新型コロナウイルス感染拡大を受けてかなり影響を受けている飲食業界。その中にあって、特に大打撃と言ってもいいほど苦戦を強いられているもののひとつに、ジャズバーなどのライブを行う飲食店があります。
ご時世を考えると仕方のない事なのかもしれませんが、そうは言ってもせっかく高松にJAZZが根付き始めた小さな灯りをこのまま消したくない… そんな事を考えながら、出来る限りの感染予防対策を施して高松市瓦町にある「Nomad(ノマド)」さんにお邪魔しました。
聴く人も演奏する人も和気あいあいと楽しむ Jazz Live & School
「Nomad」は、ジャズサックス奏者でありプロミュージシャンであるオーナーの國井さんが2019年7月にオープンしたお店。ジャズバーとしての営業は木・金・土の19:00~24:00のみですが、他にもサックス・ボーカル・ピアノ・ギター・ベース・ドラムなどのレッスンも行っているとの事。
定期的に行われるプロのライブやアートセッションのほか、レッスンの成果を披露したり、何なら飛び入り参加も可能なオープンマイクも行われる、とっても活気のある愉快なお店なのです。
ジャズバーとしてのメニューも抜かりはありません。
ビールやカクテル、ワインやウイスキーなどのアルコール類はもちろん、ノンアルコールドリンクも充実。
実は今回初めてお店にお邪魔したのですが、スタッフさんとお客さんの垣根がなく、皆さん音楽仲間や愛好家の集まりといった和気あいあいとした雰囲気。僕も常連さんたちと一緒にテーブルを囲んでとりあえず乾杯!
やばい! 楽しすぎる!!
経験から、こういう雰囲気のお店は撮影を後回しにすると撮り損ねるので、盛り上がりきらないうちにオーナーの國井さんの撮影をお願いしようと声をかけると…
「分かりました。じゃあ、せっかくなので始めますかね」
と、いきなりサックスを手に取り「ミュージシャンなんだから演奏を撮れ」とばかりにライブが始まりました…
めっちゃ楽しそう(笑)
一応譜面に沿っているのかもしれませんが、即興でアレンジしまくり! テナーサックスの渋く迫力のあるサウンドは、まさしくJAZZそのもの。
僕的には「演奏の姿もいいけど、一枚ぐらいはカメラ目線の『オーナーさんです』的な写真がほしいな…」なんて思っていたのですが、演奏の最後に分かりやすくカメラ目線。
ミュージシャンの粋なモデルっぷりに思わず「かっけーっ!」と唸ってしまいました。
そしてここからはオープンマイク。
さっきまで飲んでいたお客さんが次々と演奏を始めます。
ちなみに先ほどからちょいちょい白黒の画像を入れているのは僕なりの演出です。JAZZのイメージで(笑)
以前取材にご協力いただいたカガワ写真館の香川さんも演奏されました。
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お腹が出てるので… とギターで隠れる曲をチョイスするという、いつもの自虐ネタから歌い始めましたが、大いに盛り上がりました。
お腹をギターで隠したら、昭和の「流し」みたいで萌える…(笑)
そして、香川さんが歌うダウンタウンブギブギバンドの曲なんて絶対に知らないであろう若い女性スタッフさんもノリノリ。
コロナ禍でお店に来るのが躊躇される人向けに、ライブの様子を動画配信されているんだそう。
投げ銭企画もやっているので、ぜひミュージシャンの皆さんを応援してください!
Nomadさんではジャズバーのほか、営業時間外にはレンタルスタジオや二次会、教室などの発表会等にも使えるレンタルスペース、そして、初心者から対応する「JAZZ & ART SCHOOL」は1回60分6,000円からと、音楽やアートを愛する人たちに向けたサービスも充実。
サックスなどの楽器を演奏できるようになりたい、気軽にセッションしてみたい…なんて方は、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか?
Nomadさん、楽しすぎました!
おしまい。
店名 | Nomad |
所在地 | 高松市瓦町1丁目11-17 QUEEN'S SQUARE PART2 2F |
電話番号 | 087-808-8870 |
営業時間 | 19:00~24:00 |
定休日 | BAR営業は、木・金・土曜日営業 |
駐車場 | なし |