こんにちは。
インスタ映えを意識するあまり、インスタ蠅のようになっているガーハラダです。
ダジャレかいっ!
さて、あちこちで紅葉の便りが届き始める今日この頃、読者の皆さんもカメラ片手に紅葉の名所散策を目論んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ひと足早く紅葉の見ごろを迎えている四国88番札所、大窪寺にやってきました。
インスタ映えを意識していろいろ撮影してみましたので、ぜひ参考になさって下さいね~!
山間部にある大窪寺はすでに紅葉が見ごろ!
平日とは言え、紅葉の名所である大窪寺には、朝からたくさんの参拝者が来られていました。
四国八十八か所結願の霊場、つまりお遍路巡りのゴールである事で知られ、香川県内でも人気のお寺でもあります。
一般の観光客に交じってお遍路さんの姿も見られ、風情を感じますよね。
参道の脇道を進むと、すでに見事な紅葉となっていました。
いやいや、腕が鳴りますねぇ~
この日は快晴。
光と影がはっきりするシチュエーションですので被写体によって細かくカメラの設定を変えたいところです。
ただし、あまりにもこだわりすぎるとせっかくの紅葉を楽しむ余裕もなくなってくるので、今回は主に2つのポイントだけ意識して撮影しました。
ポイントは、露出補正と彩度調節
紅葉は空に向かって見上げて撮る事が多いと思いますが、そうすると空が明るすぎて紅葉が思いのほか暗く写ってしまいます。
という事で、カメラの露出補正をプラスにして明るく撮影しましょう。
ただし、明るくすると色目が薄くなって紅葉らしさがあまり出ないので、少し彩度を上げて鮮やかに撮ります。
この写真は空が入っているので露出補正も2.0までプラスにしています。
光がほどよく入って透明感のある写真に仕上がったと思いますがいかがでしょうか?
紅葉のはしりにはまだ青い葉も残っているので、そのままハイキーでカラフルに撮ってみました。
ちょっと明るすぎたかな・・・
目の高さに垂れ下がった紅葉は背景意識してみましょう。
光の反射具合で露出補正は0~+1.0ぐらいでしょうか。
紅葉ど真ん中! 的に赤背景にしてみたり、
まわりの景色を入れてみてもいいですね。
可能なら紅葉に寄ってみましょう。
実は「インスタ映え」の基準が分からないのですが、結構みなさん全体を写した写真が多いと思います。
そんな中で「寄り」の写真は案外「上手な写真」に見えたりするんですよね。
今回はNikonの一眼レフを使っていますが、ここまで寄るとスマホでも背景がある程度ボケますのでさらに上手に見えますよ。
また、紅葉ではなく枝や幹を主役に撮ってみるのも面白そうです。
と、ここまでは露出補正をプラスにしていましたが、逆にマイナスにしてシックに撮る場合もあります。
足元を見てみると、かわいらしい被写体がころがっていました。
半分枯れてて残念なのですが、紅葉の絨毯っぽく撮るのも面白いですよね。
地面をほふく前進のような格好で撮っていると、おばちゃんの一団が通りかかりました。
「見て!プロの人が上手に撮りよる」
「あたし娘から聞いたん、あれインスタバエってゆうらしいで」
「あの人、ハエ撮っとんな」
「珍しいハエでもおるんな」
「きゃっきゃっきゃっ♡」
私は昆虫学者かっ!w
という事で、冒頭のダジャレと相成ったのでございます。
あと、補正をマイナスにしたら良いものとしてこんなのがあります。
灯篭? 越しにメリハリを付けたい場合とか、
お寺の建物越しに
紅葉を切り取りました的な・・・
よくお寺や庭園の室内から切り取るような形で紅葉を撮った写真があると思いますが、欲張って全体を撮るより、明暗をくっきり分けた方が紅葉が映えますよね。
と、いろいろ撮影してみましたが、これからあちこちで見ごろを迎える紅葉。皆さんも一度、露出補正と彩度を意識して撮ってみてはいかがでしょうか?
おしまい。
おまけ。野田屋さんの天ぷら蕎麦をいただきました!
大窪寺の参道のすぐ脇に野田屋さんがあります。
「限定こだわりそば」のノボリに誘われて入ってみましたが、店内からの紅葉がとても綺麗でした。
お茶が入ったやかんがかわいい♡
迷いましたが、やはり定番の天ぷら蕎麦でしょう~!
天ぷらは揚げたてのアツアツ。
お蕎麦は、太めのざっくり切った田舎蕎麦。
※変な体制で撮ったので、手ぶれ御免でお願いします。。。
うどん県に帰化して十数年、すっかり蕎麦の存在を忘れておりましたが、香川県でそこそこ美味しいお蕎麦が食べられるなんて驚きでした。
ましてや、よくある細麺ではなく田舎蕎麦!!
元関西人としては、たまにむしょーーにお蕎麦が食べたくなる事があるのですが、香川県ではお蕎麦屋さんは絶滅危惧種。
ちょっといいとこ見つけました(笑)
店名 | 野田屋 |
所在地 | 香川県さぬき市多和兼割87-5 |
電話番号 | 0879-56-2028 |
営業時間 | 7:00~17:00 |
定休日 | 年中無休 |
駐車場 | 有り |