学生さんや若い人たちに話の流れで「雲辺寺とか行ったことある?」なんて聞くと、2020年7月に天空のブランコが整備された直後に一度行ったきりっていう人が多いようです。
まぁ、あの絶景ですからね~、一度見ただけでお腹いっぱいになるのは分かりますが、その後天空シリーズだけでもベンチにフォトフレームが誕生し、「雲辺寺コーヒー&park」というおしゃれなコーヒースタンドがオープンしたりで、映えスポットとしてだけでなく、のんびり過ごせる公園としても充実しています。
そして今回は、ちょっとしたものなのにそれ目当てで行きたくなるあるものを見つけたのでちょこっと紹介します。
四国八十八箇所霊場第66番札所・雲辺寺。標高約900mにある山頂公園へは一般的には観音寺市にある雲辺寺ロープウェイを利用するのがマスト。まずはスピードに乗ってスルスルと上がっていくロープウェイからの景色を堪能しましょう。
廃材を利用したワイヤーアートがじんわり可愛い!リフトの柱も撤去され、ますます眺めが最高な雲辺寺山頂公園
そしてやってきました雲辺寺山頂公園。ざっと見渡すとなんだかすっきりしていませんか?
そう、旧スノーパーク雲辺寺の頃から残されていたリフトの設備や支柱などが撤去され、さらに絶景が楽しめるようになっています。
この日はまだ撤去工事が続けられていたのですが、最終的にはこんもりと盛り上がったリフト乗り場部分も滑らかに整地して、西から東へぐるりと見渡せる場所にしていくそうです。
これは以前撮影したものです。個人的にはリフトの支柱も良いアクセントになっていたとは思うのですが、整備された後の景観を想像すると期待の方が上回ってきました。とっても楽しみ!
せっかく今日は本誌でお馴染み吉田春乃さんが同行してくれたので、ちょこっと天空シリーズで撮影してみましょうか。
まずは天空のベンチ。
そして天空のフォトフレーム。天気も良かったので十分楽しませていただきました。カラフルなパラソルも無料でレンタルできますよ!
そしてやっぱり雲辺寺山頂公園と言えばこれ! 天空のブランコ。初期のものより大型になってさらに映え映えです。
ふと見ると、ひと月ほど前に立ち寄った時にはなかったシュールなものが…。
聞けば、廃材のワイヤーやボルト、ネジなどで作ったアート作品なんだとか。雲辺寺山頂公園を満喫している人たちをモチーフにしていて、どこかコミカルでかわいい。
犬の散歩かなと思ってよく見るとでんでん虫だったり、クレープかな? 楽しそうに食べているカップルだったり…。
写真撮ってる人もいる!(笑)
ほんとよく出来てる。市街地や瀬戸内海、青い空を背景にうまく撮ればSNS映えしそうですね。これを見るためだけにここを訪れてもいいくらいです。
2年ほど前にオープンした、天空のコーヒースタンド「雲辺寺コーヒー&park」のメニューもいろいろ増えているのでちょっと休憩。
ドリップコーヒーもおすすめですが、今回は三豊産の高瀬茶ラテと徳島産のすだちソーダをチョイス。とっても美味しかったですよ~!
天空のブランコがバズった3~4年前に行ったきりって方、いろいろ楽しそうなものが増えていてびっくりしたでしょう?
これからだんだんと暑くなってきますが、標高約900mにある山頂公園は下界より10℃近く気温が低い日もあったりで真夏でも過ごしやすい場所です。久しぶりにロープウェイに乗って出かけてみてはいかがでしょうか?
お子様連れでも楽しめますよ~!(笑)
おしまい。
⇒ 雲辺寺ロープウェイ
モデル = 吉田春乃 / Twitter @HarunoYoshida