ーーこちらは2019年5月の記事ですが、今年もぼちぼち目撃情報を聞きますので注意喚起のため再掲載いたします。--
こんにちは。ガーハラダです。
スーツ隊のメンバーであるエージェント南より「家の裏山にアヘンの原料になるヤバい花が咲いている」という極秘情報を受け急行しました。
現物を植物図鑑と照らし合わせてみると、確かにアツミゲシのようです。
アツミゲシ(渥美罌粟、学名: Papaver setigerum)は、ケシ科ケシ属の一年生植物(越年草)。和名は、1964年に愛知県渥美半島の沿岸部において日本への帰化が発見されたことに由来する。
日本ではあへん法で栽培が原則禁止されている種に指定されている。なお、保健所や警察においては学名の種小名に由来するセティゲルム種で呼ばれることが多い。
出典:Wikipedia
取り扱いを間違えると法的にヤバい事に!
現地に赴くと、ざっと目視できるだけでも5~6本は咲いているようです。
開花期は4月~6月始め。鑑賞用のヒナゲシに似ており、薄紫の綺麗な花もあって家に持ち帰りたくなるかもしれませんが、決して植えてはいけない花なんだそうです。
その樹液から麻薬成分が抽出されるため、勝手に栽培すると、大麻などと同じく法的にヤバい事になるとの事。
その見分け方ですが、観賞用のヒナゲシやポピーとの違いは大きく分けて2つ。
ひとつは「葉の形がギザギザ」で、もうひとつは「葉が茎を包むようにして生えている」というのが特徴。まさに、その特徴そのものでした。
見つけたらすぐ警察署に通報を!
撮影後、ただちにエージェント南が高松西警察署に写真を持参で通報してきました。
署員の方の話しによると、全国的に自生している目撃例が多く、繁殖力が高いため場所によっては数千本生えていたというケースも。県内でも、意外とそこいらに咲いている事もあるそうです。
発見したら、抜かずに最寄りの警察署に通報してほしいとの事。その後、必要に応じて保健所への通報も要です。
気を利かせてアツミゲシを抜いて持参される人もいるそうですが、厳密にいうと「麻薬所持」となるそうです。また、自生している場所などを証拠として残す必要もあるため、警官もしくは保健所職員が現地に向かうようです。
皆さんも、アツミゲシを見つけたらすぐに通報しましょう。
くれぐれもいかがわしい事を考えないように(笑)
おしまい。