新型コロナの流行により、すっかりバーやライブハウスに足が向かなくなってしまったのですが、こういう時だからこそ余計に行きたくなるのも人情というもの。
今回、ある人からアコースティックライブにお誘いいただき、しかも感染予防もしっかりされているお店だと聞き、ふらっと立ち寄ってみる事にしました。
高松市の菊池寛通りにある「LIVE & BAR LA FONTAINE(ラ・フォンテーヌ)」さん。
今夜は歌うまなアマチュアミュージシャンによる懐かしの曲が聴けるそうで、すでに心が弾んでおります。
音楽好きが集まる大人の隠れ家的なライブ&バー
お店にお邪魔すると、すでにカウンター席はほぼ埋っているという状態。
席ごとに仕切りが設けられ、飲み食い時以外はマスク着用、演奏席との間には透明のビニールシートが吊り下げられていて、なるほど感染防止対策もきちんと行われている様子です。
ふとカウンターを見ると、何やら見慣れないミュージシャンのCDが販売されていました。聞けば、県内のアマチュアミュージシャンたちがオリジナル曲を収録したもので、ファンの方が買っていかれるのだとか。
一見さんの僕にも気さくな笑顔を向けてくれるマスターやフレンドリーな常連さんたちに「やっぱ音楽好きっていいなぁ」と、いきなり居心地の良さを感じました。
※マスターの田所さん
今夜のアコースティックライブは4名のアマチュアミュージシャンがそれぞれ30分ほどの持ち時間で演奏されるとの事。
料金体系も1,000円のチャージ+飲食代というリーズナブルなもの。ドリンクはソフトドリンクやアルコールが500円~と、これまたリーズナブル。さっそく僕もノンアルコールビールをお願いしました。
ちびちびノンアルを飲みながらいろいろ楽しい会話をしていると、いよいよトップバッターのたまちゃんさんからライブのスタートです。
ご自身が中学生の頃からの大ファンだという長渕剛さんの曲を次々に熱唱。
曲の合間にはご自身の青春時代のエピーソードを面白おかしく交えながら場を温めてくれるので、ライブの雰囲気もめっちゃ愉快です。
有名なナンバーや熱心なファンにしか分からないマイナーな曲まで歌い上げ、あっという間の楽しい時間でした。
お疲れさまでした。
続いての登場は、名前からしてすでにあやしいとびどーぐさん。
見た目もめっちゃあやしかったです(笑)
でも、歌い始めるとこれが意外に声が綺麗。懐かしいの80年代から90年代の歌謡曲やオリジナル曲などかなり聴かせていたたぎました。
自虐ネタや、きっとわざとであろうスベリまくりのMC、まるでバカリズムばりの紙芝居ネタの披露など、歌以外の見どころも満載でした。
あやしかったけど、実はいい人っぽい(笑)
そして、今回ライブに誘っていただいたカガワ写真館のゆうちゃん!
普段話していると普通なのですが、何かのスイッチが入った時のゆうちゃんは最高におもろい人なのです。きっと今夜もゲラ笑いさせてくれる事でしょう。
レパートリーも広く、しかもピンポイントで1980年前後の歌謡曲を揃えてくるあたりはさすがです。
演奏が始まる前に年齢を聞かれてニヤリとされていたので僕に合わせてくれるのかな…と一瞬期待しましたが、ちょっと遡りすぎました。その時代だとまだ思春期手前で、僕は蛍と一緒にキツネに向かってるーるると言ってた頃です。
それでも会場のボルテージは最高潮です。
曲間のトークも会場を巻き込む笑いを取り、アンコールでは聖子ちゃんの青い珊瑚礁を歌うというのでウケ狙いかいっ!と思わずツッコみそうになりましたが、思いのほかメチャうまで歌い上げたので、僕の「なんでやねん!」もつい南の風に乗って走ってしまいました。
と、久しぶりに楽しい夜を過ごし「またぜひお邪魔したいなぁ」なんて思ったのですが、取材に伺った翌日に県より21時までの時短要請が発表されてちょっと残念…
おそらくラ・フォンテーヌさんも変則的な営業になるんじゃないかと心配しておりますが、こういうファンに支えられた楽しいお店はぜひ頑張っていただきたいですよね。
ゆうちゃんの歌い上げた後の昇天しきった顔もまた見てみたいです(笑)
おしまい。
※新型コロナの影響で、営業日や営業時間は変更になるかもしれませんのでご注意ください。
店名 | ラ・フォンテーヌ(cafe & Bar LA FONTAINE) |
所在地 | 高松市亀井町8-9 HOUSE809 2F |
電話番号 | 087-837-0971 |
営業時間 | 18:30~翌1:00 |
定休日 | 日曜日 |
駐車場 | なし |