ラジオ番組のレギュラーや多くのイベントに出演し、ヒットチャート入りも連発する高校生ギタリスト・馬場美夕さん。実は彼女、ギターだけでなくアウトドアも大好きみたいで、前々から「キャンプの取材に行きたい!」と言われていたのです。
でも、春夏は虫が出てきて嫌やし、冬は寒くて心が折れる。そもそもキャンプ道具を揃えて、現地で設営するのがめんどくさい…。そんなわけで「また今度ね~!」とか言いながらはぐらかしていたのですが、なんと冷暖房完備の客室内でキャンプができる国民宿舎があるというのでドヤ顔で美夕さんを誘ってみました。
瀬戸内海国立公園 津田の松原にある国民宿舎松琴閣「じゃこ丸パーク津田」さん。
楽しそうにしてますが、この日は初雪が降るほどの寒さ。ガチなキャンプならすでに心が粉砕されているところですが、今回はぬくぬくの屋内。秒で撮影してさっさとフロントにお邪魔しましょう。
1日1組限定で最大6名まで宿泊可!BBQや焚火までできる「CAMP365」
フロントで挨拶を済ませ案内されたのは3階。エレベーターのドアが開いたとたん目に飛び込んだのがこちらの案内板。「ドアの向こうはキャンプ場」というのが異世界感すらあってワクワクします。
そして扉を開けると…
すごっ! ほんまにキャンプ場やん!
てか、思ってた以上に広いスペース!
大地に寝転がると気持ちいい~っ!
室内やけど…。
こちらの「CAMP365」は、1日1組限定で大人2名より宿泊可。最大6名まで宿泊できますが、寝心地の良さそうなベッドは4台です。
お子さんなら添い寝でもいけそうですが、そうでなければ余った2名は寝袋となります。
でも、これはこれで楽しそう(笑)
インドアキャンプを楽しむいろんなアイテムも整っていて、例えばキャンプテーブル&チェアセット、ランタンにケトル、マグカップまでアウトドア用を使っているという細かさ。
チェックインは15時なので、夕食前のひとときをコーヒーでも飲みながらゆったり過ごすのもいいし、
ハンモックに揺られながら昼寝をするのも幸せなひと時ですよね。きっといい夢見れるに違いない。
Wi-Fiも完備し、ポータブルスピーカーも備えてあるので、ご機嫌な音楽をBGMに、思い思いの時間を過ごすことができます。
てか、思い思いすぎるやろ!
夕食は持ち込みもOKですが、レストランでの会席料理やBBQ(4月~11月)も別料金で楽しむこともできます。夏に取材でBBQの記事を書きましたが、瀬戸内海を見ながらのBBQは最高でしたよ~!
関連記事 夏はやっぱこれ!手ぶらでOKの浜辺でバーベキュー(じゃこ丸パーク津田)
そして夕食の後は館内の「津田の湯」で心も体もぽっかぽか… でもいいし、遊び足りない人は部屋からテラスに出て薪割りから火起こしして焚火なんていかがでしょう。テラスで焚火や花火(持ち込めば可)ができるなんて、なんとなく罪悪感があって普通のキャンプ場よりスリルがあるかも(笑)
天気が良ければ、備え付けの天体望遠鏡でそのまま天体観測に突入するのもいいですね。周辺は海や津田の松原が広がっている立地なので光害も少なく、綺麗な星空が見られそう。
個人的には、ここで美夕さんにバンプの「天体観測」を弾き語ってほしい。※妄想です。
ちなみに、今回のようにどんより雲に雪が舞い散る残念な空の時には、これまた備え付けのプラネタリウムで「数えきれない星空が今もずっとここにあるんだよ」と弾き語ってもOKです。(もうええって!)
そして、子どもたちにとっては一生の思い出となるテントでのおやすみタイム。ランタンなんかもあるので楽しすぎて眠れないかも…
いつもは「いつまでも遊んでないで寝なさい!」なんて叱っているママも、この日だけは大目に見てあげてください。たっぷり夜更かしした後は、きっと幸せそうな寝顔を見せてくれることでしょう。
という事で、虫とか寒さとかいろいろあって、キャンプに興味があるけどなかなか重い腰が上がらない皆さんにおすすめの「CAMP365」を紹介しました。
普通の旅館やホテルなどと同じようなアメニティも揃っているので着替えだけでOK! 天気や暑さ寒さも気にせずおいしいとこ取りの全天候型インドアキャンプをぜひお試しあれ!
美夕さんも楽しすぎていつもよりテンション高めでした。
チェックアウトの際にはぜひお土産もどうぞ。
1階フロント前にはちょっと珍しい地元の美味しいものや、お肌に優しいご当地ハンドクリームなどいろいろありましたよ!
記念写真も忘れずに!
おしまい。
馬場美夕(ばば みゆ)/ Twitter @miyuguitars