多度津町本通。古い町並みが残り、付近には本誌ガーカガワでも以前紹介した「藝術喫茶清水温泉」さんや「古民家食堂てつや」さんのある並びに気になっているお店があるので覗いてみました。
まちかど展示館「よっていってやー」さん。
タイトルにはわかりやすいように射的屋と書きましたが、実はまちかどにある案内所や博物館のような施設なのです。
でも、やっぱり気になるのはこちらの案内看板。
「店内に無人射的コーナー」とか、めっちゃくすぐる!
ということで、前回の流れで「純華」のオーナー関口さんとさっちゃんとで暖簾をくぐってみました。
というか、いきなりカオス!
まちかど展示館ということで多度津の古い写真が飾っているのはまだ分かる。
古い映画俳優の写真があるのも時代背景を説明するためと解釈すれば、まぁ分からんでもない。
でも、そこいらに適当に置かれているおもちゃや人形がよー分からん!(笑)
そして、無駄に達筆!!
関口さん「それ、うちの父が書いたんです。」
これは失礼しました…
てか、さっきから強烈にその存在感を主張している日本人形!
よく見たら片目がないやん! 怖いわ!!
いや、ほんま… こんな総ツッコミな取材も久しぶりやわ!(笑)
初期の頃からガーカガワを愛読されている読者さんの中には「昔のようなベタな面白さがなくなった」と嘆く人もちらほらなのですが、お待たせしました。他メディアへの配信が始まって綺麗に収める無難な記事が多くなってきましたが、今回はこのノリで、いや、このノリでやるしかないお店なので久々にベタに書かせていただきました。
ついカオスな状態に勝手に盛り上がってしまいましたが、やっぱり本命はこれ。完全セルフの射的コーナーです。
射的は5発撃てて料金は大人200円、子ども100円。こちらの貯金箱にお金を入れます。
両替は僕の首を回して開けてね… という何気にホラーな説明書きがありますが、よく考えてみると猫型ロボットなので問題ないか。
昭和世代にはこの手のライフルは馴染みがあると思いますが、いちおう手書きの説明書きがありますので平成世代でもご安心ください。コツは鉄砲の玉(コイルじゃなくてこれはコルクだと思う…笑)を軽く詰めること。
それでは先ほどから撃ちたくてウズウズしているさっちゃんに射的をしてもらいましょう。
カオスな人形たちもきっと声援してくれるはず。
がんばれー!
がんばれー!
いや、だから怖いって!
そして、その後の展開は…
昔よくあったテキ屋さんの鉄砲と違って、きちんと狙えばちゃんと当たる。かなり身を乗り出して撃った甲斐もあって、がっちり戦利品をゲットしました。
関口さんに営業時間を聞くと「母が適当に開けて閉めてるので…」とのことなのであまり早い時間や夕方遅くだと開いてないかも。昼間のランチついでに立ち寄るのがいいかもしれませんね。
わざわざ多度津に出かけてもいいくらい楽しい射的屋さんでしたよ。
おしまい。
店名 | よっていってやー |
所在地 | 仲多度郡多度津町本通1丁目7-7 |
電話番号 | ― |
営業時間 | てきとう |
休業日 | 不定休 |
駐車場 | なし |