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北浜で芸術体験!香大生によるテクスチャーアートのワークショップ開催(高松市)

香川大学生が高松市北浜町の地域活性化を目指して活動するプロジェクト「Kitahama Lab」。今回は、彼らが主催する「テクスチャーアートワークショップ」にお邪魔しました。

 

いつも若者たちで賑わっているおしゃれスポット「北浜アリー」。
この北浜アリーを中心とした高松市北浜町で地域活性化のために活動する香川大学「Kitahama Lab」がアート系ワークショップを開催するというのでお邪魔しました。

 

Kitahama Lab 主催「テクスチャーアートワークショップ」

年に何度か開催されているKitahama Labのアート系ワークショップ。回を重ねるごとに認知度も増しているようで、前回取材にお邪魔した時よりもさらに参加者が増えているよう。親子連れを中心に満員御礼の賑わいです。
Kitahama Labのメンバーによる簡単な自己紹介とワークショップの説明の後、さっそくテクスチャーアート作りが始まりました。

テクスチャーアートとは、キャンパスに絵具と粘り気のあるペーストで立体的に描く抽象画のこと。特別な技術がなくても誰でも簡単に直感的に描けるので、親子で楽しむには最適のアートです。

どんな絵にしようかな? どの色を使おうかな? なんて、早くもいろんなイマジネーションがあふれているようです。

まずは好きな色のアクリル絵の具にペーストを混ぜて…

大人になるといろいろ考えすぎてなかなか手が進まないものですが、子どもたちは直感的に気に入った色を選んでどんどんキャンパスに描いていきます。

Kitahama Labも代が変わって最初のワークショップですが、さすが2、3年生はちびっこの扱いも上手。今回初めてオリジナルTシャツに袖を通した1年生も最初はぎこちなさも出ていましたが、うまく輪の中に入って行き、ちびっこたちに話しかけていました。

大学生のお兄さんやお姉さんにいろいろ教わりながら、ちびっこたちの絵もどんどん進んでいきます。ペインティングナイフなんて多分初めて使う子も多いはずですが、みんな器用に使っています。

筆で描く絵と違って、色を塗るというより盛って重ねるイメージなので抽象的な絵になります。動物や花を描くにしても普通の絵と違って写実的にはならないので逆に自由な発想で描けますし、どの作品もそれらしくなるから不思議。
「うちの子すごい!」って思える作品になるので、親子で一緒になって楽しめばいい思い出になることでしょう。

仕上げはキラキラの魔法の粉を振って…

さぁみんな、上手にできたかな?

おっ! とってもいい感じ! 持っ帰って家の中で一番目立つところに飾ってもらおうね。

Kitahama Labの参加メンバーからの感想です。
「アート体験が話題の今、北浜alleyでもアートを楽しんでもらえることが出来て嬉しく思います! 前回のワークショップイベントからのリピーターの方もいらっしゃって北浜に訪れるきっかけ作りに繋がっているように感じます。参加者の方のそれぞれの個性溢れる素敵な作品を1日通して沢山みることができ、達成感のあるイベントとなりました!」

街の活性化って、オシャレなお店や建物などのハード面も大切ですが、やっぱりその街にかかわる「人」なんですよね。
初めて訪れた場所での地元の人との何気ない会話、温かく迎えてくれるお店の人のちょっとした笑顔、そして今回のような学生たちとのふれあい。そのひとつひとつがいつまでも消えない思い出となり、その積み重ねが街のイメージに繋がっていくのだと思います。

香川大学Kitahama Labの皆さんは高松市の北浜エリアを盛り上げようとさまざまな活動行っています。ワークショップもまた開催するそうなので、SNSを時々チェックしてみてくださいね!

Kitahama Lab / Instagram @kitahama.lab

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