長年地元の人たちに親しまれてきた綾川町の「喫茶オレンジハウス」さんが、店舗を改装してリニューアルオープンされたそうで、さっそくお邪魔すると、店内は明るく落ち着いた内装になっていました。
新型コロナウイルスに対する感染予防にも工夫が見られます。
店舗入り口の消毒は当然として、各テーブルには本格的なアクリルのパーテーションが!
そしてさらに、ご要望があれば天井に設置されているロールカーテンで半個室化も可能という念の入れようです。
香川県内でここまで徹底している飲食店さんも珍しい。対面で座った時の多少の窮屈感はあるものの、感染予防と考えれば安心感は満点ですよね。
本格料理店の味とこだわりを喫茶店で再現!
そして、オレンジハウスさんで注目していただきたいのが、奇をてらわないスタンダートな喫茶店メニュー。
喫茶店は普段使いで気楽に立ち寄りたいので、一見オシャレなようで実は難解なメニューなんて必要ないと思うんですよね。その点、むしろ安心感さえ漂う定番のラインナップです。
実は知っている人も多いのですが、こちら喫茶オレンジハウスさんは同じ綾川町にある高級料理店「綾瀬」さんと同じ経営者。取材の際に社長さんにも少しお話をお聞きしたのですが、たとえ定番喫茶店メニューであっても手は抜きたくないというこだわりが感じられました。
それでは、さっそく社長さんおすすめのこちらからいただきます。
本格長崎チャンポン(900円)。
喫茶店定番メニューの中にあって、唯一喫茶店らしくない異色のメニューなのですが、実は社長さんご自身とゆかりが深い長崎のチャンポンはぜひ出したい。香川の人にも本場の味を堪能してもらいたいと、麺やスープなどの食材はわざわざ長崎から取り寄せているんだそう。
実はレポーターである僕自身も、両親が九州出身である関係から長崎のチャンポンや皿うどんを幼少の頃から幾度となく食べているのですが、これはまさに懐かしい本場の味!
これこれ! この野菜や魚介のうまみが凝縮したあっさり目のスープ!
たっぷりの具と太麺で美味しくいただきました。
そして、次におすすめしたいのはオムライス(850円)。
ごく普通の定番な味を期待しているなら、まさに打ってつけなオムライスです。
これも、変に奇をてらわず基本に忠実な味。
それでも分かる人には分かる技術の高さ。
チキンライスのケチャップはともするとエグくなりがちですが、バターの味をほど良く感じる最適な塩梅。鮮やかな玉子焼きとのバランスもいいですね!
こちらも美味しくいただきました。
そして、デザートはこちらの2品。
プリンアラモード(600円)と、ソフトクリーム(350円)。
聞けば、どちらにも使われているソフトクリームは、某コンビニチェーンの人気ソフトクリームよりさらに上のランクのものを使用しているんだとか。
乳脂肪分がたっぷり入ってそうな濃厚で甘~いソフトクリームは、これだけのためにお店に訪れてもいいレベルでした。
以上、綾川町にリニューアルオープンした「喫茶オレンジハウス」さんの食レポでした。
流行りのオシャレカフェもいいですが、ゆったりのんびりするなら案外こういった定番の喫茶店の方が良かったりします。
新型コロナ感染予防にも対応したソファー席に陣取って、ゆったり美味しいランチなどいかがでしょうか?
おしまい。
店名 | 喫茶オレンジハウス |
所在地 | 綾歌郡綾川町北696-1 |
電話番号 | 087-876-3188 |
営業時間 | 6:00~15:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | あり |