にあわされますからね。どうぞご注意ください・・・
以上、素人だった当時のごくありふれた写真を見ていただいたところで、三船さんの写真です。
どんだけ差があるねん!
ほんと、娘に謝りたい!
とうちゃん、写真のテクがまったくなくてゴメンよ~
ウケ狙いのチャラけた写真ばかりでゴメンよ~
結婚式の時、スライドの写真選びで殺したくなると思うけどゴメンよ~(泣)
最近、幼稚園や小学校の行事に保護者の皆さんが我先にビデオやカメラで撮影する光景を見て、「記録より記憶に残してあげましょう」なんて事を言われたりします。
ママさん、パパさんが写真を撮りまくるのも決して悪い事ではありませんが、時には「記録」する事は他人に任せて、子供さんと一緒に過ごす「記憶」を残してもいいかもしれません。
また、他人だからこそ客観的に見た美しさや可愛さが分かる事もあります。
妊娠期や出産間もない時期も本当に大切なハレの時だと思います。お宮参りや七五三などと同様、プロのフォトグラファーにクオリティの高い写真を依頼してみるのも良いと思いますよ。
なにしろ、そういうのを残しておくと、後で子供に恨まれるような事はありませんからね(笑)
三船知佳さんの撮影会や個人撮影依頼等はこちらでご確認ください。
おしまい。