マスク生活も長くなると、「海の綺麗な場所で、過呼吸になるぐらい深呼吸したい!」と思ったりしませんか?
ついでに言うと、セルフ口臭で地獄を見るので餃子を食べなくなった事が最近のトピックです。
そして、どうせなら彼女を誘って自粛疲れした心と身体をリフレッシュをしよう! という設定で、今回は密かに「もういちど見たい」とリクエストの多かったあいりんさんと屋島の先っぽ「長崎の鼻」に行ってきました。
本来ならイケメンモデルも呼んでデートっぽく記事にするのが王道なのでしょうが、ラブラブなカップルにストーキングしながら撮影する姿を想像するとおぞましすぎるので、あいりんさんをバーチャル彼女に見立ててご覧いただければ幸いです。
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三方から瀬戸内海を眺める絶景スポット
長崎の鼻には、ドライブがてら立ち寄るのがおすすめ。
屋島の海岸線をぐるりと一周する県道屋島公園線の狭い道をゆっくり進むと、やがて「木里神社参道口」という石碑が見えるのでそこからさらに北に折れ、砂利道をしばらく進むと道路の終点に駐車場があります。
車を降りて徒歩でしばらく進むと、いきなり猫様がお出迎え。
人に慣れているのか、かなり近づいてもじっとこちらを見つめるだけ。猫好きの彼女だときっと「かわいい~♡」なんていきなりテンションが上がると思います。
さらに進むと、なんだかいい感じの階段が!
海背景の下り階段とか、ポートレート撮影ではこれ以上ないロケーション。彼女をモデルに見立てて、どんどん撮ってあげましょう!
あいりんさんも「綺麗~っ!」と満面の笑み。
足取りも軽く階段を下りていくあいりんさんと、つい帰りの上りを考えてしまって早くも体力を温存しようとする僕。年齢の差をリアルに感じながら長い階段を下りると、砲台跡の案内板が立っていました。
長崎の鼻は、実は知る人ぞ知る江戸末期の海防の要所。
1853年ペリーが浦賀に来航して以来、国内では海防の必要性が強く叫ばれるようになりました。ここ讃岐では、1863年に幕府の命を受けた高松藩主・松平頼聰がこの地に上中下の三段の砲台を築いたのだそう。
確かにこの見晴らしだと、高松の港を守る砲台には打ってつけかもしれません。
遠くを見ていたあいりんさんが「あっちの砂浜に行きませんか?」と楽しそうに言うので、デレデレしながらついて行きました。砂浜に向かうためには結構ゴツゴツとした岩場を歩くので、危なくないよう彼女に手を差し出してあげてくださいね。
砂浜に向かうと、高松市内とは思えない蒼い海。
大きな流木があったので、ここはすかさず撮影。
爽やかな潮風と、心地よい波の音。マスクを取って深呼吸すると、身体の芯からデトックスされていくような感覚です。
特別何かをする必要もなく、ただぼーっと海を眺めるだけで癒されるのですから自然の力は偉大です。
いやもう、この砂浜だけで十分!
でも、せっかくだからとまた岩場を上って突端まで歩きました。
これは大砲の台座の跡か何かでしょうか? いや、そこまで古くなさそうなので違うような気も… 何か人工的なものが埋まっています。
ここは見晴らしがいいのと、さらに潮風が心地よいのでお尻に根っこが生えそうです。
あいりんさんも気持ちよさそうに海を眺めていました。
高松市民の何人かに聞いても「場所は聞いたことあるけど行ったことない」「そういえば随分行ってないなぁ」という反応があるほどの、知られてはいるけど案外穴場な長崎の鼻。
途中の道路が狭いのが玉に瑕ですが、高松市内からも割と近くなので、ちょっと気晴らしに出かけるのに最適です。
新型コロナのおかげで引き籠りになってしまったストレス解消にいいかもしれませんね。
ドライブデートのご参考にどうぞ!
おしまい。
モデル=あいりん
撮影・編集=ガーハラダ