冬の間は通常のランチ営業をお休みされていたオキオリーブガーデンカフェさんですが、春になり、また再開されたそうなので、さっそく今シーズンのランチをいただきにお邪魔しました。
相変わらずこの見晴らしの良いオリーブ農園は和みまくり。到着したその時からオフのスイッチに切り替わるのが自分自身でもよく分かります。
ふと見ると、農園の端の方に見慣れない建物が…
灯台??
オーナーの澳さんが「朝、気が付いたら建ってたんですよ」とおどけるその建物に近づくと、やっぱり灯台!
オリーブ農園に灯台とか離れワザすぎるのですが、実はアートの一環なんだそう。
他にもオリーブの木のシルエットをイメージした壁画や、コロナ禍で作業が途中で止まっている外国人アーティストによる木の囲い(?)などのアート作品も増えていました。
そして、以前までは見て見ぬふりをしていた古びた倉庫小屋ですが…
ここは映画のロケ地かっ! めっちゃいい感じに改装されてる!!
中に入れてもらうと、今は鍛冶屋さんが使われているという、これまた映画にでも出て来そうな作業場でした。
最近はドローンに夢中になっているとある駄菓子屋のおばちゃんが、つい先日もひょっこり来て焚火で和んでいたそうです。そのとある駄菓子屋のおばちゃんは、最近あちこちにひょっこり現れては謎の行動をしているようなので、そのうちストーキングして観察してみたいと思っています。
そして極めつけはこのゴージャスなグランピングテント!
1泊20,000円~30,000円(宿泊日による)で丸ごと借りる事ができて、何なら1人7,000円~のプロのシェフによる豪華なフランス料理のコースまで堪能できるという、仮に4人で食事付きで泊ってもそこいらのリーズナブルな旅館並みの料金でゴージャスなグランピングが味わえるという魅力的な体験もできます。
もうね、世間のしがらみやら、めんどくさい仕事の事やら、ほんと何もかもすっかり忘れてぼーっと過ごしたい! そして、夜になったら満点の星空を眺めていたい!
いつか、実際に泊まってみて記事にしたいと思います。
週末限定のランチは今シーズンも980円~。オリーブオイルをしっかり堪能できるオム卵ごはんがおすすめ!
※調理をするオーナーの澳さん。
そうこうするうちにオーナーの澳さんから「ランチできたよ~!」という声がかかったので、楽しみにしていた今シーズンのランチを堪能したいと思います。
ちなみにメニューはこんな感じ。
3種類のこだわりのランチメニューですが、こちらは今のところ金・土・日のみの提供(もしかしたら土・日・月に変更になるかも)で、他の平日は別メニューによる完全予約制ですのでご注意ください。
では、さっそくいただきましょう。
まずこちらは「オリーブたっぷりヘルシーベジカレー」。
ぽかぽか陽気に包まれ、鳥のさえずりを聞き、そよ風に吹かれながら食べるじっくり煮込んだカレーは至極の美味しさ。玉ねぎベースというちょっと甘さも感じるやさしい味もポイント。
添えられた野菜のバーニャカウダは、素材そのものを生かした素朴な味。特に驚いたのが地元産のカブなんですが、これがまるで果物のような甘さで感動しました。
デザートやオリーブ生茶はいつもの安定株。これも美味しい!
そして、おそらくここでしか食べられない「オム卵ごはん」は2種類。
「こくまろテリヤキオム卵ごはん」
新鮮な玉子かけごはんをオムレツ状に焼いた逸品です。和三盆の糖蜜が入った贅沢テリヤキソースで召し上がれ。
そして、超高級すぎて都会のハイソなレストランでしか提供されていないという自家製オリーブオイルをかけていただく贅沢な「シェフ澳のスペシャリテ」。
実はガーデンカフェをオープンされる前なのでもう2年以上も前になりますか。
このオム卵ごはんを試食させていただいた事があるのですが、その際「採算が合わないのでランチでは出しませんが、ちょっとうちのオリーブオイルをかけてみてください」とすすめられたのがこの味なんです。
オリーブの香りを凝縮した緑色のオリーブオイルが口の中に広がってなんとも幸せな気分を味わったのですが、とうとう今シーズンになって初めてその伝家の宝刀を抜いたのかという、個人的にはちょっとした感動を覚えるランチメニューです。
このオリーブオイルはぜひ体験していただきたいですね。
以上、今シーズンもパワーアップしてますます楽しくなったオキオリーブガーデンカフェさん。土日ともなると、ランチのあとそのまま2時間も3時間ものんびり過ごされるお客さんも多いというのも納得の居心地の良さです。
コロナ禍ですし、こういう屋外のガーデンカフェは感染リスクも低くてさらにおすすめです。
おしまい。
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店名 | オキオリーブガーデンカフェ |
所在地 | 高松市西植田町4560-1 |
電話番号 | 080-1623-7772 |
営業時間 | 11:00~15:00 ※平日は別メニューにて要予約 |
定休日 | 体力の続く限り無休 |
駐車場 | 有り |