例えばの話です。
今、大学生であるあなたが10年後、そう、結婚もして幼稚園に通う子供がいたとします。
これまでの人生はそれなりに順調で、何に不満があるわけでもないんだけど、こうして子供を幼稚園に送った後にママ友たちとお茶していると、いつもどこかモヤモヤしている自分がいるのです。「こんな人生でいいんだろうか」と。
決して平凡な人生が悪いわけではないし、世間的に見ると、きっと幸せな部類なんだろう。
でも… 悩むほどではないけれど、どこかモヤモヤして生きている…
そんな時、いつものママ友会でガールズトークしていると、ふいにこんな言葉が聞こえてきたんです。
「さすが舞さんはミス〇〇だけの事はあるよね」
えっ? どういう事? 初耳なんですけど!
確かにいつもお茶しているママ友グループの舞さんは「ちょっと綺麗な人だな…」とは思っていた。でも、元ミスコン女王なんてことは知らなかった。
そういえば、普段から堂々としているし、立ち居振る舞いもきちんとしている。嫌味を感じさせない明るさは、ママ友の中でも群を抜く…
「そんな事ないよ~! でも、確かにミスコンで人生変わったよね」
聞けば、ミスコンに出る以前の舞さんは、色も花もない平凡以下のただの女子と思い込んでたらしい。
ある人にミスコンに出てみたら? と軽く誘われて、なんとなくエントリーしてみたら、それからはまったく別人のような人生だったんだそう。
舞さんを見ていると「ああ、もしかしたら自分にもこんな人生があったのかもな…」なんて、余計に落ち込む…
と、勝手なフィクションですが、なんとなくありがちな未来ではないでしょうか?
普通に平凡な人生を歩むのが悪いわけではありません。でも、仮に人と同じような人生であっても、心の持ちようで幸せにも不幸にもなるのが人間というもの。
実は最近、取材などでいろんな女性とお会いするのですが、ある人から「ミスコンに出たら人生変わるよ~」なんて話しをお聞きしました。
まぁ、そうかもね… なんてその時は軽く思っていたのですが、先日ミスアースのお知らせをいただいて、俄然興味が湧いてきました。
人生変わるって具体的にどう変わるの?
なんで、たかだかミスコンに出たぐらいで人生が変わったりするの?
てか、そもそもミスコン自体のすごさがよく分からん! 謎やし!
という事で、今回は「2020 ミス・アース・JAPAN 香川大会」の広報担当である北村麻理映さんにお話をお聞きしました。
ミス・アースとは?
ーー今日はよろしくお願いします。さっそくですが、知らない人も多いと思うので「ミス・アース」について簡単に紹介していただけますか?
ミス・アースは世界四大ミスコンテストのひとつで・・・
ーーあっ、すみません。冒頭にこってり字数をいれちゃったんで、こちらで簡単に書きますね。
ミス・アースとは、世界環境問題を訴える美女たちのコンテスト。ミス・ユニバースやミス・ワールド、ミス・インターナショナルと並ぶ世界四大ミスコンテストのひとつとして、タレントなどで活躍する多くの著名人を輩出しています。
ーーすみません、まったく知らなかったのですが、めっちゃ権威のあるミスコンなんですね。
ーーそうすると、ミス・アースにそれなりの成績を修めただけで「すげぇ!」って感じなのですが、やっぱりエントリーした人たちの人生って変わりますよね?
ーーほんとだ、Wikipediaをググってみると、あの人もこの人も… すげぇ! やっぱり、芸能界というか、そういう世界に憧れる人が多いんですかね。
ーー確かに。華やかな世界に憧れる人もいれば、そういうある意味「色物」として見られる事に抵抗がある女性もいるかもしれませんね。
ーーほんと、女性は変わりますよね。数年前にはむしろブスなんじゃね? と思ってた女性が「ええっ!見違えたんですけど!」なんて事はよくある事です。
でも、特に10代後半から20代の女性って磨けば光るんですよね。自分の魅力にまだ気づいていない。そういった隠れた魅力を引き出し、輝かせる場のひとつがミス・アースでもあると思っています。
女子のみなさん、自分はあまり可愛くないから… なんて思っちゃダメですよ。
それなりの環境とそこそこの努力があれば、女は綺麗になれるんです!(多分…)
ミス・アースに出場するためには何度かレッスンもありますし、本人の自覚も出てきます。立ち居振る舞いが変わったなんて事はほぼ内面から変わったという事ですからね。就職に有利になるというのはあると思います。
ーー例えばバリバリの理系女子が実はミス〇〇だった…なんてかっこいいですよね!
ーーそういう北村さんもお綺麗ですよね(笑)
そのドロドロしてそうな話し、今度じっくり聞きたい!
エントリーは意外と敷居が低い!
ーーここまで読んで「私も出てみたい」と思われる女子もいると思いますが、参加基準みたいなのはありますか?
- 日本国内に在住で日本国籍の方。
- 2019年12月31日時点で18歳以上、2020年12月31日時点で28歳以下の女性の方。
- 本名で参加できる方。
- 出産経験、結婚経験のない方。
- 選考会場へ自費でオーディションに参加できる方。(大会当日や、大会までのトリーニング等交通費のみご負担)
ーー意外と普通なんですね。容姿端麗!とか身長体重とかの制限があるのかと思ってました。
ーートレーニングやレッスンは結構頻繁にあるんですか?
ーー最後に、まだどうしようかなと思っている女子たちに、そっと背中を押すひと言をどうぞ!
自分の人生を輝かせるのは、あなた自身です! ぜひエントリーをお待ちしています。
こういった権威のあるミスコンに出場する人は本気で取り組む人ばかり。
でも、そんな彼女たち皆さんが最初からバリバリやっているかと言うと、必ずしもそうでないと思います。
過去の大会でファイナルに残った人たち何人かに聞いても、最初は誰かに誘われてエントリーしたとか、ほんと興味本位で参加してみたという人の方がむしろ多かった気がします。
現在活躍されているタレントさんたちも、最初は軽い気持ちだったのが、レッスンを受ける過程や大会が進むにつれ、自然と本気でやる自覚が芽生えてきたといいます。
ありきたりの言葉を使えば、それが「成長する」という事なのでしょうが、こういう本気で打ち込む期間があるからこそ、自分への自信につながり、その後の人生に影響してくるんだと思います。
あなたもぜひ、冒頭の舞さんみたいに憧れの存在になりましょう!(笑)
おしまい。
取材・画像協力:株式会社エルネストジャパン(ミス・アース・JAPAN 香川大会事務局)