いよいよ始まった瀬戸内国際芸術祭2022の秋会期。
おすすめなんといっても秋会期にしか行われない西の島しょ部なのですが、会場が離島だけに「お昼どうする?」問題が頭をよぎりますよね?
もちろん期間中はいろんなお店が出店されているので一応なんとかなりそうなんだけど、どうせなら地元の食材を使ったその土地のものが食べたい!
ということで、今回は地産地消にこだわる移動販売キッチンカー「yorimiti」さんをご紹介します!
地元の旬の食材を使った絶品ホットサンド!
瀬戸内国際芸術祭2022秋会期の会場である粟島の玄関口、三豊市詫間町の須田港。こじんまりとした瀬戸内の港がすでに離島への旅情をかき立てますが、ふと振り返ると、緑色のかわいいキッチンカーが目に留まりました。
キッチンカー・移動cafe「yorimiti」さん。こういうお店を見ると、つい立ち寄りたくなるんですよね~。
どうやら香川県産の旬の野菜を使用したホットサンドがメインのお店のようです。
メニューを見ると、よくあるありきたりなものじゃなく、ここだけのオリジナルメニュー。聞けば、その時々の旬の食材を使うので、時期によってメニューも違うのだとか。なんだかお店のこだわりを感じます。
ドリンク類も豊富。こういうのも意外とありがたい。
お馴染み、よくしゃべりよくしゃべる、美人の名残りのあるさっちゃんは、早くも店主の秋山さんとくっちゃべっています(笑)
さっちゃんいわく「秋山さんは食の天才」だそうで、県内で美味しそうな食材を見つけてはそれを素早くアレンジしてホットサンドにするだけでなく、どれも見事に美味しく仕上がるそうです。
そんな話を聞かされては食べないわけにはいかない。お腹も鳴ってきたことですし、さっそく何種類か作っていただきました。
まずはこちら「アスパラ&しらすのオリーブオイル漬け(800円)」。
アスパラは香川県産さぬきのめざめを使用。それにしらすのオリーブオイル漬けというなんともトリッキーな組み合わせなのですが、これがめちゃくちゃ美味しい! ほどよく歯ごたえを残したアスパラにシャキシャキの県産の旬野菜、これにチェダーチーズなのですから甘ったるくなりそうなところを塩味のちょっぴり効いたしらすが絶妙です。
ほんの隠し味程度ににんにくが入っているそうで、そりゃうまいはずです。というか、この一品だけで記事が成り立つレベルでした。
写真左は、さっちゃんが「おいしい!」と人目も憚らず叫んでしまった「三豊なステーキ肉味噌チーズ(800円)」。取材の様子をご覧になっていた瀬戸芸のスタッフさんが「いいものがありますよ」とお貸しいただいた素敵なランチョンマットと一緒に(笑)
そして、最初から気になっていた「たまごチーズ(700円)」と「もりもりきのこ&チーズ(800円)」。
ビジュアルからすでに卑怯な「たまごチーズ」は、仁尾産のおとひめ卵を使ったゆで玉子と玉子サラダがとても濃い! 玉子の味そのものが濃厚なのであっさり旬野菜が5倍美味しい。これもいい!
「もりもりきのこ&チーズ」はさっちゃんがテイクアウトしちゃたので実食はしていませんが、この流れで美味しくないはずがないのは容易に想像できます。結論、どれを食べてもめちゃウマなんじゃないでしょうか。
ドリンクも、僕は「モリンガフロート(500円)」なるものを初めていただいたのですが、これが意外とあっさりしていてホットサンドに合いました。
※モリンガフロート(写真左)、さっちゃんはオレンジ100%フロート
モリンガはインド原産の植物で、ビタミンやミネラル、アミノ酸などのほか、不足しがちなマグネシウムや鉄分など90種類以上の栄養素が含まれるスーパーフードなんだそう。この三豊市産のモリンガを使ったフロートは、最初は抹茶をかなり薄く爽やかにしたような味だったのですが、フロートのアイスが溶けるとチャイのような味に変化するおもしろいジュースでした。これもぜひ試してみて!
yorimitiさんの出店スケジュールは以下の通り。来月以降は公式Instagram(@yorimiti_2021)でご確認くださいね。
※須田港での営業時間は8:30~13:30に変更になっています。
今回の須田港のほか、土日は各イベント会場にも出店されているようですので、見かけたらぜひこのホットサンドを食べてみてください!
とっても気さくで愉快な店主・秋山さんが笑顔で迎えてくれますよ~。
おしまい。
※瀬戸内芸術祭秋会期開催中は須田港の駐車場は閉鎖され、近隣の臨時駐車場からシャトルバスが運行されています。詳しくはこちらをご覧ください。
⇒ 瀬戸内国際芸術祭2022秋会期粟島へのアクセスについて(三豊市)