こんにちは。
本業のからみで、わりと頻繁に高松空港に立ち寄っているガーハラダです。
高松空港と言えば、言わずと知れた香川の空の玄関口。
今年の4月に民営化され、その後、空港ビル内はちょこちょこ利用者の利便性向上に工夫が見られるようになりました。
そんな中、僕が日ごろ感じている事があります。
それは・・・
高松空港さん、やたらとうどん推ししてね?
という事です。
そこで今回は、高松空港のうどん推しの現状をざっくりお伝えしたいと思います。
うどんダシ蛇口にうどん椅子?!
これは数年前からあるので、すでにご存じの方も多いと思いますが、
ターミナルビル2階の国内線と国際線のちょうど真ん中、ファミマの横にあるのがこちら!
空港だし!!
お隣りの松山空港にある「ポンジュース蛇口」に対抗してか、高松空港にはうどんダシの出る蛇口があります。
蛇口をひねると、チョロチョロとうどんダシが出てきます。
さぬき麺業さん提供のダシは、なぜかホッとする美味しさ。
これから高松を後にされる方には名残惜しさの一杯、高松に来られた方には挨拶代わりの一杯になかなかの人気のようです。
午後になると終了している事もあるので、お早めにどうぞ。
そして最近気づいたのですが、ロビー各所に設置されている椅子がへんてこりんな形になっているのです。
でも、よーく見て見ると・・・
これ、うどんやん!
その座り心地ですが、適度に柔らかくてコシがある!
長時間座っても腰に負担のかからない設計になっているのか??
ちなみに、たまたま横に座っていた女性に「これってうどんに見えますぅ?」って聞いてみたらまさかの中国人だったので、
「This is… U・DO・N」って教えてあげたら、露骨に舌打ちされました・・・
まぁ、たまには日中友好失敗もあるさ! と涙目でおもむろに顔を上げると、
やっぱ、うどん推しなんや・・・(笑)
他にも、荷物を受け取るベルトコンベアーからうどんが流れて来るという現場を、以前この目で見た事もありますが、さすがに保安エリアなので写真は自嘲しておりました。
どこか行って帰ってくる際にでも確認してみて下さいね。
うどん店比率が高すぎる!
他にもうどん推しが露骨な例としては、おみやげ屋さんがあります。
どのお店も一番目立つ一等地に大々的にうどんが置かれているのはすでに高松空港の風物詩。
以前、うどんからWiFiが出てたような気がしたのですが、今は違うマークになっていました。
※写真は以前(実は記憶にない…)撮影したもの。
これは僕の思い違いかな・・・
もしかしてJR高松駅だったかも・・・
そして、絶対他の空港ではあり得ない事が高松空港では起こっています。
それは・・・
6店舗ある飲食店のうち、実に4店舗がうどん屋さんとか、どんだけうどん推しやねん!
2Fに行けば、さきほどうどんダシ蛇口を提供していたさぬき麺業空港店さん。
その向かいにあるさぬきうどん香川さん。
1Fに行くと、到着ロビーの人達でいつも賑わっているはやし家製麺所さんが。
あれっ? 空港にあるのはこの3つだけじゃないの? と思っているあなた!
ふふふっ、実は隠れた穴場のお店があるのです。
そう、コアなさぬきうどんフリークならご存知のあのお店、さぬき麺業高松空港従業員食堂店さん。
ここは、ターミナルビルの東側、国内線側の隣の建物にひっそり営業している知る人ぞ知るお店なんです。
お店の名前のとおり本来は空港で働く人向けのお店なのですが、一般の人の利用もOKです。(ただし、お店の前の駐車場は一般開放していませんので、空港有料駐車場利用となります。)
店内は、いかにも社員食堂っぽい雰囲気です。
お昼時でもわりとすいていたりするんですよね。
※とり天うどん500円、営業時間(10:00~14:00)
お味は、さぬき麺業さん独特の上品なコシのある麺に王道のいりこ出汁。
ちょっと入りにくいかもしれませんが、勇気を出してぜひどうぞ。
以上、高松空港のうどん推しの現状をサラッとレポートしました。
昨今は海外からの観光客も多い高松空港。初めて香川県に訪れる人も多いであろう空の玄関口にこれほどうどん推しがあれば、きっとあっという間にさぬきうどんに洗脳される事でしょう。
「うどんだけじゃない香川県」とは言いますが、最初のとっかかりとしては分かりやすいアイコンでもありますので、ここまで推していただけると(実はそれほど意識してないのかもしれませんが…)むしろ香川県民として有り難く思えてしまうから不思議です。
民営化された高松空港さんには、もっと斜め上を行くうどん愛を県外の皆様に伝えていただきたいですよね。
めっちゃ応援しています!
おしまい。