
琴平町の金丸座で行われる「第39回四国こんぴら歌舞伎大芝居」に向けて、日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)から、観客用のひざ掛けと座布団が寄贈されました。町役場で行われた寄贈式には、関係者や琴平町の片岡英樹町長らが出席しました。
今回、日本航空から寄贈されたのは、観劇中に使えるひざ掛けです。金丸座の雰囲気に合うようデザインされており、旧金毘羅大芝居の座紋と、JALのシンボル「鶴丸」があしらわれています。観客とのご縁を大切にし、そっと寄り添うような存在になれば、という思いが込められているそうです。

一方、全日本空輸からは、新しい座布団が寄贈されました。今回で4作目となるこの座布団は、琴平高校美術部の生徒がデザインを担当。四隅には波模様、中央には「大入り」の文字が配置され、「たくさんのお客さんが波のように訪れてほしい」という願いが込められています。染めや綿入れなどは、県内の職人が一つひとつ丁寧に仕上げました。

式典では、JALの中橋支店長が「こんぴら歌舞伎は、日本の伝統文化を未来へつなぐ大切なイベント。地域の皆さまと一緒に盛り上げていきたいです。」とあいさつしました。
また、ANAの細谷支店長は「25年以上続いている座布団寄贈を、今回も続けられてうれしく思います。航空会社の枠を超えて、地域を応援していきたいです。」と語りました。
片岡町長は「金丸座は110年以上前に建てられた歴史ある建物で、魅力もありますが、どうしても不便な面もあります。今回の寄贈で、より快適に観劇していただけると思います。」と感謝の言葉を述べました。

第39回四国こんぴら歌舞伎大芝居は、2026年4月10日~26日に開催予定です。新しいひざ掛けと座布団に包まれながら、ゆったりと江戸情緒あふれる舞台を楽しめそうですね。
