近年、国内外のメディアがこぞって絶景スポットとして取り上げる紫雲出山。標高352mの山頂からは、息をのむほど美しい瀬戸内海の多島美を見る事ができます。
そんな絶景スポットである紫雲出山の紫陽花が今年も見ごろを迎えていますので、さっそく愛でにやってきました。
アジサイロードを中心に約2,000株の紫陽花が彩り豊かに咲き誇る!
梅雨の時期に咲く花と言えば、紫陽花ですよね。
現代の日本人にはかなり親しみがあり、むしろ梅雨空の紫陽花を楽しみにしている人すらいると聞きますが、実は昔はそれほど人気のある花ではなく、かの万葉集にもわずか2首しか詠まれていないんだそう。
古典にも紫陽花と雨にちなんだ歌も多く… なんてキレイ目な記事の導入を目論んで少し調べたのですが、ちょっと意外な感じがします。
ただ、昔の人の感覚はさて置き、やっぱり紫陽花には梅雨空が似合うと思うんですよね。
最近は、明るくハイキーなポートレートが流行りのようですが、雨や曇りの紫陽花はシックに、少しアンダー気味に撮ってみてもいいかも。
全長約100mぐらいかな… 遊歩道の両側がブルーに染まるアジサイロードは圧巻のひとこと! 約2,000株の色鮮やかな紫陽花は、どこで撮っても絵になります。
普通は雨が降ってきたりしたら残念なのですが、紫陽花はむしろ傘が似合う。あえて1本傘を持ってきて写真を撮ってみるのも楽しいですよ。
こんな天気なのであまり期待はできないのですが、せっかくなので絶景が楽しめる遺跡館のカフェでちょっと休憩。湿度が高くてジメジメした日はアイスが美味しいんですよね~!
景色はあまり期待してなかったのですが、天気の悪い日もそれなりに… いや、むしろ霞がかった幻想的な瀬戸内海の風景にうっとりするかもしれません。
ちなみに別の場所から撮った写真ですが、晴れた日はこんな感じ。初めて訪れた人は皆感動する絶景です。
春の桜のシーズンは事前予約が必要な入山規制がありましたが、紫陽花のシーズンは通常通り自由に立ち入れます。見ごろを迎えた紫雲出山にちょこっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
紫陽花は7月中旬ごろまで見頃だそうですが、早めに行かれた方がいいかもしれません。
Mamilyも楽しそうでした(笑)
おしまい。
モデル = Mamily/YouTubeチャンネル