2027年春頃までリニューアル工事中のため休館している新屋島水族館。それにともない、その生きものたちを展示する場所として整備された「市場水族館」が、高松市中央卸売市場の旧青果棟に5月3日オープンしました。
残念ながらオープン時はなんやかんやで行けなかったのですが、オープンから約1か月、そろそろ落ち着いてきたと思うので、元地下アイドルのnachiko.さんと一緒にお邪魔することにしました。新屋島水族館休館後、ひと月足らずのオープンで大変だったと聞く市場水族館は一体どんな様子なのでしょうか? まだ行ってなくて気になる~って方はぜひご覧ください!
なお今回は、取材現場でお会いするうちにすっかり仲良くなった高松経済新聞の記者さんとの合同取材です。ちょいちょいイジるのでこちらもお楽しみに!(笑)
※もっちーこと高松経済新聞の望岡さん。
オープン効果もあって早くも大人気!気軽に立ち寄れる市場水族館
挨拶を済ませさっそく館内にお邪魔すると、まだ青果市場だった建物の名残があちこちにある不思議な空間。元々新屋島水族館はスタッフさんたちの手作り感というか、ソフトパワーを感じる水族館だったのですが、約2年間の仮営業ということもあってか、さらにその印象が強くなっている気がします。なぜかちょっと安心。
館内には約100種類、約1,000匹の生きものたちを展示。残念ながらイルカやアザラシなどの海獣たちは連れてこれなかったそうですが、屋島で元気に過ごしているようなのでご安心を。入館料は大人500円(3歳以上小学生まで300円、2歳以下無料)、駐車場も無料なので、気軽に立ち寄れそうですね。
聞けばオープン効果もあってか、新屋島水族館の頃より平均1割増しほどの来館数とのことです。
ではさっそく館内を回ってみましょう。まずは新屋島水族館で愛嬌者として人気だったコツメカワウソの様子を見てみましょうか。みんな元気にやってる?
と思ったらぐっすりお休み中…
しかも、あられもない姿で…
訪れたのは午後のひと時、ちょうど眠気MAXのタイミングだったのでしょうか。元気な時ならこのタワーのような遊具も駆け上がるのでしょう。
あられもない姿なのに、それはそれで寝顔も可愛いと癒されたところでお次はペンギンです。新屋島水族館の頃は広い空間で、さらにガラス越しだったのですが、市場水族館のペンギンは距離が近い!
手を伸ばせばつつかれそうな距離(笑)。人には慣れているようですが、変なストレスを与えてはいけないのでそっと見ることにしましょう。
ここからはランダムに行きましょう、アカウミガメ!
ケヅメリクガメはもぞもぞと近寄ってきてくれました。
カメラの前ではイキリポーズ!(笑)
魚たちももちろんたくさんいます。
臆病者のチンアナゴはなかなか出てきてくれませんでした。でも可愛い!
そしてどこかのゆるキャラっぽいエイの顔!
ゆるくないもっちーの顔!
あかん、ちょっとエイの観察が足りんぞー(笑)
nachiko.さんが若干引きぎみで見入っていたのがこちら。
ナマコとゆかいな仲間たち。共生しているのか食べられてるのかよく分からない構図ですが、ナマコは砂の中のプランクトンなどを食べているので、少なくとも捕食されているわけではなさそう。
サメもいました。最近漁師さんから譲られて仲間に加わったそうですが、赤ちゃんサメも生まれていました。凶暴そうに見えるサメでも赤ん坊はかわいい。
そして水族館にはなくてはならないものと言えば、個人的にはこれ! そう、クラゲです。
プカプカと水の中を浮遊するクラゲはずっと見ていられますよね。なんだか心が落ち着きますし。
のはずなのですが…
密集しすぎやろ!(笑)
決して水槽が狭いわけじゃないのに片方に密集していました。そういう習性なのかな?
でも、隣の水槽はまあましバラけてました。
クラゲのマネして~っ! って言ったら硬そうなクラゲになりました(笑)
新屋島水族館のやたらと承認欲求を満たしてくれる名物金魚が、ここではまるでスター扱いです。とにかく人が近づくとアピール度がハンパない!
エサを持っていないのにこの有様です。
近くでエサをあげているちびっこも固まってました(笑)
懸命に「あなたがいないと生きていけないわ」感を押し出す金魚たちがいたたまれなくなって、思わずエサを購入しました。1個100円。
エサをあげ出すと、はるか彼方からも猛然とやってきます。
世知辛い世の中、これだけ自分を必要としてくれることなんてそうそうないと思います。SNSでいいねをもらうより承認欲求を満たされるのでぜひおお試しを!(笑)
ひととおり回ってみましたが、生きものたちとの距離が近く、思いのほか楽しかったです。
併設ショップもあるよ!かわいいグッズをゲットしよう!
新屋島水族館にあったショップもそのまま移転、水族館にいるいろんな生きもののグッズが買えますよ。
貝殻詰め放題とか何気に夢中になってしまうよね~。
nachiko.さんは最近本を読むのが好きなんだそうで、カワウソのしおりを買っていました。
という事でおしまいにしようかと思ったのですが、カワウソのしおりで思い出し、ワンチャン起きてるかなと思い再度コツメカワウソさんの元に立ち寄ってみると…
めっちゃ元気! もう飛び跳ねてるし!!
昼寝でたっぷり充電したのか、タワーまで駆け上ってくれました。
その後も童心に帰って宝探しをするなど、気が付けば2時間足らずたっぷりと楽しませていただきました。
心残りがあるとすれば、市場水族館の館長に立身出世された世直し侍こと平清親さんに会えなかったことですが、休憩スペースのモニターで暑苦しく登場してくれたので良しとしましょう(笑)
という事でオープン1か月になった市場水族館の模様をお届けしました。
高松市中央卸売市場の敷地内であり、近くにはうみまち商店街もあるという好立地もあってか、学校終わり(かな?)の子どもたちと訪れるお客さんたちも多く、平日にもかかわらずたくさんの人たちで賑わっていました。梅雨時のおでかけスポットにいかがでしょうか?
おしまい。
モデル = nachiko.
施設名 | 市場水族館 |
所在地 | 高松市瀬戸内町40-12 |
電話番号 | - |
営業時間・入場料 | 10:00~16:00(最終入館15:45) ・大人 500円 ・3歳~小学生以下 300円 ・2歳以下 無料 |
定休日 | 火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日水曜日が休館となります) |
駐車場 | 無料駐車場あり |