坂出市の商店街で行われた「第36回津島寿一杯囲碁まつり」の様子をレポートします。
往時は多くの地元買い物客でにぎわった坂出市の商店街。
モータリゼーションの発展と郊外型ショッピングセンターなどの台頭により、多くの地方都市と同様、今ではすっかシャッター街となってしまいました。
こんな自虐ネタの垂れ幕まで出てしまうという・・・
昔はよかったのんなぁ~ by坂出商店街
本音すぎる・・・
そんな、日曜日だというのに猫の子一匹も歩いていない坂出商店街に異変が起きました。
うおーーっ!
めっちゃ人来てる!!
坂出市長さんもホクホク顔です。
実は、そんなシャッター街に元気を取り戻してもらおうと、囲碁まつりが開催されたのです。
シャッター街を制圧して行われた囲碁まつり
こんにちは。
前回に続いてパシリ要員となっているガーハラダです。
今日は別嬪さんと一緒です。
うそうそ、女流プロ棋士である吉原由香里さんにデレデレしながらツーショットをお願いしました。
そして、本日も日本棋院香川県本部の会計係でもあるガーイシダとともにレポートしたいと思います。
第36回津島寿一杯囲碁まつり。
司会進行役は、名人戦の前夜祭に続いて岡田さえさんが持ち前の華のある笑顔で仕切っていただきました。
Facebookの友達承認ありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
そして、吉原由香里六段の他にもゲストとして・・・
プロ棋士の万波奈穂三段
をはじめ、たくさんのプロ棋士の皆様が参加されました。
対局は意外とガチなんです!
そして、各クラスに分かれて対局がはじまりました。
みなさん、真剣な表情で碁を打たれています。
最年長、101歳のおじいちゃまもしっかり対局されていました。
お聞きすると、会場までご自身で車を運転されて来られたそうです。まだまだお元気で、頭を使う事が長寿の秘訣なんでしょうかね。ほんと、尊敬します。
こちらは、子供たちの対局場。
実は並行して「第2回津島寿一杯こども囲碁名人戦」も開催されました。
やばい! かわゆすぎる~!
講師はプロ棋士の水間七段。
九路盤と言われる初心者用のミニサイズの碁盤を使って、囲碁のルールから基本的な打ち方についてレクチャーされていました。
おおよそ、子供さんが囲碁を覚えるために参加されていたようですが、中にはお父さんの方が初心者だったというパターンも。
私もぼちぼち覚えないとガーイシダの圧力がハンパないですからね~
なかなか囲碁教室までは行けないので、ネットで腕を磨いています。もちろん九路盤で(笑)
■参考記事
プロ棋士と夢の対戦! 指導碁も盛り上がりました。
ふと気が付くと、さっきまでうろうろしていたガーイシダの姿が見当たりません。
また女流棋士にでもちょっかい出しているのかと思っていると・・・
囲碁打っとんのかいっ!
しかも・・・
イケメン相手やし!
なるほど、そっち系ね(笑)
その点、息子のイシダジュニアはいたって健全。
しっかり吉原由香里先生の前に陣取って教えてもらっています。
少し、様子を見ていましたが、
「ここをこうしてごらん♡」
なんて、甘い声で優しく教えてくれます。
普段「ごらん♡」なんて言葉を聞きなれていない西日本の男子は、多分これでイチコロですね。
「指導碁」は、本日参加されたプロ棋士みなさんが対応されていました。
プロの棋士に直接教わる事なんてそうそうないので、貴重な経験ですよね。
「指導碁」は今回のような囲碁まつりのようなイベントでわりとやっていますので、少し囲碁を打てるようになったらぜひ参加してみましょう!
運が良ければ、プロ棋士の皆さんと交流もできますしね。
という事で。
シャッター街となっている坂出商店街ですが、久々に活気のある日曜日だったのではないでしょうか?
実は坂出市さんは、囲碁の振興にいろいろと力を貸していただいておりまして、頻繁に囲碁関係のイベントが開催されています。
「囲碁と言えばおじいちゃんの趣味」みたいなイメージもあると思いますが、実際に始めてみると意外といろんな楽しみがあって、しかもそれほどお金もかからないので、趣味としてはかなりアリだと思います。
私もまだまだ本当の意味での囲碁の楽しさは分かっていませんが、それでも初心者なりの楽しみ方はたくさんあります。
みなさんもぜひ一度囲碁のイベントに足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
イベント情報などは日本棋院香川県本部Facebookでご確認ください。
取材協力:日本棋院香川県本部
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